Newsweek「Best Specialized Hospitals 2024 (小児科)」で神奈川県立こども医療センターが世界64位に選出

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Newsweek の 「Best Specialized Hospitals 2024 (小児科)」で 神奈川県立こども医療センター(KCMC)が世界64(日本2位)に選出とのことです。以下です。

World's Best Specialized Hospitals 2024 (Newsweek)



神奈川県立こども医療センター(KCMC)は世界でも類をみない特定の大学との連携のない地域行政区の公立病院の小児病院です。このブログ記事の下記に残した様々な国の小児病院の先生と交流していると大学との連携なく、どうやって難病医療、高度医療の導入や研究開発をしている?と驚かれることがあります。


海外留学したことがないスタッフがほとんどなガラパゴス的小児病院かもしれません。でも、人口の割に病院が少ない神奈川県で沢山の子供達の診療の中から経験を積み重ね、自分達ができる小児専門医療を演繹的に続けてきたオリジナリティーに注目をもらう小児病院と思えます。


独自の視点を持って、ブルーオーシャン的な他の病院がしていないことを地道に挑戦し続けてきた、その医療を海外の小児医療者が注目してくださることは、世界の子供達をよりよく救うことのヒントになれたら嬉しくも思えます。


早産・病気・医療的ケア・様々な障害と共に生きる赤ちゃんとご家族を応援するためには高度医療なことだけでも不十分にも感じ、子供達の心身の成長や地域生活を応援する様々なこどもたちのための医療、福祉・教育・研究に関わる多職種が勤務している小児病院の存在に気づいてくれて評価してくれた人達がいることに感謝でした。


小児病院の医療は通われる子供達、ご家族が

いてこそ続きます。信頼関係がなければできない医療も

たくさんあるように感じています。


毎日600名を超える外来に通われている

子供達とご家族、医療的ケアとともに在宅医療と共に生活される子供達とご家族、NICU、小児病棟、肢体施設、重心施設、こころの病棟など450床に入院されているお子さん達とご家族と共に向き合っている小児医療だと思うので子供達や患者家族の

皆様にこういう評価が相応しくないと思われる

KCMCになりたくない、共に喜び合えるKCMCで

これからもいられたらとスタッフの一人として思えていました。


 ただでさえ、なり手不足の小児医療で、待遇や労働環境がいいとは言えない昼夜を問わず忙しい小児病院で働いてきた過去・現在の職員一人一人の頑張りに感謝し合いたいし、スタッフの頑張りに気遣いながら通い続けている患者さん、患者家族の皆様の声が評価となっていると思えて感謝でした。若手もベテランも、医療スタッフも事務系職員も、ボランティアさん達もそれぞれ一人一人の力があってこそ医療は成り立つ、一人一人がそのことを気づき合えたらと思えます。


そして、神奈川県立こども医療センター(KCMC)の医療は信頼して連携してくださる神奈川県の様々な病院の産科・小児科の皆様、救急医療体制に関わる医療関係者の皆様、街の開業医さん達、在宅医療に関わる皆様との連携の中で機能しているので神奈川県全体の小児医療についての評価かもしれないと思えます。





こども医療センターだけでなく、横浜・川崎・相模原などの政令都市が多い神奈川県で財政難の中でもそれぞれの応援をしてくれている県庁・神奈川県立病院機構で院外から心寄せて出来る支援をしてくださる皆様、寄付応援などをしてくださる街の企業や県民の皆様、全国からのこども医療センターの小児医療を期待して寄付応援くださる個人・企業の皆様の声が集まってこその今だと現場のスタッフの一人として改めて感謝しています。


 自分はこの病院に27年間働いてきましたが、政令指定都市が多く財政難である<神奈川県>、神奈川県立病院機構で高度小児医療・福祉・教育が揃う伝統ある小児病院が少子化・老朽化が進む中で維持することは困難さや不安をを感じています。


 それでも、これからも個々の知識や技術の専門性を高めつつ、診療科や職種の垣根を超えて子供達のために協働し、自分達だからこそできるスペシャルなチーム小児医療を提供できる小児病院、信じて選んできてくだある子供達とご家族と共に歩める小児病院を皆で目指せたらと思えました。


World's Best Specialized Hospitals 2024 (Newsweek)

のランキングみるとこのブログでも交流してきた
様子を下記に掲載してきた世界各国の小児病院の
名前が並んでいました。自分も訪問したり、
訪問先で出会った人達が勤務する小児病院が
たくさんありました。お互いに交流しながら、
それぞれの国で生まれる子供達の救い合う
方法を考えあえる
神奈川県立こども医療センター(KCMC)を
みんなで目指せたらと思えます。








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台湾のShen Ko先生のNICU留学修了:台湾との交流に心励まされて(2022年7月)


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下記の4周年報告会、是非多くのスタッフ、応援して
くださる皆様にご覧いただければ嬉しいです。


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コメント欄、ニックネームだけでコメント登録可能ですので
ブログ記事へのご感想などもお寄せいただければありがたく感じます。

ブログの感想など自分や担当医にお伝えくだされば
お写真撮影に伺いますので登場してもいいかなと思える
入院中の皆様にはお声がけくだされば幸いです。


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4-6月、65件のNICU指定寄附とメッセージに感謝。。。


で先月のご寄付への感謝を報告していますが

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、
ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)


「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


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下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。
  

 




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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 1

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ひかり母  

豊島先生
ご無沙汰いたしております。ブログ拝読させていただいております。
今回の記事大変嬉しく読ませていただきました。こんな病院で娘を産めて幸せです。

以前早産児の国別の救命率のようなものを調べた時、なぜ最先端の医療と思われるような国同士でもこんなに救命率が違うのだろうかと驚いた記憶があります。そして、必ずしも救命率の高さイコールよい医療とは限らない面もあるのかもしれないと思っていました。日本にいるとあまり意識しない宗教や生命観の違いも背景にあるのかもしれないなどと勝手に考えていました。

20年近く前ですが、海外で出産や家族の手術を経験して、海外の病院ではこんなにも色々な宗教に対応していて(私も、出産直後に子供に宗教的な手術を希望するか、食事に制限はあるかなどすぐに聞かれました)、日本ではあまり日常では見聞きしない医療の現実があるのだと思いました。また出産にあたっても、まだ日本が「母親学級」が主流だったときに、「おじいちゃんおばあちゃんになる人のためのクラス」「お兄ちゃんお姉ちゃんになる子のためのクラス」などがあったことも驚きました。

そんなことを振り返ると、今回の神奈川こども医療センターの世界ランク入りは、高度な医療はもちろんのこと、より多様な価値観の人たちに対応し、患者さんの病気の治療だけでなくて患者さんの人生、生活、家族等を考えて病院をたてあげてきたことが評価されたように思えてとても嬉しいです。

15年以上前の娘の入院中から、母乳を大切にしてくれたこと、兄弟面会(あの頃はまだ窓越しでしたがどれだけ嬉しかったことか)やカンガルーケアを取り入れてくださったこと等、赤ちゃんの生活の場としての治療の場を考えてくださったことを思い起こします。さらに退院後もブログを通じて、赤ちゃんをより家庭に近い形で病院で過ごせるように考えてこられていることなどを教えていただきました。新しいNICUを見せていただいたとき、環境が素晴らしすぎて「正直、こんなに広くて親や赤ちゃんの環境を考えた病棟ではスタッフの方々の歩く距離が増えて大変すぎるのでは」と思ったほどです。
なので、そんな先生方の取り組みが評価されてこのように数字でも表れて、わたしまでとても嬉しいです。まだまだ国をあげてではなく、先生方個人の踏ん張りによっていることを思うと、日本もこれからだとは思いますが、個人の踏ん張りもこのような形に表れて、先生方にありがとうございますと伝えたいです。

ど素人なので見当違いなことを申し上げていたらすみません。

ひかりは先日、学園祭で部活を引退し、優しい友人達や先輩後輩達との出会いがあったことを再確認しました(また検診のときに写真など持参させてくださいませ)。明日は運動会、、、実は五年前に入学した日から、親としてはこの日をかなり心配していました。本人が平常心で乗り越えようとしているのをそっと見守るつもりです。
暑さも残りますが、朝夕涼しくなって参りました。ご自愛くださいませ。
ひかり母