日本超音波医学会シンポジウム「小児心疾患をプラスアルファの心エコーで捉える‐普及へ向けて」で講演の報告

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金曜日は新幹線に乗って
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車中で大集中で準備して
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名古屋に到着。賑わいに久し振りにNICUから出てきた
気持ちで
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にご招待いただき初参加でした。

小児心疾患をプラスアルファの心エコーで捉える‐普及へ向けて
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「小児心疾患をプラスアルファの心エコーで捉える‐普及へ向けて」
というシンポジウムでした。座長は市橋先生と増谷先生。

自分はトップバッターで
「新生児の3Dエコー」について10年間
取り組んできての今を講演させていただきました。
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循環器科専門医でなくても皆がエコーを日常的に必要とする
NICU、そして、右室機能が大切な新生児医療、
画角が小くて済む新生児医療こそ
3Dエコーが必要とされる医療現場で、また、
その効果が期待できるかもしれないと考えて
取り組んできたことをお話ししてきました。
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今、自分が話せる話を小児・成人で心エコー検査に
取り組む先生方に向けて講演してきました。


順天堂大学浦安病院の高橋先生は
スペックルトラッキングのデータを積み重ねて
得られてきた知見にその姿勢や成果を尊敬を感じました。

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長野こども病院からは
瀧聞先生が術中経心膜3Dエコー、
安河内先生が3Dエコーを用いた弁の形態評価
という内容での講演、3Dエコーの画像の鮮明さ、
その技術が診療に活かされている様子に期待・感動でした。


予定時間では治らない
質疑応答、意見交換が
大変盛り上がったシンポジウムでした。

自分も新生児医療での
スペックルトラッキングや3Dエコーについての
アイデアや活用法が頭の中で広がるのを感じて
ご一緒させていただいた皆様にたくさんの気づきを
もらいました。

コロナ禍以来、2年半ぶりの
対面のシンポジウムでしたが、同じ空間で
お互いに講演を聞きあいながら意識を集中しての
シンポジウムの大切さを感じました。

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自分、長髪になっていると驚かれたのですが、
コロナ禍で緊急事態宣言や蔓延防止措置の間は床屋に行かない
ようにしているうちに長髪気味になっていたことを感じ、
リアルに再会するのは3年ぶりなんだと思えていました。


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フロアから質問や貴重な意見をくださったのは心エコー仲間に思える
岩島先生、直に会えて、オンラインではない率直な意見交換ができる
ことに気持ちが社会復帰したように思えました。

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シンポジウムの後は企業展示場で
瀧聞先生と3Dエコー談義でした。

瀧聞先生(医師2年目)は神奈川こどものジュニアレジデントの2年
先輩で学生実習に来たときに、
「Ebstein病の病理標本」をたくさん見せてくれて
「????」だった自分でしたが、神奈川こどもに
くればこんな風になれる?と衝撃を受けて志願する
きっかけをくれたと思います。

その後も、J-PrePガイドラインのデルフィー会議に
参加してくださったり、スペックルトラッキングの講義を
循環管理研究会で伝授してくれたり、大変ありがたい
先輩です。

3Dエコーについても8年前に

に様々なことを伝授してくれて、そのことを8年間やっていた
感じです。その報告をしつつ、今悩んでいる技術的なことなどを相談したら
たくさん言霊をくれて、進化のきっかけをくれたと思えました。

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NICUにおける心エコー検査に基づく循環管理 (Fetal & Neonatal Medicine 2018年8月)

に書いたNICUエコーラボの開設も
長野こども病院のエコーラボの設備をNICUで
整備したいという気持ちで解析ソフトなどについて
相談に乗ってもらった先生です。

一緒に働いたことはないのですが、自分にとっては
人生の節目節目で言霊や道標もくれる存在と改めて
感謝を伝えた日でした。

そして、場所は違えど小児病院で働き続けている
先輩の近況や考えていることは道標に思えて感謝のリアルな
再会でした。

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本日の横浜のNICU、エコーをしている岩井先生、
指導する林先生、見守る看護師さん。
NICUのエコーをみなで考えていきたいと改めて思えます。
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国内留学終了まで後9日と寂しそうに伝えてくれる
乙部先生、最後まで伝えられることを伝え、戻った後に
取り組めることの準備をしていけたらと思えます。

 今晩も最後までお読みくださりありがとうございました。
明日もよろしくお願い致します。


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コメント欄、ニックネームだけでコメント登録可能ですので
ブログ記事へのご感想などもお寄せいただければありがたく感じます。

ブログの感想など自分や担当医にお伝えくだされば
お写真撮影に伺いますので登場してもいいかなと思える
入院中の皆様にはお声がけくだされば幸いです。
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2月・3月も39件のNICU指定寄付へ感謝:財政難を言い訳にせず、最先端の新生児医療を追求していきます。。。


で先月のご寄付への感謝を報告していますが

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、
ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)


「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。



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下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。
 





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Posted byNICUサポートプロジェクト

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