今よりもよりよい新生児医療の未来を皆で探していきたい。。。

スライド1
朝のNICU回診。週末に向けての診療方針をみなで話し合っています。

スライド2
本日、自分が後輩世代の先生達に伝えていたのは
「回診や会議などは意味がないと思わない。意味があるように
自分が何をできるかを考えよう。」

「論文などの結論だけ知って終わってはならない。論文の
表などを眺めることで筆者の述べていない、自分達の目の前の
患者さんの診療に役立つ情報があるかもしれない」

「安定してきたと思える時ほど、次に具合が悪くなるとしたら
どんなことなのか? それを早期に気づくには何が必要かを
考えよう」

「現状が安定していると思っていると急変に感じるけど、
常に心配しながら診ていると徐々に感じ取れる」
「根拠があるとか、ないとかで終わらず、根拠を確かめていく、
創っていくのは若者の役目」

「全身の臓器が未成熟な早産児は急激な変化に順応できない。
急激な変化が他臓器に影響を及ぼすこともあるから、様々な
治療をどんどんやることがいい時ばかりでもない。」
「よく診て、治療はやり過ぎないのも大切」

「経過を振り返ること、似た状況の患者さんをまとめること
は大切。それを共有することで次に似た状況にどうするかを
皆で考える機会になる」

「自分の出来る範囲のことだけで終わってはいけない。
このチームでもっと出来ることがあると思えたら、そういう
力を患者さんの診療に助太刀してもらうように相談して
いくことが患者さんのこの病院に入院してよかったと
思えることにつながるかも」

「人が増えたら、コミニケーションを惜しまない。
人数が増えるからこそ、お互いにコミニケーションを取ることで
チームは出来上がっていく」

などの言葉を後輩世代の先生達に伝えていた午前中でした。

午後は様々な勉強会があった1日でした。
スライド4
ご寄付を活用して導入するかを検討してきた
心機能解析ソフトの勉強会。成人では普及している
Philips・TomtecのAuroSTRAIN4.0
ですが
それが新生児でも活用できるかを導入する前に確かめたい
ので500gの赤ちゃん達の心エコー検査を自動解析できるかを
試行してもらいました。

スライド6
これまでは左室のスペックルトラッキングのみができた
ソフト、測定には時間も要したのですが、最新版は
左房や右室も分析できるようになり、さらにAIを活用して
今までより格段に解析時間が短くなります。

スライド5
500gの赤ちゃんの小さな心臓でも自動解析できる
その技術革新に驚愕・感動でした。

技術革新を未来に向けて臨床に定着していって欲しい
後輩世代の先生方です。

下記のブログに書いた

途中経過を見せ合いたい。。。:リサーチミーティングの再開

今年から再開したリサーチミーティング、次鋒は
林先生にお願いしました。
スライド2
柴崎先生と取り組んでいる胸水症に対する
ICGリンパ管造影の診療の質向上について
報告してもらいました。
スライド1
途中経過で意見を出し合いながら、
スライド3
頓挫せず、遂行していくために皆で話し合いました。
こういう機会が日々の診療の現状、わかっていること、
わからないことを皆で確認して未来に向けて何を確かめていく
かをチームで考える機会になればと思えます。

スライド10
夜は川滝先生主催の胎児外科勉強会。
金曜日の終業後に講堂の窓を開けて換気しながら
産科・新生児科・小児外科・病理科で集合して
勉強会・カンファレンスでした。

スライド8
下風先生が内容を以下にまとめてくれています。
多くの方にご確認いただければ幸いです。

////

本日の夕方はDr川滝主催の神経芽腫の勉強会です。 (しもかぜ記) 外科・病理科・産科・新生児科が集合しました。 ・産科から 神経芽腫と鑑別が難しい副腎出血の胎児画像 ・新生児と病理科からの所見報告 新生児の神経芽腫 先天性悪性腫瘍の25...

神奈川県立こども医療センター新生児科勉強会さんの投稿 2021年2月19日金曜日
/////

スライド9
驚いたのはこども医療センターが1991年にLancet誌に
出した論文報告があるということ、そういえば、1993年に
ジュニアレジデントの採用試験を受けた自分には問題に
神経芽腫があったことを思い出しました。

スライド11
夜のNICU、2人当直の1人を信頼して託せるようになりつつ
あるジュニアレジデントの桑名先生。赤ちゃん一人一人の様子を
ベットサイドで確かめている姿勢を素晴らしく感じました。

スライド12
今日はあまり立ち寄れず、笑顔の写真撮れませんでしたが、
看護師さんに優しく寝かしつけてもらっている様子が
可愛かったゆめちゃん。

スライド13
今週もあっという間に週末がきている気持ちです。

スライド1
自分は「こどもホスピス in 福岡」の準備を頑張ろうと思えます。

今週もそれぞれにお疲れ様でした。それぞれに穏やかな
週末が訪れることを願っています。

ご意見・ご感想・
下記への寄付応援など大歓迎です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

スライド1

12月、神奈川県立病院小児医療基金への27件の新生児科指定寄付に感謝。。。 


こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。



関連記事
Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 0

There are no comments yet.