大切な悲しみも、悲しみだけでない感謝も伝え合いたい。。。(第85回NICU命の授業 in 横浜みなとみらい保育園)

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先週の新生児病棟の朝の多職種カンファレンス。
終わりに看護師さんの1人が

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沢山の人達の愛情を感じて(2024年2月8日)

のしいちゃんの卒業のことを報告とご家族の言葉を
スタッフに伝えてくれていました。

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伝えながら涙を流していた看護師さん。
しいちゃんとママさんとパパさんに心寄せているのがわかり
皆で看護師さんの言葉をシェアしたこの日でした。
新生児病棟を退院して行った先のご家族の思いや言葉も
大切にする看護師さん達の姿勢を大切に思えました。

今週、遅めの昼食かつ、慌てて病棟に戻っていたら
声をかけてくれたご家族がいました。

ともなちゃんのママさんとパパさんでした。
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で1年後にまた来ますと伝えてさっていた
ともなちゃんのママさん、1年がたったのだと
実感しました。

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今年はパパさんもご一緒にきてくださり
再会をうれしく感じていました。

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勝又先生も飛んできてくれて、この1年のこと、
お姉ちゃんのこと、ともなちゃんとの日々を偲びつつ
四人家族で友奈ちゃんも含めて今を過ごす
ママさんやパパさんとの再会を喜び合っていました。

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ママさんとパパさん、ともなちゃんにとってはここもお家に
思えてと言う言葉に、

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ともなちゃんはお家にも、ここにも
ご家族と一緒にもいるし、自分達とも一緒にいると思えます
と伝えたこの日でした。また、1年後にきたいと伝えてくれて
別れたこの日でした。ともなちゃんの命がくれた
ご縁を大切にしたいと思えます。

この翌日、
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朝から横浜駅にいきました。

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 帷子川を渡り、
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たどり着いた
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みなとみらい保育園です。
昨年の今頃もきました。

今年も保育園の卒園を控えた
園児の皆様に
のゆうせいくんのご家族と
一緒にNICU命の授業を担当しました。

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NICU命の授業: 小さな命を守る最前線の現場から 

の保育園バージョンというか昨年の経験から保育園のお子さん達にも
話せることはある気がして準備してきました。
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ゆうせいくんのことをご家族と自分で
園児さんに伝えるつもりで一緒に授業しました。
園児の先輩である、ゆうせいくんのおねえちゃんが
弟のことを伝えるのを応援する気持ちで参加していました。
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当時の写真などをみせながらお姉ちゃん、
ママさん、パパさん、自分でそれぞれが感じていたことや
交わした言葉、ゆうせいくんに思っていたことなどを
語らうような授業にしました。

「赤ちゃんが病気で入院する」ということ自体を
知らないというか驚いた園児が多かったでしたね。

NICUの治療の様子やご家族の様子を動画でみせて
一人一人に大切に想うご家族がスタッフがいて
命は見守られているのを感じてもらえたらと思えるし、
命に何かあったら悲しむ人たちが沢山いることを
園児の皆さんに感じてもらえたらとも思えました。

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保育園のお子さん達、もちろん難しく感じることもあるのだろうけど
一生懸命に聞いているのを感じます、これは中学や高校でもないくらいの
一生懸命さに思えました。

自分もママさんの言葉、パパさんの言葉、お姉ちゃんの言葉に
当時のこと、今までに感じてきたことの沢山の言霊をもらった
気がしてゆうせいくんの命の意味を改めて感がえる時間でした。
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ゆうせいくんのお姉ちゃんはNICUで姉面会していたときは
3歳でしたが、NICUでのことをいろいろ記憶しているのが
わかり、3歳の女の子のとっても一生残る経験をしていたのだと
思えるし、
保育園に通っていて、ゆうせいくんと同じ年下の子を
みて、どうしてゆうせいくんは今いないのだろうとか、
弟がいることを伝えられないもどかしさで寂しくなることが
あったということを改めて感じました。

この授業を通じて感じたのは
病児や障害児のきょうだい支援と共に
弟さんや妹さんとお別れしたきょうだいのお子さん達の
グリーフシェアも大切な気がしてきました。

ゆうせいくんの命のガンバりや存在を
お姉ちゃんが周囲に伝えられる機会になればきた甲斐が
あるとも思えていた授業でした。

最後に質問した男の子
「知らない人なのにこんなに悲しくなるのはなぜなんだろう。」
と涙を流して質問してくれた子がいました。

ゆうせいくんのママさん、
「泣いてくれてありがとうね、優しいね。
自分の知らない人にも優しくなれるって強い人になれるんだよ」
と伝えたり、ゆうせいくんのパパさん
「自分はすぐ泣いちゃうんだよ。でも
泣いてもいいかなと思っているんだ」
というその男の向ける笑顔が優してすごく
素敵でした。

ゆうせいくんご家族、毎年NPO団体として
こども医療センターにクリスマスを届けてくれたり、
こども医療センターに集う子供達とご家族の応援を考えてくださる
自分には心強い存在です。
この日も改めてご縁をくれたゆうせいくんの命にも感謝でした。


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最後はこども医療センターで働き今はこの保育園で
働いている看護師さんがこども医療センターで働いていた
頃のことを伝えつつ、保育園でみんなを応援している気持ちを
伝えてくれていましたね。

園の先輩家族や保育園の先生の言葉は
こども医療センターなどがテレビや映画でなく、
自分達の世界につながる現実なんだということを
伝えてくれる気がして、難しさを感じる保育園の授業ですが
このような形ならできるなと改めて思えた経験でした。

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横浜駅でゆうせいくんご家族と別れ、電車で12分の弘明寺へ戻り
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午後からこども医療センターに復帰。
仕事の合間で勉強会している看護師さん達。
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入院の赤ちゃん達の診療をすスタッフ。
それぞれに命に向き合っているのを感じました。

NICU卒業生の赤ちゃんやご家族から気づかされている
ことを大切に今目の前にある沢山の命達に日々みんなで
向き合っていけたらと思えます。

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リニューアルオープンから
4年間にご寄付くださった948件の皆様に
向けて感謝を込めて収録した

下記の4周年報告会、是非多くのスタッフ、応援して
くださる皆様にご覧いただければ嬉しいです。



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コメント欄、ニックネームだけでコメント登録可能ですので
ブログ記事へのご感想などもお寄せいただければありがたく感じます。

ブログの感想など自分や担当医にお伝えくだされば
お写真撮影に伺いますので登場してもいいかなと思える
入院中の皆様にはお声がけくだされば幸いです。


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7-11月に104件のNICU指定寄附とメッセージに心励まされて。。。

新生児科指定寄付は定期的にご報告させてもらって
上記のようにご報告してきました。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、
ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)


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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 2

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有正ママ  

豊島先生
こちらこそ先日は誠にありがとうございました。

お忙しい中、昨年同様こちらの企画へご賛同くださり心より感謝しております。先生から小さな子供達へのいのちの授業は、今はまだよくわからなくても、これからの彼らの人生を彩り豊かで慈悲深いものにしてくれると信じております。この授業で感じたことがきっと心の片隅に柔らかく残り、自分にもまわりにも優しくできる、思いやりのある素晴らしい人生を送ってくれることを願ってやみません。

お姉ちゃんもまた昨年とは違った感覚で授業を受けていたようで、豊島先生とのお話を新たに咀嚼していたようでした。今日も夕食時に昨日のいのちの授業のこはるちゃん家族について話していました。きっと何かが彼女の心に残ったのだと思います。

きょうだいを亡くしたきょうだい児達については、今年何かしらの形で動き始められればなと思っております。こちらもYouSay Project のように、亀の歩みでのんびり行きます。(笑)

改めてこの度は誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

豊島  
To 有正ママさん

To 有正ママさん、保育園児との対話の機会を毎年ありがとうございます。自分にとってはNICUに入院される赤ちゃんの兄・姉さん達の心を知る機会に思えます。「きょうだいを亡くしたきょうだい児達」の応援、これからも共に考えていけるといいですね。お姉ちゃん自身にそういうことを考える生徒さん、大人になってくれたらとも未来を託したい気持ちです。では、また、ゆうせいくんを含めたご家族の皆様にお会いする日を楽しみにしています。

  • 2024/02/25 (Sun) 19:45
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