NICU卒業から10年先の笑顔に心励まれて。。。

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本日は猪谷先生のさよなら講演を

遠隔配信しました。猪谷先生に指導医をしてもらった医師や
一緒に当直したことがある世代の先生方に遠隔双方向で参加して
もらいました。少し、内輪の送別会的な講演会でしたが
新生児科医として定年を迎える医師の言葉をお付き合うくださった
全国各地の先生方に感謝です。

猪谷先生の講演のことは明日書かせていただきます。

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3月は感傷的になる季節、NICUの窓の外の桜をきれいに
感じつつ散る日が近づくのを怖れつつ、

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日々を大切に
していたいと思います。

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毎週火曜日の松井さんの勉強会。どんな時でも
勉強会は大切にしたいと思えています。

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毎週続けてくださったことに感謝です。

心身疲れ気味な気がする最近ですが
本日元気をもらったのは

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外来フロアで再会のゆうせいくんとりおちゃんご家族です。
廊下の遠くから手を振ってくださっている2家族との再会でした。

「10歳になりました」というママさん達の
笑顔にまずは感動でした。

このブログ、10年間続けてきましたが
10年前のNICUに登場してくださっていた
りおちゃんとゆうせいくんです。

ゆうせいくんの退院の日


当時のブログに成長の軌跡が残るりおちゃん。

NICU卒業生ご家族でもある村田さんに
巨人移籍の初のサインをもらったはりおちゃんでした。

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この頃から10年先の未来が今です。
ゆうせいくんもりおちゃんも幼なじみと一緒で
ご機嫌でしたね。2人の10年、ご家族それぞれの10年間
を讃えたい気持ちでした。

そして、

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ご家族の笑顔が素敵でした。自分の体調を心配してくれる
りおちゃんとゆうせいくんのご家族。
「大丈夫ですか、がんばって」
と伝えてくれる言葉と笑顔。

10年前応援したかった人達が10年前に
笑顔で応援してくれることに自分が心励まされました。
ご家族の笑顔に感動でした。

りおちゃんとゆうせいくんのご家族に
たっくんご家族も来ているという言葉。

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近づくと、いつも通り、足音で気づいてくれるたっくん
の笑顔でした。



4年間、NICUに入院していた頃の様子、上記の動画や
下記のインタビュー記事に登場してくれていました。
4年間NICUに入院していたたっくんご家族。

去年は
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パパさんの言葉に感動:「患者を生きる」 で「新型コロナ 在宅でのケア:3 一家で旅行」が掲載。

に登場してくれていました。

パパさんのFacebookで卒業式の写真に感動していたので
小学校卒業おめでとうと伝えると

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たっくん、プレゼントくれました。

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中学生になりますというチロルチョコレート。

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これまでたっくんご家族を応援してきた多くの方々に
伝えたい気がしたたっくんの卒業と入学でした。

たっくんのママさん、
をみた感想、どのご家族にも大切な時間があることに
心寄せてくれていました。そして、新型コロナ禍のNICU面会制限に
自分達がいたらと思うと、
子供も自分達もとても耐えられない、どうなってしまっただろうと
思える。。。だから、ことちゃんやゆめちゃんのご家族のご家族の
気持ちがすごく共感したという言葉でした。

この1年の
NICUや新生児病棟にいるお子さんとご家族に先輩家族だからこそ
心寄せてくれて案じてくれていることを感じました。

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自分が番組を通じて伝えてもらいたかったことを
しっかり感じてとってくれているたっくんのママさんの
感想にたっくんを共に応援した4年間のありがたさを感じました。

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最近、会うと頭を撫でてくれることが多いたっくん。
エンパワーメントしてもらった気がしました。

夕方、2階の廊下を歩いていると階下に
たっくんご家族と再度遭遇、パパさんにも卒業おめでとう
と伝えられてうれしく感じました。

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2階からの自分の声に反応して、どこにいる?という感じで
電動車椅子をくるくる回転し続けてくれたたっくん、探して
くれているのがわかり、 嬉しく感じました。

「上、上」とママさんに
言われて見上げて笑顔のたっくん、それを見守るママさんと
パパさんの笑顔。

10年前に10年後はどうしているだろう?と未来を自分達も
わからなかったゆうせいくん、りおちゃん、たっくんのご家族、
子供達、ご家族が素敵な笑顔で家族で過ごしていることを
みて、良かったと心温かくなっていたこの日、当時の
スタッフに伝えたいNICUの未来に遭遇した本日でした。



ご意見・ご感想・
下記への寄付応援など大歓迎です。


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緊急事態宣言中の1−2月、神奈川県立病院小児医療基金への32件の新生児科指定寄付に感謝。。。


「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、
ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。



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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 3

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たっくんパパ  
感謝

豊島先生を撫でている。。。なんてことをw最近、坊主頭の自分を撫でることが増えましたが、坊主ではない豊島先生も撫でている、驚きですwwきっと頑張っている豊島先生を褒めたかったのでしょう。
昨日は少しの時間でもお会いできて嬉しかったです。MRI検査が終わって迎えに行ったら、偶然出会えました。太晴が声のするほうをキョロキョロ探していましたね。それと、昨日はゆうせいくん、りおちゃん家族にも会えたようですね(ゆうせいくん家族には駐車場でばったり会えました!)。久々の再会でした。太晴のチロルチョコはお世話になった、そしてこれからもお世話になる人達に直接渡しています。こども医療センターを退院して月日が経ちましたが、医療的ケアをしながら、地域で生活していくためには本当にたくさんの人たちのサポートがないと生活できないことを実感する日々です。今度中学生になるので、これまで支えのおかげで小学校を卒業できたこと、成長していること、そしてこれからもよろしくお願いします、という意味を込め、太晴が直接渡せるように、チロルチョコを選びました。ドキュメンタリーは家族で見せていただきました。NICU入院当時では本当に想像もつかないことが起きているので、登場したご家族のお気持ちは痛いほど分かりました。それと同時に葛藤しながらも家族にとって良い方法を模索している先生方や看護師さん、病院側の気持ちも感じることが出来ました。コロナが落ち着き、良い方向を向かうことを信じています。

NICUサポートプロジェクト
豊島  
To たっくんパパさん

To たっくんパパさん、猪谷先生のさよなら講演会の直前であり、一瞬でしたがパパさんにも小学校卒業、中学入学のお祝いを伝えられて良かったです。声を探してくるくる回ってくれたたっくんを上から見ていて可愛く感じていました。チロルチョコにも感謝です。テレビ番組の感想にもありがとうございます。ただでさえ様々な想いに向き合う周産期センターで新型コロナ禍の様々な我慢の日々は自分達も閉塞感があるし、ご家族はいつも以上に戸惑いがあるのだと思えています。それを察してくださる先輩ご家族の感想に自分が心支えられる気がします。素敵なメッセージありがとうございました。また、お会いする日を楽しみにしています。

  • 2021/04/02 (Fri) 20:15
  • REPLY
ジョフレ  
たっくんへ

小学校卒業、中学校入学おめでとう㊗️🏫御座います。
応援しています。

  • 2021/05/08 (Sat) 19:49
  • REPLY