新生児の左房を究めたい。。。

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夜の新生児科医師控え室、4月から新加入の奈良と北九州から
国内留学の青木先生と渡邊先生。神奈川で生まれる赤ちゃん達と
ご家族のために緊急事態宣言の中で心強く共に頑張ってくれていました。

横浜を車で走っていると視線を感じるという二人。
車で出かけるのを少し憚れるということ。

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3人で
「他府県ナンバーですが地元民です」のステッカーを
貼るかを相談した夜。こども医療センターには全国各地から
国内留学してくれている医療者がいることに感謝しつつ、他府県
ナンバー見ても皆が遊びに来ているわけでもないのをお互いに
感じ合えたらと思えました。

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土曜日、休日出勤してくれていた渡邊先生。
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INVOS組織酸素飽和度モニター、レーザードプラ血流計モニター、
アンプリチュード脳波などでモニタリングしながらの循環管理を
一緒にしてくれています。
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指導医の斎藤先生に鍛えられ、2ヶ月ですっかり心強い
存在ですね。

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自分は上大静脈血流波形の取り方を胸骨の右縁の心窩部から
プローベを寝かしてSVC血流を迎え撃つ感じで拾いましょう
と話したらあっという間に会得してくれて、教え甲斐を感じました。
エコーは技術などで意味があるないと言っているだけでなく、
意味があるように使えるようになろうと思えるかだよと伝えて
本日でした。

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昨日の生理検査室。

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NICU卒業生のお子さんとご家族とも再会できて
嬉しい時間でした。

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外来の心エコー検査をしてくれる
技師さん達とエコーについて語り合う時間を楽しく感じます。
技師さんの間で話題になっていること、感じていること、取り組みたい
ことなどを技師さん達から聞けることを自分も向上心を刺激される気がします。

自分は小児循環器医の研修している頃、
検査技師さん達にたくさんのことを教えてもらいました。
医師はエコー以外の所見などでエコーでうまく断面が出せなくても
いいかなと諦めがちですが、所見を言い訳なしでしっかり撮るという
ことを役目にしている技師さん達から学ぶことは大きかったです。

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技師さん達と一緒にやっている心エコー検査の分析をしていた
昨日。この5年くらい、早産児の呼吸状態や肺出血に関連すると
考えている左房機能を成人で言われているような方法を
新生児や早産児でも取り入れたいとエコー機器の会社の人、
心機能解析ソフトの会社の人、技師さん達と一緒に取り組んで
試行錯誤してきました。

それが下記の動画のように

上記のようについに綺麗な3次元エコーの左房容積曲線を新生児でも
描けるようになりました。

スライド1
購読している心エコーという成人の医学雑誌の2020年4月号は
「左房を極める」という成人でも注目されている左房機能で
丸々1冊でした。

この本に紹介されているようなことを
検査を新生児医療でもできそうなことを実感して
嬉しい昨日でした。
「新生児の左房機能を究めたい」
と思えています。

スライド09


左房にはリバーバー機能、導管機能、ブースター機能の
3つがあってこの3つの役目を理解することは心不全の診断や
治療法の検討に大切だと思えています。この3つの機能を
把握したいと願ってきた自分なのですが、

自分でもわかりたかったことをわかることができる
ようになったことを嬉しく感じて、これから出会う赤ちゃん達に
活かしていけたらと思います。

また、最近取り組んでいる心エコーの断層エコーから
コンピューターに半自動で
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心臓の大きさや動きなどを分析することも取り組んでいた
金曜日でした。

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興味を持ってずっと見ていた小児科後期研修医の小森先生。
心エコーを覚えようと頑張っていた9週間でした。今は個人で
心エコーの技術を身につけていくのも大切だけど、未来は
誰がやっても同じような結果が出せるようになる方法も見つけていきたい
という話をしたらすごく共感してくれていて嬉しく感じました。

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2次元エコーの組み合わせで分析している
スペックルトラッキング法によるストレインエコーです。
3次元エコーがなければ心機能検査はできないとも思っていない
自分です。これまでは収縮末期左室壁応力(ESWS)、左房容積(LAV)、
内大脳静脈の揺らぎなどを院内外の仲間と
新生児の救命や合併症予防に繋がりそうな可能性を
提案してきた自分達ですが、

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診療科や職種、世代や経験を超えて心エコー検査を学びながら、
新しい技術でより良い指標を
みんなで探していけたら、探していける人材育成や
チームを作っていけたらと思えています。


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Posted byNICUサポートプロジェクト

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