「回診やカンファレンスの司会は担当医やリーダーがしない」:チーム医療には各自のファシリテーションの体得が大切

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朝の勉強会、本日は一卵性双胎のお子さん達の
診療についての勉強会でした。
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朝のNICUカンファレンス、医師・看護師・ソーシャルワーカー・
臨床心理士・外来調整看護師さんが集合しての情報共有と意見交換でした。

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本日は多職種・多診療科のカンファレンスがたくさんありました。

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患者さんの家族の接するのは担当の医師や看護師さんになりますが
その医師や看護師の相談を皆でしています。情報を共有し、
自分達はどう話、何ができるかを皆で話し合っています。

自分は発言は1回だけだったのですが
看護師さんたちやソーシャルワーカーさん、緩和ケア普及室の医師、
それぞれの意見、それぞれの視点に、気づきがたくさんありました。
忙しい中でもしっかりと考えているスタッフが多い今を
心強く感じます。

自分が部長になって決めたのは
「担当医やリーダーは回診やカンファレンスの司会はしない」
ということです。
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日本医療機能評価機構Minds に 

<周産期医療の質と安全の向上のための研究(INTACT)プロジェクト>の特集が掲載

のプロジェクトでカンファレンスの仕方やファシリテーション、

チームの行動変容のために必要なことをみんなで学んできました。

担当医や部長が司会をすると意見は出づらい。
司会進行は担当でない医師や看護師が司会進行やファシリテーション
に徹して様々な意見が出るようにして、チームの
意見をファシリテート(芽吹かす)を目指す。
ということです。

そのためにチームメンバーには
ファシリテーションやコミニケーションスキルの
体得を手伝えたらと思えています。



この日、司会してくれた
林先生や勝又先生の司会ぶりに自分の目指す
カンファレンス司会に感じて頼もしく感じていました。


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三重から来てくれた北村先生、
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千葉から来てくれている太田先生と
3人で診療の合間にカンファレンスの仕方などについて
意見交換しました。

上意下達的、予定調和的なカンファレンスは
皆忙しいし、したくない。カンファレンスをするからこそ
忙しさの中でも様々な思いや知恵を結集して赤ちゃんとご家族の
時間を支えたい。

チームで診療するということは、コミニケーションに時間を
かけることを惜しまない必要がある。司会者を担当医や部長などが
やるとその考え以上の意見は湧いてこない。チームでより良い
診療を考えていくためには担当医が情報を伝え、担当医だけが
知る情報をシェアし、部長は助言はする者の集まっている
人間の意見などを沸かせ、チームとしてより良い方法を探す、
同一にならなくても方向性を確認するのが大切に思えている
ことを伝えました。

そのためには、担当医は患者さんの情報をしっかりまとめ、
院内外の参考にしている情報をチームに提示して話し合いの
叩き台は作る、調べるのが誠意と思って準備するのも大切と
伝えていました。

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夕方のカンファレンス、新生児科・小児循環器科・遺伝科・
総合診療科などに関わる多職種が集合してのカンファレンス。
江原先生が時間をかけて資料を作っていたのを知る自分でした。

自分の願いを具現化してくれている
気がした患者さんの状況や院内外の情報などをスライドなどにまとめて
提示していた江原先生。江原先生のまとめ力は確実に頼もしくなっている
とも思えていました。
参加して良かったと伝えてくださる人たちが多く、
会議に参加して良かったと思えるカンファレンスをできるような
チームになることはきっと赤ちゃんとご家族に
みんなで話し合う上で大切なことだと改めて感じていました。

1日、みんなで様々なことを話し合っていた気がします。
太田先生や北村先生、小児科後期研修医の桑名先生や石川先生
には、本に書いていることを読んだり、
マニュアル読むことは別に国内留学しなくてもできる、
「どうやっているか?」ではなく『どんなふうに話しあって、
どんな理由をもとにチーム診療を決めているか」その話し合いの
中できっとそれぞれの地元につながるヒントがあると思えている。
だから、どう話し合っているかをしっかり知り、
考え方を身につけてもらえたらと話した本日でした。


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夜のNICU、ジュニアレジデント卒業生の勝又先生と
江原先生がそれぞれに診療をし、
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後期研修医の2人に助言している様子を
嬉しく感じました。

本日もそれぞれにお疲れ様です。
明日もそれぞれの場所でそれぞれの
役目を頑張っていきましょう。


ご意見・ご感想・
下記への寄付応援など大歓迎です。


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「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

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12月、神奈川県立病院小児医療基金への27件の新生児科指定寄付に感謝。。。 


こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。



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Posted byNICUサポートプロジェクト

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