日本超音波医学会の第96回学術集会の「3D心エコーを極限まで使いこなす!」と「胎児心不全の定義を考える」で講演予定。。。
研修医時代の恩師の先生達から伝えてもらった言霊は
小児科系、新生児科系の雑誌、研究会、学会などに
関心を持つだけでなく、成人医療の雑誌・研究会・学会
などにも関心を持つことがより良い診療方法を考えるヒントに
なるということでした。
患者さんも医療者も成人・小児・新生児と数が
少なくなっていきます。薬剤も成人から開発され、
小児・新生児へと適応が広がることが多いです。
成人医療の研究会や学会で話し合われていることは
新生児医療の10年先、20年先の未来のことかも
と思います。未来に混じったつもりでいつも
参加しています。
そして、成人の医療者、医学者の人達が理論的に
認める、関心を持ってもらえる研究開発などを発表
できるようになりたいと思っています。
層の厚い成人医療の方々と意見交換できるようになると
アイデアやヒントをもらったり、発想の転換になることも
あります。
さらに、新生児医療というマイナーに思える分野と思わず、
医療の最前線、予備力の小さな赤ちゃん達の診療での
気づきは大人の医療にヒントやアイデア、新生児医療
から成人医療に広がることあるはずと思って
講演などしています。
成人医療の診療ガイドラインで推奨度Aと確かな
根拠があるけど、普及途上の3次元心エコーを
新生児医療でも活要して意味を見出している、
だから、成人医療でも普及が勧めばという気持ちを
込めて
日本循環器学会や日本超音波医学会に
参加しています。
昨年の今頃は
と大変たくさんの気づきをもらった
様々な職種・診療科がエコーを通じて集まる
日本超音波医学会、ここで発表しつつ、
肺エコーや肝臓エラストグラフィーエコーを
学び、神奈川こどもの診療に導入したこの1年でした。
今年も日本超音波医学会が週末にあります。
昨年は小児医療のセッションで3Dエコーの
シンポジウムにご招待されたのですが、今年は
「3D心エコーを極限まで使いこなす!」というパネルディスカッションの
公募があったので
極限に近い赤ちゃん達のICU医療でチームで
10年間取り組んできた
3D心エコーについて公募に応募して採択されました。
成人、小児で3D心エコーなどに取り組んでいる先生方に混じって
講演、意見交換してきます。

新生児3次元心臓超音波検査を活用した先天性横隔膜ヘルニアに関する臨床研究がPediatric Reseachに掲載(2023年)
の論文までの取り組みや今、その後も取り組んでいる研究開発の内容などを
中心に成人の皆様に新生児医療を伝えながら講演する予定です。
この公募に採択された後、
昨年に続いて、招待講演の機会をいただき
翌日もワークショップで講演することになりました。
信頼する産科の先生方にお誘いを受けて
「胎児心不全の定義を考える」という
ワークショップです。
心拍モニタリングが今、
早産出生などの決め手になる手法ですが、
生まれた後は心拍モニタリング以外のことで
心不全などを診断、重症度評価しています。
2005年に小児循環器学会でYIA賞を
いただいた研究内容は心拍モニタリングだけでなく、
臍帯血の心不全ホルモンやエコー所見と合わせて
出生後の循環管理を考えるという内容でしたが、
その後に続けてきたこと、最近、3Dエコーなどで
切迫早産と胎児発育不全の心臓機能の違いなどを
検討していますがそのことについて話題提供で
お話ししつつ、様々な診療科の先生方に混じって
多くの方と考えてこれたらと思えています。
医師でいられる間は自分の尊敬する先輩医師の
ように、学び続ける姿勢や考え続ける覚悟、
取り組み続ける向上心を持ち続けらえたらと
思えて新しいことを関係ないことと思わず
学んでこれたら、留守を守ってくれる
先生達に報告できるように聞いてこようと思います。
ご参加の皆様には
会場でお会いしたらお話しできれば
嬉しいですし、
未来の診療のヒントをブレインストーミングしたいと
いう向学心のある皆様には、お勧めに
思えるイノベーションを感じる
日本超音波医学会です。
自分への投資と思ってご参加してくださる
方がいて、一緒に語らえるといいなと思えています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コメント欄、ニックネームだけでコメント登録可能ですのでブログ記事へのご感想などもお寄せいただければありがたく感じます。
ブログの感想など自分や担当医にお伝えくださればお写真撮影に伺いますので登場してもいいかなと思える入院中の皆様にはお声がけくだされば幸いです。
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コメント欄、ニックネームだけでコメント登録可能ですので
ブログ記事へのご感想などもお寄せいただければありがたく感じます。
ブログの感想など自分や担当医にお伝えくだされば
お写真撮影に伺いますので登場してもいいかなと思える
入院中の皆様にはお声がけくだされば幸いです。
3月も20件の新生児科指定寄付へ感謝:家族にとって大切な場所と想い出してもらえるNICUを目指したい。。。
で先月のご寄付への感謝を報告していますが
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。1000円からご寄付可能です。
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので是非、指定寄付をお願いしたいです)
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、今はコロナウィルス対応、その先には新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成などに活用させていただく所存です。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)
寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のためにより良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。
寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。
下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。
下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。
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