「祈りの部屋」から「NICU命の授業」へ。。。

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胎児診断から知るご家族がお産になりました。
パパさん、お兄ちゃん、祖父母さまが病院に向かっている
ということ、お母さんにお誕生のお祝いを伝えつつ、カンガルーケア
しながらご家族の到着を共に待ちました。

そして、ご家族が到着して感染チェックなどを
させてもらいましたが、時間を大切にすぐに面会しましょう
と伝えるとその言葉の意味をすぐにご理解された祖父母様達。

パパさんにもお誕生のおめでとうと伝えたかった自分です。
胎児診断の時から、どんな形で生まれてくるかはわからないけど
この子がママさんやパパさんに会える日を自分も共に
祝えたらと願っていますと伝えていました。

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LDRでご家族に囲まれている赤ちゃんに
夜勤帯でもできることをしてあげたいという想いが
伝わる母性病棟のスタッフの想いを感じました。

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当直の谷山先生と高橋先生と共にNICUからご家族
の時間に心寄せていました。

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みなとみらいの夜景を見ながらこの夜のことを覚えていたいと
思えていました。

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翌朝、母性病棟の病室で
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パパさんがお誕生の日に準備していたぬいぐるみや
風船に囲まれた赤ちゃんの可愛らしさに感動していました。
ママさんやパパさんが準備していた気持ち、お誕生までの
想い、ご家族でずっと過ごした
昨晩の想いを伝えてくださりご家族の時間を追体験
させてもらった気がします。

胎児診断のお話の時も、そして、この2日間の
ママさんやパパさんの想いや言葉を素敵に思え、
胸に刻んでいたいと思えました。

そして、この日、
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<大切な悲しみ>をシェアしたい: わたぼうしの会。。。

で書いた2家族と再会。以前、

お子さんのご一生をこの周産期センターで見届けさせてもらったご家族達の
再会はこの週末に共に過ごしたご家族ともいつかこんな風にお子さん達の
時間を共に偲べられたらと想像できて、自分のこの週末の悲しみを
癒してもらう気がして感謝でした。

そして、月曜日、
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自分、昼から出張だったのですが午前中はNICUで仕事を
しているとこの日に上記のご家族、周産期センターを退院されると
ご連絡を受けました。出張の出発ギリギリでしたが、
ご家族の病院の卒業を見送りたいと思えていました。

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「祈りの部屋」で母性病棟・NICUスタッフ一緒に
ご家族のご卒業を見送りました。

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天窓から差し込む光。
赤ちゃん、ピンクのリボンが似合う帽子、穏やかで可愛い
表情、鮮やかなピンクの服がすごく似合っていました。


のベビーストリアの服と気づいた自分。
ママさんに聞くと生まれた時に着せてあげたいと
急いで送って欲しいと頼んだら急いで送ってくれて感謝。。。
と伝えてくれました。この病院のNICU卒業生のご家族が
作った会社で、きっと事情に心寄せて急いで送ってくれたのかなと
思えます。いつか会った時に急いで送ってくれて感謝をしていたこと、
赤ちゃんがとても似合っていたことをお伝えしておきますと
ママさんにお話ししました。

ママさん、今回の入院前に
を読んでいたということ。心救われる気がしていたと
感謝を伝えてくれて、こちらが心支えられる気持ちでした。

谷山先生が別れ際に
「お子さんのことを話したくなったら、いつでも
ここに来てくださいました」と伝えている姿に自分も
胸が熱くなりました。

上記の本は読んでいたけど、このブログに気づいていたかは
わからないけど、いつか気づいた時に気持ちが伝わればと
書き残させていただきました。

ご家族を見送った後、急いで出張に出発しました。
この日は神奈川大学附属中学で
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命の授業を担当してきました。12年間、毎年
授業させてもらっている神奈川大学附属中学です。


この日別れたご家族のことなども想像しながら
お話しした75分間でした。

対面で授業したのは

この授業のことはまた、後日改めて書かせていただきます。

ご意見・ご感想・
下記への寄付応援など大歓迎です。


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4月18件、5月19件のNICUへの指定寄付に感謝の使途報告。。。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、
ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。



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Posted byNICUサポートプロジェクト

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