同じ空間で熱意や意見を交換できる研究会の文化も大切にしたい。。。:第14回新生児内分泌研究会の報告

日曜日は第14回新生児内分泌研究会を開催いたしました。
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ご参加の皆様、広報してくださった皆様、
留守を守ってくださった皆様、応援してくださった皆様に
感謝の報告です。

コロナ禍直前に続いて連続して主催しました。
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NICUとその先の病態生理を考える

:第13回新生児内分泌研究会の報告(2019年)

前回が上記ですが、
コロナ禍で4年ぶりで開催でした。

4年のうちにオンライン講演などは進化した一方で
施設を超えて集まって同じ空間で共に学び、共に
未来の医療を考えていく研究会は激減しました。

講演などはどこにいても見放題(一方、それほど
時間はなくて見れずに終わることや集中して聴けないことも
ある)になりましたが、一堂に介して同じ空間で
同じ話を聞いて、意見交換する様な場がなくなったことが
個々の成長やチームの質向上や研究開発などには
課題に感じている人たちが少なからずいるとも思えます。

自分達、遠隔配信を自分達でもできるのですが
研究会の開催はオンライン単独なら一番安価、
次が現地開催のみが安価、一番高額になるのが
機器などを揃えるハイブリッドになります。今回は
幹事の先生方と予算などを踏まえて現地開催の再開を
目指しました。

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遠隔講演会を続けてきた自分達としては
遠隔講演会では得られない集まって語らう<研究会の
心強さ>を実感する1日にもなりました。

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企業などの共催が研究会では難しくなっている今で、
今回は神奈川こども新生児科で自力開催でしたが
忙しい中でこの研究会の準備・運営をサポートして
くださったメンバーに心から感謝でした。

新生児医療で内分泌学の研究会は世界的にもないと思いますし、
早産児の晩期循環不全、ステロイドなどが有効な赤ちゃん達がいるとか
新生児低血糖や甲状腺の治療などに関する様々なことを提案してきた
この研究会だと思えます。ホルモンなどを通して全身管理を語らう
研究会ですし、病態生理とそれに基づく新しい医療を
考察していく学びを感じるこの研究会です。

研究会は4つの特別講演と9つの一般演題でした。

特別講演は全て今回の研究会に向けての内容が多く学会では
聞けない話としました。
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京都大学の河井先生が甲状腺機能や電解質管理についてこれまで
取り組んでこられたことから最近の知見、今取りくんでいることの講演。
世界的にもこの分野の高名な河井先生、
長年積み上げてきた研究や考えの進化を
分けてくださり、様々なヒントをもらえる講演に思えました。

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成育医療研究センターの盛一先生が29年ぶりに改訂した
低出生体重児の成長曲線から気づけること、診療への活用法
についての講演。29年ぶりに多くの先輩家族やNICU医療者の
協力で多数のデータから書き上げた成長曲線に今の
低出生体重児の健康管理のヒントがたくさんあることを
感じて素晴らしい講演でした。

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自分と下風先生でハイドロコルチゾンの病態ごとに異なる
作用を下風先生がコロナ禍中に発表した英語論文や3Dエコー
を活用してこそ気づけたハイドロコチゾン効き目の評価法を
話しました。低出生体重児や早産児で病態によって
ステロイドの心臓や血管への利き方は投与量が同じでも
大きく異なることを実感している下風先生や自分達で
そのことをデータを基に講演させてもらいました。

一般演題もどれも討議が盛り上がる経験や取り組み・
考えを共有する時間に思えました。内分泌学的視点から
眺めることで新しい診療が考えられることを改めて
感じるイノベーションがあるのを期待する語らいでした。

司会し写真を撮りながら居眠りしている人が全くいない会場に
開催した意義を実感しました。

写真を以下にも掲示しますが、写真からも研究会の熱気が伝わる
気がします。


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活発な質疑応答や討議で最初から最後まで人数が減らなかった
研究会になりました。

昔の研究会の雰囲気を感じる、有志で集まって自分達が
こだわり究めていきたい医療を語らう機会にプライスレスな
意義を改めて感じた気もします。

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参加していた森田先生、自分と同じ学年的な先生達の存在に
刺激を受けたり、活発な討議に研究会の良さを体感してくれていた
感じですね。下風先生や野口先生とはこれから
自分達も取り入れたいこと確かめたいことを
語らう楽しさを感じましたし、来年は今年参加していた
メンバーに是非発表してねと伝えた時間でした。
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11-8年前まで森田先生の様に新生児専門研修してくれた
友滝先生の質問する姿を讃えたかったり、友滝先生の
同僚・後輩の先生方の発表から友滝先生の現在を感じる気がして
嬉しい時間でもありました。


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来年度は大阪府立母子医療センターが主催で関西で
現地開催を目指す予定です。
この日から1年、それぞれの場所で取り組むこと
考えていることをまた語らえたらと思える研究会の最後でした。

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会の終わりは日曜日ですが京都大、神奈川こども・横浜市大を中心に
残れる人で暫しの交流会でした。

中華街を歩きながら

JR横浜駅・横浜中華街・横浜にある小児病院(2012年)

専門研修したいと訪問してくれた友滝先生と
2人で食事したことを思い出しながら
友滝先生が今頑張る京都大学の皆様と共に
近況や今後を語らえてやる気が高まる交流でした。


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京都大学の診療・教育・研究を聞き神奈川
こどもに集う皆様の診療・教育・研究にも様々なヒントをもらった感じでした。

オンラインだとやはりこの長時間の勉強会に集中できなかったり、
いつか視聴とと思っているうちに次のことが来て見られないこともある。
見放題がたまると何も見ずに終わることを感じている自分達で
その時に集中して学び、明日からに生かそうと思う気持ちを持てたらと
思えました。

何かの専門家として頑張ろうという分野にはお互いに
お金や時間を惜しまず、会って語らうことも大切と実感した1日な
気がしました。

新生児内分泌学もみんなで今後も拘っていけたらと
思えます。

今晩もお読みくださりありがとうございました。



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4年間にご寄付くださった948件の皆様に
向けて感謝を込めて収録した

下記の4周年報告会、是非多くのスタッフ、応援して
くださる皆様にご覧いただければ嬉しいです。


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コメント欄、ニックネームだけでコメント登録可能ですので
ブログ記事へのご感想などもお寄せいただければありがたく感じます。

ブログの感想など自分や担当医にお伝えくだされば
お写真撮影に伺いますので登場してもいいかなと思える
入院中の皆様にはお声がけくだされば幸いです。


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4-6月、65件のNICU指定寄附とメッセージに感謝。。。


で先月のご寄付への感謝を報告していますが

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、
ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)


「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


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Posted byNICUサポートプロジェクト

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