幸せな時間。。。


新型コロナ禍だからこそ、NピアノでNICUでの誕生日を讃えたい。。。

4ヶ月の月誕生日をスタッフも一緒にお祝いしたこの日。

今日、自分たちは赤ちゃんとご家族のために何ができるかを
考えようという話し合いの中で急遽開催したお祝いでした。

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4ヶ月間、家族滞在型NICU、カルガモルームで過ごしていた
ご家族です。いつも「お邪魔します」といって入室させて
もらい、お見舞いに立ち寄らせてもらっていました。

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この子が生まれた頃、就業後に産科・新生児科・小児循環器科・
麻酔科・集中治療科などで自分たちは赤ちゃんたちのために
何ができるか、何をすべきでないかということを繰り返し
時間をかけて意見交換していました。

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過去の日本中、世界中の報告などを調べたり、
短期的・長期的、様々な視点から
どういう診療がお子さんにとってよりよい時間をもたらせるかを
真剣に話し合ったことを覚えています。

その上でご家族と一緒にお子さんをみんなで見守った
4ヶ月だったと思えます。

スライド1
今週はお父さん、仕事を再度休んでご家族3人で
ファミリールームで過ごされていました。素敵な時間が続くことを
通りかかるたびに願っておりました。

NICUの医師も看護師も皆がお子さんとご家族にとって
何ができるかを考え続けていた日々、今週も通りかかった
朝のカンファレンスでの後輩世代の医師や看護師さん達のご家族への
心の寄せ方、考え方に、一緒に働けてよかったと思える
心強さを感じる言霊がたくさんありました。

そして、スタッフそれぞれと話しているとママさんやパパさんと
交わした言葉、その言葉への想いをそれぞれに伝えてもらって
聞かせてもらって感動していました。ご家族と医療者という
垣根を超えて時間や想いをシェアしている気がしてでした。

スライド3
産科・新生児科・小児循環器科に関わる看護師・助産師・医師で
多くのスタッフが抱っこさせてもらいました。
赤ちゃんのかわらしさ、頑張りを讃えたい、ご家族で一緒に
卒業する時を讃えたい、それぞれが自分の言葉で
赤ちゃんやご家族に声かけしていたように思えます。

ご家族の卒業を見送る場面、涙を流しながら微笑みが
たくさんある気がしました。

スライド4
スタッフに気遣いを感じるママさん、たくさんの言霊をスタッフに
伝えてくれたと思うのですが、最後は言葉にならず、いつもは多くを
語らないけど素敵に思えるパパさんがご挨拶でした。

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「自分たちは4ヶ月間、幸せでした。幸せだったと思えます。
この病院の皆様にそれを伝えたい。例え、長くは生きられない
かもしれないとしても幸せな時間はあるんだということを
知ったし、伝えて欲しいと思いました。
幸せな時間をありがとうございました」
という趣旨のパパさんの言葉、力強く、胸に響きました。

同じ想いなのか
ママさんの泣きながらの微笑み、自分も涙が溢れました。

ママさんとパパさんに幸せな時間を届けた
はるくんの地上の時間を讃えたいし、

はるくんに、素敵なママとパパの基に生まれてこれて
一緒に過ごせてよかったねと伝えたい気持ちでした。

パパさんの言葉、自分はきっと一生覚えているだろうなと
思えたし、辛いこともある周産期医療だけど、その道を
選んだことを後悔しないような気持ちになるご家族の姿でした。

スライド7
多くのスタッフがきっとずっと覚えているだろうなと
思えていましたし、

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この場所にいなかったスタッフにも
伝えたいと思えたご家族の卒業の様子でした。

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4ヶ月間、過ごしていたお部屋の翌日。寂しい気持ちになります。
この場所で過ごしていたはるくん、ママさん、パパさんとの
ご家族の日々、スタッフが心寄せていた日々から
「完治を目指して集中治療を尽くす、それができないなら
命を看取るというような二者択一のような医療ではない、
それだけが仕事ではない。

いつかは有終がくるかもしれないけど、その日がくるまで
今日という1日を生きていることを大切にし続ける医療も大切
なんだ」
ということを教えてもらった気がします。

ご家族が過ごしていた部屋をいながらそんなことを思う
今日でした。

ご家族とスタッフでこの4ヶ月の日々をシェアしながら
悲しみに負けず、いつか温かみを帯びていくかもしれない時間を
胸に刻み、また、会える日までお互いに悲しみに負けずに
生きていけたらとも思えます。

ご家族にはまた、お会いする日、共に偲べる日を心待ちしていたい
と思えます。





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Posted byNICUサポートプロジェクト

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