ハタチになったNICU卒業のご家族に心励まされて。。。

先週は自宅近くのコンビニで
20年前に担当した双子の超低出生体重児のご家族とばったり会いました。
コンビニの中で近況を伝え合う時間に心温かくなりました。

今週、
神経内科の外来ブースにいた
ご家族からお声をおかけいただきました。
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けんちゃんご家族です。
「二十歳(ハタチ)になりました」とマスク越しに
皆が笑顔の外来でした。


けんちゃんのNICUの頃のことは上記に書き残しています。

その後もよくこのブログに
登場していたけんちゃん。





出会いから16年目に言葉を話し始めたこと、「先生」と外来で
初めて読んでもらったことを一緒に喜んだ3年前。
時間がゆっくり流れているのを感じるけんちゃんです。


けんちゃんの笑顔と会える喜び(2019年)


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そして、本日、けんちゃんご家族の20年間を讃えたい気持ちでした。
「ママさん、こんなにかわいいハタチはきっといない」
という言葉にその通りだなと思えました。

同じく
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「二十歳になりました」という声をかけてくださった
NICU卒業生のご家族です。ママさんに「20年前を知り、
そして、応援しつづける人達がいることに心から感謝です」
という言葉に、涙が出そうに自分が20年間この場所で
働いていたことにも心励ましてもらった気がして、
その言葉に感謝でした。

20年間取り組んできたことをまとめた上記の本、
発刊から2ヶ月でもうすぐ売り切れという連絡を受けました。


「新生児の心エコー入門: 超音波検査にもとづくNICU循環管理のススメ」の緒言と後書き
に書きましたが、同じ場所で考え続けていたことをまとめた
本です。多くの赤ちゃんやご家族との出会いの中でよりよい
方法を20年間、探し続けてきました。

上記の本をまとめて、この本に書いていない
ことをさらに身につけていきたい、取り組みたいと
思える今です。

最近取り組んでいるのは20年前には
まあなかった、スペックルトラッキング法です。
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林先生、入院診療をしているところを覗くと

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自発的にAIによる心内膜の自動認識をする
AutoStrainとうエコーの解析ソフトを自分以上に
慣れてくれていて、
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解析してくれている姿に感動でした。

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自分も後輩世代の先生方の心エコー検査を
共にしつつ、自分は5年後10年後の検査を想像しながら
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スペックルトラッキングの活用法を考えています。
上記はGCSといって短軸断面での自動解析です。

心機能解析をNICU病棟内で続けているのですが、
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通りかかる後輩世代の先生方に測定法や解釈法を診療の合間で
伝えています。未来の医療にワクワクしたり、解釈したり、

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自分も身に付けたいと思って欲しいし、新しいことを取り組む
ことは患者さんをより一歩踏み込んで診ていくことにつながると
も思えています。

自分がいないであろう未来のNICUで頑張っていくであろう
後輩世代の先生方に託すことを考えていきたいと思える最近です。



ご意見・ご感想・
下記への寄付応援など大歓迎です。

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「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

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かながわ県立病院小児医療基金に感謝。。。


寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。

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Posted byNICUサポートプロジェクト

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