第56回日本・周産期新生児医学会・学術集会の論文賞受賞講演:「在胎 23-25 週の児の発達予後と就学状況」のご案内

11月28日から12月11日に

第56回日本周産期・新生児医学会学術集会

がオンデマンド配信で開催です。


そして、野口聡子先生が「在胎 23-25 週の児の発達予後と就学状況」

今年度の日本周産期・新生児医学会の

論文賞受賞で受賞講演があります。


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多職種でNICU卒業生のフォローアップをしている当院で、2000年代の

NICU卒業生の小学校に入ってからの状況、悩みなどをまとめてくれた論文です。

現状や悩みをご家族と共有しつつ、ご家族が

積み重ねていけることをNICUから情報提供するために

取り組んだ論文です。


北海道のNICUで長らく赤ちゃん達の集中治療に頑張っていた野口聡子先生。

神奈川こどもNICUに

短期研修していた頃の留学記が以下に残っています。



NICU留学記(北海道から横浜)(2012年)


この頃から7年の月日が経ちましたが、北海道に
戻りNICUで頑張り、ご家庭の事情で東京に転居されてNICUを離れて
いた野口先生です。

NICU卒業生のフォローアップ外来の改善を目指した
仲間を探していた頃の自分で、外来の
の診療や研究を手伝ってくれくれないかと誘わせて
いただいた4年前でした。


再会し、新たな取り組みを一緒に(2016年)

以来、

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月1ペースで外来を手伝ってくれつつ、
作りなどをNICU卒業生ご家族と連携しながら担当してくれています。

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今回の論文のような外来での患者さんの状況の
データ収集や分析をしてくれて、年1本のペースでの
論文執筆を一緒に目指してくれて心強い存在の1人です。

小学生以降のNICU卒業生の
学習支援などの仕方を考えて欲しくて勉強して
くれています。たくさんの書籍や講習会などに行ってくれて
それで学んだことを自分にシェアしてくださり
心強い存在です。
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今はビジョントレーニングについて学んでくれてこども達の
応援を一緒にしてくれています。

NICUのことをよく知りつつ、外来でNICU卒業生の応援の仕方を
学び、編み出してくれようとしている野口先生の今を応援したいし、
今回の受賞を自分も嬉しく感じました。

講演では論文の背景や論文にはか聞ききれなかった事、
そして、論文の結果を踏まえてその先に取り組んでいることなどを
講演してくれています。多くのかたに野口先生の論文や受賞
講演に心寄せていただければと思えます。

今回の学会は、一般演題はなく、Web講演中心です。

神奈川県立こども医療センターからは

ワークショップ 3「 赤ちゃんにとって最適な NICU 環境を考える」で

斎藤朋子先生が

「新しい NICU コンセプト ~集中治療と家族支援の両立を目指した環境作り~」

の講演。NICU改築以降の取り組みなど、これまで話していない

先に続く講演を収録していました。


ワークショップ 6 「出生前診断された児の治療の実際」で自分が

「出生前診断に基づく新生児緩和ケア」

というテーマで講演を依頼されてすでに収録しています。


 こちらもご覧いただければ幸いです。


野口先生、斎藤先生、自分でNICUの集中治療とは違う

講演をする今回です。下記の動画、NICUで400gで生まれた赤ちゃんの

脳室内出血などを

防ぎながら救命するために夜中に野口先生や斎藤先生、山本先生

で頑張っていた頃の30秒の動画です。


NICUで集中治療を以下にしていくかを語り合っていた8年前から

時が流れ、集中治療ではない内容で3人で学会を担当する今を

時の流れを感じます。


研修医時代を知る

野口先生も斎藤先生も自分が精進していく道、

より良くしていきたい分野をそれぞれに見つけ、

頑張っていることを感じます。


学会で長い時間の講演の機会をもらうようになった

野口先生と斎藤先生の

学会での講演の機会を

これまでの日々を讃えたい気持ちです。


野口先生、斎藤先生、そして自分の講演、違う内容のようで

根底に相通じる部分がある講演に思えます。NICUの集中治療だけが

自分たちの役目でもない。どうやってNICUで時間を過ごすこども達の

時間を大切にできるか、よりよく未来に生きる応援ができるかを

考え続けているのだと改めて思えます。


ご家族への情報提供、NICUの中でのご家族の時間の応援、

命が助かった後の発達支援など、3つ違うようであい通じる

講演だと思います。ご参加の皆様にはそのことをシェアして

いただければ幸いです。





ご意見・ご感想・
下記への寄付応援など大歓迎です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。
(指定寄付でないと寄付があったことも存じ上げることができないので
是非、指定寄付をお願いしたいです)

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
今はコロナウィルス対応、その先には
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

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かながわ県立病院小児医療基金に感謝。。。


寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。

今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。

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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 3

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ひかり母  

豊島先生、ひかり母です。
ご無沙汰いたしております。
一気に冷え込んで参りました。お忙しい毎日をお過ごしのことと思います。ひかりも1人で美容院にいき、髪の毛がはねないようにドライヤーをかけ、、、なんて女の子らしいこともできるようになりました!
野口先生の論文の題名が気になってサイトに行ってみましたが、会員限定なのですね。内容を少しブログでお知らせくださってありがとうございます。
ひかりが中学生になって振り返って思うこと、特別支援とは何かを考えながら思うこと、色々あります。我が子が小3までに大変だったこと、逆に小4頃から伸びてきたことの他、日本の中でも特別支援というものの考え方や現状が大きく変化しているこの10年なのだなと感じます。こうして娘の育ったNICUから、医療と教育などと繋げようとしてくださっていることがすごいな、ありがたいな、と感謝する今日この頃です。
どうぞ豊島先生、またスタッフの皆様、体調など気をつけてお過ごしくださいね。

  • 2020/11/29 (Sun) 17:43
  • REPLY
ひかり母  
No title

追伸
豊島先生の命の授業の本、ひかりの学校に「よかったら図書館にいれてください」と持参しました。そうしましたら「もう入れましたよ!やはりひかりさんの主治医の先生の本ですよね」とのこと。とてもありがたくうれしく感じました。そしてすでに中高の図書館まで本の情報が届いていたことに感動しました!

  • 2020/11/29 (Sun) 17:49
  • REPLY
NICUサポートプロジェクト
豊島  
To ひかり母さん

To ひかり母さん、メッセージありがとうございます。この論文のデータは切迫早産でご入院されるご家族にお伝えしている情報です。私たち医療者は発達のマイナスになりうる合併症を少しでも減らせるように頑張るから、ご家族には発達のプラスをNICUに入院中から卒業の先も積み重ねるように頑張る先に未来はあるということをお伝えしているのですね。多数例のデータだけでなく、4ヶ月以上早産で生まれても小学生になってからどんどん成績伸びて偏差値78とるようになったお子さんもいるという例などにあげさせていただいております。未来は生まれる時に決まっているわけではないからこそ、できることをNICU・新生児病棟・フォローアップ外来と積み重ねつつ、就園・就学・学習を応援できる街を目指せたらと思えています。<NICU命の授業>もそういう想いも込めての出版なので図書館においていただいていること、置いてもらおうとした気持ちに感謝です。素敵なメッセージありがとうございました。

  • 2020/11/29 (Sun) 21:34
  • REPLY