新型コロナウィルス対策でNICU家族面会を制限 (コロナより大変なことに向き合っているNICU)



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横浜港から車で30分のところにあるこども医療センターです。
コロナウィルスによる新型肺炎ももちろんきになるのですが、
それ以前にもっと心配な状況があるからこそNICUに集まっている
赤ちゃん達がいます。

コロナで誰かや何かを批判したり、責任論を議論しているよりも
今、命、それぞれの時間を大切にすることに集中治療していけたらと
思います。

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病院全体で取り敢えず、決めた面会制限。
正しいかどうかなんて後になってみないとわからない。

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24時間面会も兄・姉や祖父母面会なども
制限して10年以上前の面会状況に戻りましたが、
面会できる時間を大切にご家族にはお過ごしくだされば
と思えます。

自分は後で報告しますが9時から14時までは
NICU卒業生のフォローアップ外来で、

15時30分から17時30分は
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今週も胎児診断を受けてこども医療センターに来てくださった
13のご家族の胎児診断に関する情報共有とご家族にどうお話しするかを
産科・母性内科・新生児科・小児循環器科・外科・心臓外科・
脳神経外科など多診療科に関わる医療者が一堂に会する
カンファレンスでした。

お母さんのお腹の中にある命に自分たちはどんな
応援ができるのかを相談しています。

スライド08
心臓病の胎児診断を担当してくださる小児循環器科の
金先生、その技術や姿勢を聞いていると的確で赤ちゃんとご家族への
優しさを感じます。

小児循環器医として胎児診断を勉強していた頃もある自分、
新生児科医に戻るか、小児循環器医を続けるかを迷ったことを
思い出すと小児循環器医を続けるならこうなりたいと思っていた
ような姿が金先生なのかなと思えていました。

心臓を治すでなく、心臓病を持つ赤ちゃんとご家族にとって
より良い時間を考えようとしているのが伝わる金先生の存在に
感謝を感じる本日でした。

このカンファレンスが終わった後は
17:40-19時近くまで
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NICUにいるある赤ちゃんの臨時カンファレンスでした。
終業後でしたが、新生児科・小児循環器科・集中治療科の
それぞれのスタッフが23名集まって、赤ちゃんの状況を
共有して1時間以上話し合う時間でした。

スライド12
この日に備えて、たくさんの医学報告論文や会議録、
過去26年間の同じご病気の赤ちゃん達の紙カルテを調べ、
他の病院に問い合わせた内容を報告してくれた
新生児科の谷山先生、稲垣先生、循環器科の河井先生でした。

スライド11
「調べること、伝えることが誠意」と思える自分には後輩世代の先生方の
姿勢にこういうカンファレンスができる研修医を応援したいと
思えていた
自分の夢を叶えてくれている後輩世代のメンバーに思えました。

昔、AERA with BABYに
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子どものために働く人達

という記事が出たことがあるのですが、NICU研修していた頃の
河井先生もいます。河井先生が小児循環器医として何ができるか、
どうご家族に向き合うかを真摯に考えようとしている姿に
研修医時代を知る自分には頼もしく思えていました。

どうご家族に伝え、赤ちゃんとご家族にとって
より良い時間とは何かを一緒に考えていきたいという気持ちを
感じたカンファレンスでした。

スライド13
20:30のNICUに戻ると、緊急入院の赤ちゃんの診療を
みんなで力を合わせて始めてくれていた夜です。

本日、1日で感じたのは後輩世代の先生方にいうことが
何もなく、それぞれの動きが素晴らしく感じ、感動してばかり、
自分がいなくてもほとんど影響ないかなと思える気がした1日でした。
自分も自分の新たな役目を探していけたらと思えます。

新しい命は次々にNICUにやって来ます。
その命それぞれにできることを尽くしていけたらと思えます。

スライド18
集中治療に頑張っている医療者だけではないNICU。

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泣きすぎると具合が悪くなることがある夢ちゃんを
寝かしつけに毎晩、仕事帰りにNICUに来てくれるパパさんと
ゆめちゃんの見つめ合う様子。

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1人で3名の赤ちゃんの看護をしながら育児もしている
看護師さんと赤ちゃんが見つめ合う様子に疲れていた気持ちが
少し癒されました。

スライド15
近づくと二人でカメラ目線の様子が素敵でした。


スライド19
毎晩、ご夫婦で面会されているのがNICUの風景になっている気がして
素敵に思えていたあさひくんご家族。毎晩、こんばんはと伝えて
いたのですが、今晩、「ブログ読みました」と伝えてくれたので
写真撮りますとお誘いさせていただきました。

スライド16
お家に帰ってから家族の生活が始まるわけでない。
NICUにいても家族の時間は始まっていることを改めて
気づかせてくれる気がするあさひくんご家族。
スライド20
登場してくださりありがとうございます。


コロナよりも大変なことに日々向き合っているNICU・新生児病棟
に集う人たちだと思います。コロナの心配より、目の前のことん
集中している人達が多いNICUだとも思います。

コロナの対策しながらも、日々を大切に
今、お互いにできること、すべきことに
集中していけたらと思えます。

どなたでも、ご意見ご感想などお寄せ下されば幸いです。
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こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。

下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。


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Posted byNICUサポートプロジェクト

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