お互いの目に見えづらい生きづらさに心寄せ合う街を目指したい。。。:金井幼稚園で「NICU命の授業」講演会

コメント欄に周産期医療や小児医療のことを
共に伝えてくださる皆様のコメントに日々感謝しています。
コメントがあることは自分も心励まされありがたく感じています。
皆様、ありがとうございます。感想をお互いに交換し合える様な
ブログに変わっていけたらと思えますので引き続きよろしくお願いいたします。


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コロナ禍で普及したオンライン会議、
コロナ禍が終わっても様々なオンライン会議が
週2-3回あります。夜、それぞれの働く施設での仕事が終わると
学会や研究班のオンライン会議で全国各地の
小児医療に関わる皆様と相談する機会が増えました。

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 昨晩は先天性横隔膜ヘルニア研究班の会議。
心エコー研究を今取り組んでいる先生方と相談する時間でした。
先天性横隔膜ヘルニア研究班は小児外科・産科・新生児科・小児循環器科
と多診療科の研究班ですが診療科を超えて意見交換することは
チーム医療の質向上につながる気がして
心強いチームです。

オンライン会議を終えてNICUに戻ると
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後輩世代の先生達が心エコーを3人で考えている場面

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昨年まで2年間留学してくれた横浜市大の剱持先生が
研究生としてきてくれていたのですが病棟にも顔を出し
違和感なく合流して4名。
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そして5名とエコーをしていると自然と仲間が集い、
夜の診療方針を相談し合う光景が心強く思えていました。

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自分も後輩世代の先生達に頼まれた
3Dエコーをしましたが
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3Dエコーの解析に集まってくれたメンバー、

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3Dエコーを用いた心機能解析に未来を感じてくれている
気がする後輩世代の先生達と、未来の新生児循環管理を
語らう時間が嬉しく思えました。

疲労困憊気味で帰宅しましたが
翌朝は朝から準備しつつ
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園庭が素敵で
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さらに建物が素敵に思えた
地元の金井幼稚園に訪問しました。

金井幼稚園の保護者の皆様や先生方が企画してくださった
「NICU命の授業」講演会を担当させていただきました。

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会場にお集まりだった皆様、地元の皆様で
こども医療センターを応援や感謝してくださっているのを
ヒシヒシと感じる会場で真摯に心寄せてくださるのを感じながら
1時間20分講演させてもらいました。

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を大人向けにお話ししていきました。

最近、翌日の予定を前日に確認して準備するみたいな
その日暮らしになっている気もするのですが、どういう
経緯でこの幼稚園で講演会することになったかが少し
曖昧でメールを見返しても少し発端が思い出さずにいたのですが
会場に入って、くるみちゃんのママさんがいて、くるみちゃんの
ママさんから企画があると教えてもらった講演会であることを
悟りました。

その上で最後にくるみちゃんのママさんに
一緒に授業を担当してもらおう、一言挨拶してもらうと
お願いして、講演の内容を最後のくるみちゃんのママさんの
気持ちが伝わる様にと思いながらお話しした本日でした。

くるみちゃんは2017年の今頃お生まれになって
当時佳境を迎えていた

白川先生
コウノドリ(2017)の最終回の

「オランダへようこそ」のシーンに生まれたばかりで
400g台で生まれてまもなく、
超低出生体重児として手前右の保育器の
中から出演してくれていたご家族でした。

このブログにもくるみちゃんの
成長の軌跡が残っていますが


NICUで保育器の中にいた頃、



6ヶ月間の長期入院となり新生児病棟でも入院が続き

冬・春を超えて夏を迎える頃に在宅医療に移行されました。


その後はNICU卒業生の
フォローアップ外来で見守らせてもらっていましたが、
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幼稚園大好きで行くのを嫌がらないということを聞き、
「先生は幼稚園も学校も行きたいと思ったことないこどもで仕方なく
行っている感じだから、幼稚園大好きと思いながら通っている
くるみちゃんはすごいな、偉いな」と思えるよと伝えた日の
覚えています。

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を読んですごく心救われたと外来で伝えてくださった日が
あり、いつかくるみちゃんの幼稚園や学校でも
話してもらえたらと伝えてくれたことを覚えていて
今日がそのいつかの日なんだと思いながら講演しました。

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くるみちゃんのママさん、
NICUに入院した当時から6年間の想いを心を込めて
話しているのを感じて、心寄せて涙する参加者の
皆様と一緒に、ママさんの6年間、そしてこの日の
講演の感想を感動していました。

「NICUに入院した期間はたくさんのことを自分も知ったり
感じたりした」
「目には見えづらい障害、周囲にわかりづらい障害もある気がする」
「幼稚園や多くの皆様に受け入れてもらえて感謝している」
「早産があろうなかろうと病気があろうとなかろうと
<生きづらさ>がなくなる社会だといいなと思うし、
それはきっと誰もが生きやすくなる気がする」
という趣旨の言葉に心寄せていたいと思えました。

講演の質疑応答も講演会後の個別の質問や感想も沢山
あって、地元の街の皆様の心強さを感じました。

そして、様々なご病気や理由でこども医療センターに
受診されている方が多い幼稚園で、自分も過去に出生前診断の
お話しをさせてもらったNICU卒業生のご家族との再会もありました。
こども医療センターに通院しなくなって以降のご家族の
日々や想いを伝えてもらって心温かくなる時間でしたし、
記憶に残るお子さんの命の意味を改めて感じたり
担当医だった先生に伝えたいと思えるご家族との
幼稚園での再会でした。

また、こども医療センターの様々な診療科に
かかっている人達とお会いしました。
口々にこども医療センターの対応に感謝を伝えてくださったり
して地元の街にあることを大切に思ってくださる方々がいることで
こども医療センターで働く多くのスタッフに伝えたかったし、自分も
様々な困難も感じる今年だが心折れずに頑張っていこうと
思えました。

そして、剱持先生、伊奈先生が留学してくださり
最近は連携・チーム化を
感じる横浜市大の新生児チームの診療した
ご家族も多く、横浜市大NICUの皆様の頑張りの
先に心寄せていたいと思えました。

お子さんの病気や入院したい理由や経過はそれぞれだけど
それぞれの共通のお子さん達を大切にする想い、そして
子供達や小児医療に関わる中で気づいた気持ちなどを
語ってくださる皆様が多く、それぞれの言霊が胸に響き
感謝でした。

大変印象に残るお伺いしてよかったと
思える講演会でした。

くるみちゃんの先生とお会いできて
くるみちゃんを応援してくださりありがとうございますと
お伝えできたことも嬉しいことでした。

幼稚園の先生、くるみちゃんと会う前から
このブログの最初の頃から実は毎日読んでいて
心励まれていた、そしてそのブログにくるみちゃんが
出てきて驚いて、ママさんにそのことを伝えた。
自分もずっとこの街のNICUをブログを通じて
感じてきたからその講演を自分の職場で聞けて
今日は幸せですと伝えてくれて、
ブログを続けていた甲斐を感じさせてもらいました。

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この講演会の準備や連絡をしてくださった
お二人にもお会いでき、それぞれの想いを伝えていただき
出会いに感謝でした。街の中で講演することは学会などで
話すこととは違った大きな意味があると改めて実感しました。

そして、
NICUチームで未来を願ったくるみちゃんが

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幼稚園で生活する笑顔を拝見でき、
場所は違えど、くるみちゃんの頑張りに気づき、
共に応援してくれる皆様と出会えたことを嬉しく感じました。

ご参加の皆様にはコメント欄などに
本日の感想などお寄せくださると共に伝えてくださる
感じで心から感謝です。

講演の後は
こども医療センターに戻って
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自分が留守でも問題感じない力強さを
感じる後輩世代の先生達の頑張る様子を
心強く感じたり
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自分いない間の3Dエコーなどを
もうしっかり体得している斎藤先生の
修得力に自分が思い描いた未来を具現化して
くれている気がして感謝でした。

本日もそれぞれにお疲れ様でした。
それぞれに心地よい週末が来ることを
願っています。



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コメント欄、ニックネームだけでコメント登録可能ですので
ブログ記事へのご感想などもお寄せいただければありがたく感じます。

ブログの感想など自分や担当医にお伝えくだされば
お写真撮影に伺いますので登場してもいいかなと思える
入院中の皆様にはお声がけくだされば幸いです。


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4-6月、65件のNICU指定寄附とメッセージに感謝。。。


で先月のご寄付への感謝を報告していますが

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、
ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)


「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 1

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今日はありがとうございます。

豊島先生の命の授業のことはネットなどで知っていたので今回話が聞けるのを楽しみにしていました。時間が短くてあっという間で…もっとお話し聞きたいなと思いました。うちの子は食物アレルギーがあり医療センターにお世話になっています。障害あるなし関係なく、今の世の中って生きづらいと感じます。アレルギー表示も増えてはいるけどまだまだ当たり前ではなく… 本当に誰もが幸せに生きていける世の中になったらいいなと思いました。お手伝の必要な人がいたら手を貸すのが当たり前になったらみんなで心寄せ合い生活できるのかなと感じました。子ども達にも伝えていきたいなと思います。今日はありがとうございました。

  • 2023/11/22 (Wed) 23:01
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