「医療崩壊」「患者たらい回し」「受け入れ拒否」の報道:時代は繰り返す・・・

スライド2
朝の回診。ご寄付でいただいたマスクをつけて、
声が聞こえる範囲でお互いの距離を取り始めました。

スライド1
仕事終わりの夜のニュース、
医療崩壊」「たらい回し」「受け入れ拒否
という報道がたくさんある気がして心痛む今週でした。

星野先生と自分で谷山先生や江原先生に
12年前は
「産科医療崩壊」「産科たらい回し」「NICU受け入れ拒否」
などがテレビの視聴率につながるのか毎日、テレビでやっていたという
ことを伝えると知らない、驚きの表情です。

自分達は「たらい回し」「受け入れ拒否」
しているわけでないということを誤解を恐れず
各所で伝えました。
 
の本や

などで受け入れたくて受け入れられない状況を話して、
受け入れるために必要なことを多くの人に考えて欲しいと
思っていました。

江原先生や谷山先生の当時を知らない表情に
医療者も報道者も現場が代替わりして、当時を知らない
記者さん達が患者を受け入れられないのは<拒否>ではないか
と批判的になっているのかなと思います。医療現場で頑張っている
医療者にはこういう報道は心折られる気持ちにもなります。

当時、連日テレビのワイドショーで司会をされていた
みのもんたさんに拒否ではないとわかってもらいたいと思って
皆に協力は危ないんじゃないかという懸念もあるなか
取材協力した以下の動画。

当時、今のNICUの若手や患者家族の皆様、そして報道記者の
皆さんにみてほしいと思います。動画の最後の5分くらいは
スタジオでみのもんたさんの台本なしの質問に自分なりに
誤解を怖れず答えました。

12:30秒くらいの
ところからのスタジオトークで
<拒否でない>、<たらい回しでない>ということを
わかってもらおうとお話ししました。

nurse-200.jpg
上記に報道者の人達が「たらい回し」「搬送拒否」
という言葉はやめるべきでないかと一緒に伝えてくれた報道者の方がいます。

なぜ、コロナウィルスやその他の救急疾患を
病院が受け入れ困難になっているか?という部分を考えてほしい。
自分は医療物資、なければ、代替え物資を必死にみんなで
考え集める、医療現場に補充するということを国民一丸で
考えなければならないと日々、実感しています。

12年前、医療崩壊と連日言われた
周産期医療は12年後の今、崩壊しているでしょうか?

自分たちのNICUは崩壊しそうな象徴のように
描かれましたが、12年後も続いています。そして一歩一歩
よくなっていると思います。


医療崩壊、たらい回し、受け入れ拒否という言葉を
安易に使ってほしくない、そう見える理由を一緒に考え、
12年前と同じく一緒に対応を考えてくださる報道者の
登場を願っています。


それぞれの場所でそれぞれができる役目を尽くしながら
医療を支えあっていけたらと願っています。


ご意見・ご感想・
下記への寄付応援など大歓迎です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。
1000円からご寄付可能です。
「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。



寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。

下記のブログランキング、
2つの応援クリックも
よろしくお願いします。 
  → にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ→



下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。
関連記事
Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 0

There are no comments yet.