誰かに認めてもらえる、応援してもらえる、それが成長につながる。。。

昨日、書かせてもらった下記のブログの記事の続きを

書かせていただきます。

スライド7

大変なだけでなく、大きな喜びもある(第83回NICU命の授業 in 横浜市立品濃小学校)


コメント欄にお寄せくださった
NICU卒業生のご家族のコメント、それぞれに感謝でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・
息子、娘がお世話になっている病院の先生が
2人の学校でお話しくださるという貴重な機会に恵まれ
感無量です。

病院では、直接診ていただいたことはないにも関わらず
外来でいつも優しくお声がけいただき
豊島先生には、息子も親しみを感じており、
授業を楽しみにしていました。

小学生がどのくらい理解できるのか不安でしたが
息子は
「俺はよく分かった!自分も病院行ってるから、他の人よりは分かるよ」
「日本の医療すげー」
と、高揚した様子で話してくれました。

理解できない部分があったとしても
子供たちの心には何かしら残っていることと思います。

改めて、ご多忙な中、こうした授業をしてくださることに
感謝申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・

ゆりちゃんのママさんから
伝えてくれるお兄ちゃんの言葉を素敵な子に
育っていることを讃えたい気持ちです。

「オランダへ、ようこそ」のような場所、街に(2018年)

にはゆりちゃんを通して出会ったお兄ちゃんが1番前で
真っ直ぐな視線で自分の授業を聞いているのが感じていました。
病気の子だけに優しい小児科医でなく、病気のお子さんと
一緒に生きる子供達の応援もしたいこども医療センターなんだと思えています。

病気の子がいる兄弟や姉妹の人達は
「病気のある子や障害のある子に優しくしなきゃ」
とか思わなくても自然にそれができるようになっている。
病気があろうとなかろうと兄弟や姉妹は変わらないから
 自然にいろいろなことに気づいている。
こども医療センターに通うこども達とそのご家族達は
病気になったことがない子が気づけないことに気づいたり
すごいことに頑張って向き合っている力強くて優しい子達が
沢山いるということをご本人達に向けて伝えたかったので
お兄ちゃんがそのことに受け止めて感じてくれたのなら本望に
思えました。


あみちゃんのママさんの言葉
・・・・・・・・・・・・・・・・
先日はお忙しい中「NICU命の授業」ありがとうございました。亜実もとても喜んでいました。

テーマが子供達には難しい内容だったかもしれませんが、私も自分が亜実を産むまで知らなかった事や気づかなかった事がたくさんありました。
これからたくさんの出会いや経験をしていく子供達です。もし困っている人や手助けが必要な人がいたら今回の話を思い出してほしいなと思います。

亜実が産まれた時、私たち家族も命が助かっても障害が残る可能性があるという話を聞いてきました。できない事を悲しむよりできる事を喜んで育てていこうと今までやってきました。小学校に上がってもみんなと同じにはできない事は多いけど、最後に感想を先生に聞かれて自分なりに考えて発言できた姿を見て正直驚き、感動しました。
何より嬉しかったのは、下校する時にお友達に「すごい頑張ったね!」と声をかけてもらって本人が嬉しそうにしてる姿を見れた事です。誰かに認めてもらえる、応援してもらえるそれが成長につながるんだなと実感しました。

・・・・・・・・・・・・・・・
ママさんの言葉に当時を思い出し、
ママさんの当時の願いがあってこそのあみちゃんの
この日の感想かなと思えました。

授業で<障害>って何?と聞く自分ですが
「自分達と違うこと」
「普通と違うこと」という言葉がよく聞かれます。
<同じでないこと>が非なのか?
<普通>ってなんだろう?
ということを子供達それぞれにも問いかけたい自分です。

「病気や医療的ケア、障害がある子供達を優しくてね」
と言いたい自分でもなく、
「自分と違う子がいたら、いたわって優しくするべき」
というような視点ではなく、
大変なことに向き合っている子供達やご家族の強さや優しさ
にむしろ、尊敬する気持ちやその子供やご家族の気持ちや覚悟や
想いに心寄せて何かを気づくような子供達でいて欲しい。
自分達が知らないこと、大変なことに向き合っている人達が
自分達が気づけない喜びや楽しさに気づいている人たちかもしれない。
人はそれぞれに違うし、違う中でそれぞれがそれぞれの悩みや
喜びがあってお互いに同じでいることが幸せと思わず、
それぞれが自分の大切にする自分らしさや違いを見つけてくれたら
と思いながら話している自分の気持ちでいます。

「誰かに認めてもらえる、応援してもらえるそれが成長につながるんだな」
という言霊がその通りだなと思えて伝えてくださり感謝でした。
そういう認め合い、応援し合える街をみんなで目指せたらと
思えました。

たった1回の授業が人生を変えることなんて
ないとは思うけど、記憶の欠片にでもなれたらと
思いながら生徒さんそれぞれと話しているつもりで
授業しています。そんな気持ちを感じてくれる
NICU卒業生の子供達やご家族、当事者の人達が
よかったと思える授業ならば本望と思えて
お二人のコメントに感謝です。

スライド3
自分はあみちゃん、きっと質問したら
答えてくれる気がしていました。

小学生中盤からはフォローアップ外来、
子供達だけで診察室でお話しする時間、次に家族だけで診察室でお話しする時間
その後に子供と家族一緒に診察室でお話しする時間
とお互いの前で言いづらい気持ちを出しやすくしてくれたらと
思えて分けていますが、
スライド10
あみちゃん、必ず、自分の言葉で
自分の気持ちを話してくれる女の子に成長しているのを感じていましたし、
周りに感謝ができるあみちゃんだからこそ、他の生徒さんの胸に
響く自分の言葉を話してくれる気がしていました。

そして、
blog_import_5d48bc078c035.jpeg
あみちゃん自身がどんなにママやパパやお姉ちゃんに大切にされていたか
みんながミラクルと思える力強さでNICUで成長していったかをあみちゃん
自身にしっかり伝えたかった授業でした。それがきっと生徒さん達に
何か心に触れたらと思えていました。

毎日NICUで夜まで過ごし、明日がどうなるかわからない状況でも
「また、明日」と笑顔で伝え合っていた頃を思い出し、明日は続いて、
あの時に願った未来が今なんだと思えます。
あみちゃんはママさんやパパさんの願いを受けて、
生きづらさを感じることがあっても挫けず、周りに感謝を
忘れず頑張ろうとしていることを応援したい自分で
あみちゃんの学校でそういうことを生徒さん達に伝えられたことは
嬉しい時間でしたし、あみちゃん以外にもこども医療センターに
通うこども達が小学校でそのことを胸を張って他の生徒さん達に
伝えたくなるような気持ちになってもらえたらと思いながら
話していました。

あみちゃんに声かけてくれた生徒さんに心から感謝です。

学会や研究会や講演会での話ももちろん大切と思っているのですが
地元の街でお話しする機会の大切さを心から感じています。

先月の地元の幼稚園での講演会
スライド14

お互いの目に見えづらい生きづらさに心寄せ合う街を目指したい

のブログを読んで
スライド3
NICU看護師さん、そのお母さんが自分達も
通っていた幼稚園でありそこでの講演を嬉しかった
と伝えてくれました。それとともにデベロップメンタル研究会(DCセミナー)
に出て、NICU看護の奥深さを感じて頑張ろうと思えている
ことも伝えてくれて嬉しい感想を伝えてくれました。
新人時代から知る看護師さん達がどんどん成長して
いくことを感じ、次の目標を自分で見つけていくのを心強く感じます。
こういう地元の街で働いている医療者の
言葉も学校で伝えたいと思えています。

地元の街でこども医療センターに心寄せてくれる人達が
増えたら、きっとスタッフもこの街の中で自分達が頑張る
意味を改めて感じるし、地元の子供達がこども医療センターで
いつか働きたいという芽を巻いたり、応援したいという気持ちを
もったり、患者家族として訪れるときの不安を少しでも和らげ
られたら10年後もこども医療センターは潰れず継続できる、
よりよくなっていけるとも思えていて、そういう気持ちで
地元の街で自分のできる話を伝えさせてもらう時間を
大切にしたいと思えます。

今回、授業の後に校長先生に
<アクティブヒアリング>、豊島先生は子供達に質問して
それぞれの答えを流さず、否定せず受け止めて返事しながら
授業をしていて、そういうことが子供達それぞれの考え方を
成長させることにつながったり、それぞれの不安をとっている
気がしますと伝えてくれたことが、それは病院での患者さんや
スタッフとの会話でも大切なんだと気付かせてもらった気もしました。

自分も印象に残る、あみちゃんやゆりちゃんのお兄ちゃんや
多くの生徒さんから沢山のことを気づかせてもらった授業の機会で
感謝でした。

コロナ禍にもう授業なんてできないかもと
思いながら執筆した下記の本。

117389102_3292732217476878_549946537347190882_o.jpg

NICU命の授業: 小さな命を守る最前線の現場から 

購入してくださる方が続き、今月、重版出立、第4刷が決まりました。
多分、この本を書いた時とはだんだんいうことが変わってきている
気もしますが、これからもできる範囲で授業を続け、生徒さんや
先生、ご家族の感想から自分も命を考え続けていたいと思えました。


スライド4
あみちゃんの昔を思い出すようなはなちゃん。

スライド3
ママさん、兄姉面会の喜びを伝えてくれました。
スライド5スライド6
嬉しそうな花ちゃんとママさんを讃えたいと思えました。

地元の街でこれから育つはなちゃんやお姉ちゃん達にも
自分がいなくなっても誰かが授業をしてくれる未来を信じていたいなと
思えます。

スライド8
スライド9
さくらちゃんとママさん
スライド10
大きくなってあみちゃんのように自分の言葉で
スタッフと会話してくれる未来を信じて願っていたいと思えます。

本日もお読みくださりありがとうございます。
ブログの感想などお伝えくださればよろしかったらお写真撮らせて
いただきますので入院中の皆様や外来で見かけたらぜひお声掛けください。

コメント欄にご感想など添えてくださることは
NICUや周産期医療をともにお伝えくださることにも思えていますので
こちらもお気軽にコメントくださると感謝です。

では、本日も皆様それぞれにありがとうございました。
明日もお互いに素敵な1日であることを願っています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4年間にご寄付くださった948件の皆様に
向けて感謝を込めて収録した

下記の4周年報告会、是非多くのスタッフ、応援して
くださる皆様にご覧いただければ嬉しいです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント欄、ニックネームだけでコメント登録可能ですので
ブログ記事へのご感想などもお寄せいただければありがたく感じます。

ブログの感想など自分や担当医にお伝えくだされば
お写真撮影に伺いますので登場してもいいかなと思える
入院中の皆様にはお声がけくだされば幸いです。


スライド1
4-6月、65件のNICU指定寄附とメッセージに感謝。。。


で先月のご寄付への感謝を報告していますが

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、
ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)


「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


スライド1


関連記事
Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 0

There are no comments yet.