「NICU命の授業」の第74回を横浜市立日限山中学校、第75回を横浜市立大道中学校で担当。。。

に始めた頃の気持ちを取材してもらった
「NICUのいのちの授業」

などの取材を受けました。
16年間,73回の授業をしてきました。


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12月は自分の母校で講演したのですが、その前後で
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地元の
日限山中学と大道中学でNICU命の授業をさせてもらいました。

日限山と大道中学は
3年間の中で必要な授業と位置付けてくださっている気がする両校の
先生達に感謝です。毎年授業をさせてもらっています。

地元の街で育つ中学生にNICUや小児医療のことを
話せる機会、先生方、そして子供達の言葉を通じて
親御さん達にも伝わることはNICUの中で孤立感を
感じていた頃を考えると自分にとってもありがたい機会です。


日限山中学でも、大道中学でも
下記の授業に参加していた先生達がこの授業の
感想を5年経っても伝えてくれて、そして、その時の感想、
生徒さん達のその先の変化を伝えてくれる今回でした。


この時、沢山の生徒さん達が次々に様々な質問を
してくれました。
「発達障害はお腹の中でわかりますか?」と質問した
生徒さんがいて、その質問に驚きながら、自分の中で
身体の障害だけでなく、心身の障害(生きづらさ)と
向き合っている人たちがいることを説明しつつ、
生徒さん達と話したことを覚えています。

5年経っても覚えてくれている先生達がいることは
自分がこの時から発達障害についても授業の中で
触れるようになった、生徒さん達に伝えたいと思える
ようになった授業です。

授業の反応は今、中学生として生きる
子供達の心象風景を知る機会な気がするし、
自分の中でもたくさんの気づきをもらって
自分が<命>を考える機会をもらっている
気がします。


この時の授業をなぜか、授業前にどちらの
学校でも振り返ることになりながら今年度の生徒さん達に
お話しさせていただきました。

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コウノドリのシーンで導入しつつ、
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神奈川こどもNICUの取材報道などを追体験してもらいつつ、

スライド1
の内容などを伝えてきました。

コロナ禍のいのちの授業 。コロナの言葉は出さなくても、
感染数を危惧して病院の面会制限 が当然と思う未来にしたくない
と授業しながら自分も改めて実感します。

子供でも、大人でも
入院している患者さん一人一人に命に心寄せ、
今を共に過ごしたい人達がいる。

コロナ前のNICU家族面会の様子を伝え、
今失いつつあるかもしれない
個々の命の事情を尊重し合える街を
子供達や先生と共に考えたいとも思いながら授業している
最近です。


授業していていつも感じるのはいつも違う話になります。
同じスライドを使っているのだけど、聞いてくれている
生徒さん達の反応になんとなく話すことが変わります。

学校は街を表す鏡な気がして、同じ神奈川でも
場所が違えば、それぞれの特色がある気がして
学校の文化やその街に住んでいる人達の背景などの
違いを感じたりします。

自分も16年以上授業を続けていて、
中学校の生徒さん達の反応や雰囲気が
変わっているのを感じます。

どちらの学校の生徒さんも素直だし、すごく聞く姿勢がある子で
多いと思えて地元の街の中学生を素晴らしく誇らしく感じました。
周囲への気遣いや感謝をしっかり伝えられる両校の生徒さん達の
姿勢を感じて感動したり、
質問なども<いい質問が多いな>と思えました。

一方、独自の感想や質問を伝えてくれる生徒さんは昔に比べると減ってきている
というか、医療現場も一緒だけど集団の中で個人の意見を述べるというのが
難しい社会の雰囲気がどんどん下の世代につながっているのかもしれないと
思えました。和を乱さない、表立って違いを示さない行儀の良さが
あるとも思えます。



自分は、共に生きるというのは皆が同じように
振舞うことでもなく、それぞれの多様性を認め合いながら
違いに寛容になりながら助け合うことかなと思えると
違いを語り合えることも必要な気がしている最近です。

今、中学で生活する生徒さん達の生きづらさや悩みにも心寄せられたらと
思えています。

自分、正しいことは一つでないし、様々な感じ方や考え方があっていい、
皆と同じ考えにならないといけないと思わくていいと思いつつ、思考停止に
ならず意見は伝え合いながらその中でお互いの意見を批判でなく、認め合う様な
人達になってくれたらいいなと思いつつ、命の授業を続けています。

それぞれに命に歴史があったり、それぞれの命に関わる人たちの想いがあったり、
誰もが身近に人の生や死があったりして、自分に関係ない者と思わず、そういう
想いに心寄せ会える大人になって欲しいという気持ちを伝えられたらと
思えています。

今年もNICU命の授業、出来る範囲で
続けていけたらと思えるし、今の生徒さん達の
応援になるような変化を自分も考え続けたいと思えています。

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授業の前後で学校の先生達と意見交換したり、
NICUを知る方にはその経験と学校で感じていることなどを
伝えてくれていつも自分にもたくさんの気づきをもらっていて
こういうことを繰り返していくことで
小児医療と教育の連携がより向上していく街になって
いくきっかけの1つになれたらと思えています。
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日限山中にも

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大道中にも
両校共、来年も訪問できることを楽しみにしています。

スライド14スライド15
連休中のNICU、新生児病棟は集中治療を患者さんの
側で考え続けているメンバーもご面会のご家族の多さにも
賑やかな気がします。大変さや心配はあっても
日々、NICUで頑張っている命を皆で見守りながら
お互いに命を考え続けていけたらと思えます。

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

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コメント欄、ニックネームだけでコメント登録可能ですので
ブログ記事へのご感想などもお寄せいただければありがたく感じます。

ブログの感想など自分や担当医にお伝えくだされば
お写真撮影に伺いますので登場してもいいかなと思える
入院中の皆様にはお声がけくだされば幸いです。

寄付202211月

10・11月も39件の新生児科指定寄付へ感謝

:寄付に添えられた願いをスタッフと心に刻みたい。。。


で先月のご寄付への感謝を報告していますが

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、
ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)


「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


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下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。
  
 



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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 5

There are no comments yet.
aki  
日本有事と急がれる改憲、大変恐縮に存じますがどうかこの危機を皆様に知って頂きたいです

日本存亡に関わる台湾有事危機が高まる中、
敵国が望む改憲阻止の為、中韓と連携し野党メディアが倒閣へ扇動をかける状況にどうか気付いて頂きたいです(09年は扇動が成功)

国防妨害一色の、メディアが全力で守る野党は、北と韓国政府から資金投入の朝鮮総連、殺人の革マル等反社勢との連携、大炎上中のcolabo等は一切報じぬ裏で、

中朝は核の標準を日本に向け、侵略虐殺を拡げる現在、日本の尖閣に侵犯を激化する中、改憲せず攻撃力を持たずの現防衛力では、

多くの日本人を銃殺した韓国の竹島不法占拠、北の日本人拉致、中国の尖閣侵犯にも、9条により日本は国を守る為の手出しが何一つ出来ない事が示しています。

中韓の間接侵略は、野党が法制化を目指す外国人参政権や日本人のみ弾圧対象ヘイトスピーチ法、維新道州制等、多様性と言う"中韓の声反映"に進んでおり、

野党メディアが09年再現へ世論誘導をかける今、中韓浸透工作は最終段階である事、
日本でウクライナの悲劇を生まぬ為、一人でも多くの方に目覚めて頂きたいと切に思い貼らせて頂きます。
https://pachitou.com/2021/10/29
長文、大変申し訳ありません。

  • 2023/01/09 (Mon) 02:03
  • REPLY
NICUサポートプロジェクト
NICUサポートプロジェクト  

上記の書き込みありがとうございます。お気持ち拝見して心よせたいと思えましたが、このブログの趣旨とは異なるのでコメント欄への記述は今後は控えていただけると感謝です。
 自分はこのブログで韓国や中国やロシアなどの新生児科医との連携を書き残しています。コロナ前は年に5-6回、中国・台湾・韓国と行き来して心臓エコー検査の技術指導などさせてもらっていました。韓国・台湾・中国も新生児科医の新しい命をよりよく守りたいという想いは全く同じで、仲間意識を持っている人達が沢山います。だから、韓国や中国・台湾と国家の方針で敵味方になって、命を奪い合うような関係性につながる準備をしたくないと心から思えます。お互いの大切にしたい命を一緒に守り合うような関係性を目指したいと思ってコロナ禍中も韓国や中国、ロシアの新生児医療の講演依頼などは受けていました。微力かもしれないけど一人一人がそういう気持ちを持つことの積み重ねが世界平和につながればと思えて自分のできることをしたいと思えていました。
 小さな命の誕生や死を目の当たりにしている自分には戦争はしないことを最大限努力し合いたいと思えます。他国の戦争を目の当たりにして危機を煽られ、戦争することも致し方ないと思いたくない。被爆国だからこそ、戦争は止めようと言い続ける国になる方がいいと思えています。先方が悪いから仕方ないではなく、それぞれの国に事情や正義があるから、戦争は繰り返されてきた。軍備増強が政治や役目なのか、戦争を防ぐ努力をあきらないのが政治の役目なのか、国の危機を煽るのが報道の役目なのか? 国を超えた協調のきっかけを作るのが報道の役目なのかを悶々と考える日々です。
 <戦うしかない>という状態に関係性が悪化する時に少子高齢化の中で福祉や介護負担などがどんどん増える若者世代に、さらに戦いを託すようなこともしたくない。戦争は仕方ないと思えるベテラン世代が多いなら、自ら戦う意思、自分の命がそれで危うくなっても仕方ないと思えるほどの覚悟があるのか?とも思えています。ベテラン世代こそ戦場に出て、希少になりつつある若者を戦場に出さないくらいの気概がないのなら、自分は戦わないけど誰かが戦ってみたいな意識で軍事増強の準備などの方向に日本が進んで欲しくないと思える最近です。

  • 2023/01/09 (Mon) 12:30
  • REPLY
H.S  

初めてのコメント失礼します。
去年11月に23週6日で出産し、横浜市内のNICUに今も息子がお世話になっています。
コウノドリの大ファンで、何回もフルで見返していた自分がまさかこの立場になるなんて…とも思いますが、あのドラマのおかげでNICUがどんな場所なのか、先生や看護師さんがどんな気持ちで働いていらっしゃるのかを事前に知れていたおかげで不思議と入院当初から落ち着いた気持ちでいられました。
息子はおかげさまで経過も順調で、今週家の近くの病院に転院します。ですが転院先の面会制限がかなり厳しいようで、今いる病院は毎日同じ面会できていたところから同じ横浜市内でこんなに違いがあるのかと驚いています。
そしてこども医療センターの考え方や個室などがあること、とても羨ましく思います。
自分が早産になり感じたことは、まだま知られてないことが多く理解がない人もいること。医療従事者の方々の凄さ、今の日本の医療技術の素晴らしさ、もっともっと色んな人に知ってほしいなと思いました。
なのでぜひ学校の授業活動や、このブログも続けてほしいです!
先生のTwitterを見てクリスマスにシールも送らせていただきました。
全国のNICUで頑張っている子供達、ご家族の方々に幸せな日々が訪れますように。
私も息子とまずは退院を目標に頑張ります!

  • 2023/01/09 (Mon) 12:33
  • REPLY
NICUサポートプロジェクト
no name  
To H.Sさん

To H.Sさん、心からメッセージに感謝です。息子さんの経過に心寄せ、御退院の日を願っています。
NICUで生まれる赤ちゃん達はコロナ感染よりも高い死亡率がある状況の場合もあります。コロナ感染するリスクとコロナ感染対応で失っているかもしれないデメリットを常に考え続けないといけないと思えています。こども医療センターは<家族と過ごせるNICU>を目指すと宣言して多くの方の応援の基でリニューアルオープンしたはず、だからこそ、コロナ禍でもそのことを実践する役目が
あるのかなと思え院内の多くの皆様との相談の中で家族面会などを続けています。感染対策と家族面会は相反するものでもないとも思えています。そういうことを伝え続けるNICUであればと思えて、ブログをコロナ禍も続けていました。NICUに入院しているご家族がその願いを共感してくださることはこのまま面会制限が続く、赤ちゃんが医療を受けるだけのNICUになっていかないためにも大切かなと思えてメッセージに感謝でした。
 クリスマスのシールにも感謝です。
 そして、SNSなどが広がる中、このようなブログを続けることの時間の使い方と読んでくれる人達いるのかなという中で日々続けていました。ツィッターやインスタグラムでは伝えきれないことがあると思えるからブログを続けているのですが読んでくださる人達がいないなら続ける必要性をもちろん悩みます。昔に比べるとコメント欄への感想コメントなどなくなり、誰も今は読んでいないかもと思えることもありました。日々感想を伝えてくれる看護師さん達や勝又先生の感想の言葉があるから続けていられている最近でした。限りある時間の中で、論文の執筆に時間をもう少し割きたい気持ちあって、ブログをやめるかどうか?という気持ちになる日々でした。これまで12年間もそうだったのですが、不思議にブログに区切りを付けようかなと思える気持ちがよぎる時に、天啓のように<続けよう>と思える、続けている甲斐を改めて伝えてくださるメッセージが届けてくださる方がいます。今回も<天の声>に思えるH.Sさんの言霊に感謝で、続けていることで今現在、こういう風に感じてくださる患者家族の方々がいる限り、意思を持って惰性にならず、無理もし過ぎず続けていける勇気と動機をいただきました。今後ともブログに心寄せていただき、ご感想などをお寄せくださると嬉しいです。ありがとうございました。

  • 2023/01/09 (Mon) 14:12
  • REPLY
はっちゃん  

命の授業というタイトルに違和感を持ちました。命の授業する事によって追い詰められ、傷つけられる人もいるという事を知っていただければと思います‥。
https://synodos.jp/opinion/society/19993/

  • 2023/06/28 (Wed) 16:10
  • REPLY