37代目のNICU短期研修医の太田先生の旅立ち。。。
千葉の成田赤十字病院から半年間の国内留学をしてくれた
太田先生。最後の週までしっかり診療してくれていました。
赤ちゃんとご家族のことをしっかり心寄せて真摯に
向き合っているのを感じる太田先生でした。様々なことを
語り合える存在に自分も出会えて嬉しく思えた半年間でした。
成田赤十字病院の診療・文化・経験などを伝えてもらう
異文化コミニケーションだからこそのお互いの気づきをもらえました。
エコーを一緒にしながらどんなことを考えてエコーするか、
エコーを見てどう考えてどう診療につなげていくかということを
改めてゆっくりお伝えできたらと思える最後の週でした。
太田先生とエコーしながらデジャブのように感じたのは
2009年の読売新聞に残る太田先生を派遣してくれた
川戸先生とこんな風にエコーしたなという記憶が蘇りました。
川戸先生は短期研修医制度の第1号でした。
についての記事、
川戸先生の留学の感想が上記に残っています。
この制度を立ち上げた頃の想い、共に制度を作ってくれた
当時の神奈川県や病院の理解者に改めて感謝です。
多くの方に当時の新生児医療を知ってもらう意味でも
読んでもらえたらと思えます。
太田先生、先に研修を終えた北村先生まで
12年間で38名の短期研修医をお迎えしています。
第1代目の川戸先生が指導した太田先生が第37代目で
短期研修してくれたことに続けてきた甲斐を感じる
自分でした。
千葉から研修にきてくださった川戸先生、西先生、
遠藤先生、山浦先生、富田先生、近藤先生、飯島先生を初め、
千葉の多くの新生児医療の先生方を側に感じる太田先生と
語らいながらの半年間に感謝でした。
川戸先生、戸石先生、成田赤十字NICUスタッフの
皆様にお伝えしたい太田先生の真摯な半年間の
研修でした。
最後の週は神奈川で出会った人達のそれぞれに
別れの挨拶をしていましたね。
横浜での経験を踏まえて
成田に戻った後の抱負や願いや夢も伝えてくれて
成田の1員として学ぼうとしていた気持ちを感じました。
成田に復帰したら成田の診療の1つの柱になる
予定の太田先生、その前途を診療科や職種を超えて
見送りたい最後の1週間でした。
去る前日、当直をしてくださり、
当直明けも最後の1日もしっかり仕事してくれて
最後の挨拶かなと思えていると
半年間、集った仲間からのプレゼントでした。
江原先生がいつもながらに素敵な気遣いで準備して
くれていました。
指導医をしっかり務めてくれた、太田先生とたくさんの
赤ちゃんを診療してくれた稲垣先生。
川戸先生と自分の昔を見るようで
これからも離れていても仲間であることが続くことを願っています。
みんなからの寄せ書きですね。太田先生が涙ぐんでいるのも
素敵で、
この年齢になって涙ぐむくらい一生懸命な時間を
過ごしたことはきっと一生忘れない半年になるのかなと
思えていました。
太田先生を囲んでの卒業写真、様々なところから様々な想いで
集っている私たちの新生児科、一期一会を大切にしたいし、
離れても目の前の赤ちゃんに向き合うことでいつまでも
つながっていると思いたいです。
太田先生、ご家族、成田赤十字病院の皆様、半年間それぞれに
ありがとうございました。また、会える日を楽しみに
お互いの場所で頑張っていけたらと思えます。
ご意見・ご感想・下記への寄付応援など大歓迎です。
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。1000円からご寄付可能です。
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので是非、指定寄付をお願いしたいです)
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、今はコロナウィルス対応、その先には新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成などに活用させていただく所存です。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)
寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のためにより良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。
下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。
寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。
下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。
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Comments 3
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沖兄弟の母
太田先生、ありがとうございました。
明日病院に行ったら、NICUに太田先生はいないのかな?と寂しくなります。お疲れさまでした。沖兄弟も頑張ります!
- 2021/07/01 (Thu) 20:15
- REPLY
太田
To 沖兄弟の母さん
こちらこそ、ありがとうございました。
お誕生直後の状況は直接拝見しておりませんが、多くの治療や手術を乗り越え、成長される姿を見て、力を頂いていました。
お父様・お母様が当たり前に病棟にいる光景からも、NICUのあり方を考えさせていただきました。
退院のご様子をこのブログで拝見できる日を楽しみにしております。
- 2021/07/02 (Fri) 15:42
- REPLY
To 沖兄弟の母 &太田さん
To 沖兄弟の母 &太田先生、やりとりに心温かくなりました。ありがとうございます。一時期、濃密な時間を同じ場所で過ごした人間は、離れてもその時間は消えない、離れてもお互いの頑張りや幸せを願い合えると感じています。そういう気持ちを感じたやりとりに感謝です。
- 2021/07/06 (Tue) 20:03
- REPLY