命のバトンを感じ合いたい。。。:神奈川県病弱虚弱教育研究会で2度目の講演


  神奈川県立こども医療センターの最大の特色はこども病院でなく、こども医療センターとして医療・福祉・教育施設が揃って子供達のことを応援していることだと思っています。医学生の時に院内学級で医療や教育を受けるこども達をみて縁がない横浜にこようと思った自分でした。

こども医療センターに医学生実習してから30年先の未来が今です。
夏休みはご依頼される講演が多い季節です。
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この日もNICUやGCUで午前中は時間を過ごしつつ、
昼休みから午後の時間帯は出張しました。

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横浜市大センター病院の近くにある浦舟特別支援学校で開催の
勉強会に参加してきました。

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 昨日はこども医療センター併設、横浜南特別支援学校の峰尾校長のご提案で
神奈川県病弱虚弱教育研究会で年内の90名を超える特別支援教育に関わる教員の
皆様の集う勉強会で周産期医療センターやNICUフォローアップ外来で取り組んでいる
ことを講演させてもらう機会をいただきました。

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講演に先立っての横浜南特別支援学校の峰尾校長先生が自分を紹介してくださいました。
略歴を伝えていただきつつ、峰尾先生の
「自分はこども医療センターの倫理委員会で新しいことを提案する会議に出ていて
こども医療センターの新生児科の先生達の提案に驚いていました。
 新生児科の先生方の倫理委員会の提出する内容が治療の研究開発だけでなく、
どの先生も、病気や早産のお子さん達がどうやってご家族と一緒に過ごせるかの
提案や、病気や早産だった子供達とご家族がどう幸せを感じられるかを応援する様な
提案が多いと思えて、就学後の応援も多く、この研究会で皆で話を聞きたいと思えて
講演を依頼しました。」という紹介に感動して涙がこぼれそうになりました。
 
その上で自分の話せるお話しをしょうと気持ちを固めて


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1時間45分、周産期医療センターや卒業生のフォローアップ外来で取り組んでいることを
当院の取材報道や監修したドラマ「コウノドリ」の画像も交えて、

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などで話している内容を先生向けの内容に変えて、

支援教育に頑張って
いらっしゃる県内の先生方にむけてお話しさせていただきました。


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教員の先生方が心寄せながら真摯に聞いてくださっていることを感じる会場でした。
先生方が日々出会っていらっしゃる生徒さんやご家族のルーツを追体験していただけたら、
先生方が学校で担当しているお子さん達を病院で担当している自分の視点から感じていることを
自分なりにお話しさせていただきました。


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講演後の質疑応答も終了後の質問や感想をいただくことも
命を救い支えてくれていると思える教員の先生方の交流をありがたく感じました。
自分達はNICUや小児医療から命のバトンをつないでいると思えた
という言葉をありがたく思えました。

自分は教育などを意識せず小児医療が暴走しない様にしたい、
教育などの連携を意識して小児医療を展開したいからこういう場所で
講演させてもらうことをありがたく感じていることをお伝えさせて
いただきました。

自分も小児医療の現場のスタッフ以上に命に向き合っていると
命を救い支えてくださっている支援教育に関わる皆様といつも
感謝している気持ちをお伝えし
てきました。

世界的に見ても中絶ができる時期の胎児診断を慎重にしている日本、
生まれた後に集中治療の医療費負担が少ない日本だからこそ集中治療を
を施行できる日本だからこそ、医療的ケアや障害と共に就学
する子供たちが多い日本という現状を先生方に伝えつつ、
命が助けられることを大切にする医療や社会であるならば、
救われた命のその先にある生活も
応援もできる国になっていく必要がある、そういうことを
医療だけでなく社会全体で考えていく必要がある気がするという願いを
率直にお伝えしてきました。

そして、こども医療センターのフォローアップ
外来で患者さんやご家族から気づかされてきたこと
以下に書き残しているようなことを最後に伝えてきました。



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可愛い人と「22才の別れ」。。。


教育者の人達の存在をいつも外来で感じていること、
そういう人たちと一緒にそれぞれの成長や発達、苦楽に心寄せていることを
お話ししてきました。

そういうことをふまえてフォローアップ体制を少しでもより良くしたいTO
考えているこども医療センターでの仲間の想いや取り組みを自分なりに
伝えてきました。


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NICUに研修希望の医師が見学に来た時に重心施設の授業の様子などを一緒に見てもらう様に
していること、命を救う新生児科医だけが尊いと思う様な医師ではなく、その先の命に向き合い
先生達の想いを知り、よりよく命を救うことをNICUで目指しつつ、命が救われたからこそある
その先の人生を応援する福祉や教育にも心寄せ、福祉や教育などを支え合う新生児医療を目指す
若者を育てられるこども医療センターでありたいという気持ちを講演や質疑応答でお話ししてきました。

講演でも紹介した上記の動画にも登場しているしゅなちゃん、
この時から14年先の未来が今ですが

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しゅなちゃんの担当している先生とも出会えて共通の患者さんとご家族の
応援を学校、病院でしてきたものとして出会いとお互いの想いを伝えられて
心温かくなる機会でした。



6年前の夏にもこの研究会で講演させてもらいましたがメンバーは
大幅に入れ変わっているし、何度でも話を聞きたいと言ってくださ理、
再びお話しさせてもらう機会をくださった峰尾先生にも感謝でした。

7年前にお話ししたスライドを見返すとNICUもフォローアップ外来も
進化していることを実感していました。

この研究会でも
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上記の前回の周産期新生児学会でのNICU卒業生のフォローアップに
ついての講演をした時と同様に、神奈川県立こども医療センターのNICU卒業生の
フォローアップへの意気込みや取り組みは異次元というか圧倒的に思えるという
感想を伝えていただき、自分は理想を追求したい、自分たちはこういうことを必要
と思えるし、全国に理解してもらい、共に目指してもらえたらとみんなで取り組んでいる
想いを伝えてきました。

ご参加の皆様との交流にこういう機会を県内外で増やしつつ
支援教育と小児医療の連携を高めていけたらと思えますし、先生方の
言葉に自分も自分の場所でできることを考え続けたいと思えました。

ご参加の先生方、それぞれにありがとうございました。今度とも
よろしくお願いいたします。







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コメント欄、ニックネームだけでコメント登録可能ですので
ブログ記事へのご感想などもお寄せいただければありがたく感じます。

ブログの感想など自分や担当医にお伝えくだされば
お写真撮影に伺いますので登場してもいいかなと思える
入院中の皆様にはお声がけくだされば幸いです。


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4-6月、65件のNICU指定寄附とメッセージに感謝。。。


で先月のご寄付への感謝を報告していますが

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、
ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)


「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


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下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。
  

 


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Posted byNICUサポートプロジェクト

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