横浜にあるこども医療センターNICU、医療用マスクはもうすぐ枯渇。。。

スライド14
先週のこども医療センターのフォローアップ外来にきてくれていたのは

190829114.jpg

WE ARE GOOD FAMILY:幸せが1日でも多く側にありますように

に退院の様子が残るたくちゃんご家族。


敗血症でできうる限りの集中治療しながら
ママさんがカンガルーケアしていた頃の動画が残る上記の動画に
出ていたたくちゃん。

スライド15
斎藤先生をじっと見る表情に成長を感じてうれしい再会でした。

先週のことを平和に感じる本日。
新型コロナウィルスがだんだん身近になりつつある横浜です。
昨日のニュース。



コロナウィルス感染の不安と向き合いながら毎日仕事している

であろうタクシー運転手さんたち

スライド4

「快適なNICU空間作り」を応援してくださる神奈川県タクシー協会の皆様に感謝。。。


毎年、こども医療センターのNICU・新生児病棟に指定寄付してくださる
神奈川県タクシー協会の皆様ですので、コロナウィルス感染で入院された
タクシードライバーさんにも回復をNICUから願っていたいと思いました。
昼休み、医局でみんなで見ていたクルーズ船からの下船開始の
様子。自分たちのNICUから車で30分の場所での出来事です。

長い隔離から解放された方々の気持ちに心寄せたいと思いました。
検査陰性だと交通公共機関で帰宅ということに少しどうかなと思う
NICU医療者。検査陰性でもこれから発症する人がいる可能性はあるし、
自分たちの街のことなんだと行方を見守りたいと思いました。

横浜港から車で30分の場所にあるこども医療センターのNICU
スライド01
今朝のNICUの医師・看護師の合同カンファレンス、
入院中の赤ちゃんのご家族支援の相談をいつも通りした後、
コロナ肺炎に関する家族面会をどうしていくか?
スタッフの体温チェックなどの健康管理などの相談をしていました。


また、こども医療センター、
病院全体のマスクの備蓄がこのままだと後2日で無くなる状況になり、
マスクはなるべく使わないようにして、清潔操作などマスクが不可欠の
診療に限定せざるを得ない状況になるという報告もありました。

感染症の心配が広がる時にマスクの備蓄がなくなるという状況は
医療者だって不安になります。

自分は
「医学的にはマスクは感染予防にはならない。慣習的に
感染予防のように使っていただけ。感染している人が
周りに移さない効果があるのみ。だから、いつも通り
NICUの入念な手洗いなどをする、症状が
あるならマスクだけど、いつもなら少々の風邪気味でも仕事をしないと
回らないのがこども医療センターの現実だけど、今は風邪症状などが
あるようならお互いに無理しない」ということを確認しました。

スライド03
自分はピンチはチャンスで、こういう時にマスクの使用を限定
的にして乗り越えられたら、感染が収まった後もマスクの使用を
最低限度にできる。赤ちゃん達がマスクなしでご家族やスタッフの
笑顔を見られることはきっと赤ちゃん達が表情豊かになる
発達支援になるはずだから、マスクに頼らない医療を目指そう
いい機会だよ
伝えた本日でした。

スライド02
ブータンから4ヶ月の留学に来てくれている
そのために日本語を覚えて来たソナムさん。

スライド07
最後の研修1週間を一生懸命大切に過ごしています。
留学のためにコロナウィルス感染騒動になりつつある
横浜にいることに申し訳なく感じつつ、

スライド06
最後の1週間を応援できたらと思えて一緒に過ごしていました。
英語堪能なジュニアレジデント黒江先生がいてくれて心強かったです。

スライド08
ソナムさん、NICUの緩和ケアやグリーフケアの話をしてほしいと
ご依頼。

で講演したスライドを使いながら

スライド09
緩和ケアとターミナルケアは別物であること。

緩和ケアと救命医療は車の両輪のようなもので舵を切るように
切り替えることでなく、常に医療の中にあること。

救命医療が未来のために今を我慢してもらうこともある医療であるなら
緩和ケアは今を大切にする医療であるかもしれないことを
ソナムさん、黒江先生、短期研修医の高橋先生にレクチャーした
午後でした。

生きている赤ちゃんを死んでいるように扱うターミナルケア
は生きている赤ちゃんにもご家族にも冒涜であるという部分を
伝えたところ、ソナムさんたくさんの気づきがあったようで
ブータンでの医療の課題に気づいたと伝えてくれました。

仏教であるブータンは輪廻転生という考えがある部分も
よくわかり、日本で緩和ケアがタブー視されがちなのは
無宗教な文化にも関わるかなと改めて黒江先生や高橋先生と
意見交換した午後でした。

スライド10
終業後は高橋先生と<部活動>と呼んでいる3Dエコークラブ
活動です。研究は仕事でない、自分が究めたいことを毎日、
少しずつでも積み重ねていくことが大切とい気持ちで

スライド11
高橋先生とエコー回診でした。横浜に研修に来てくれて
コロナ喧騒の近くにいてしまうことを申し訳なく感じつつ、
来てくれたことに感謝して伝えられることを伝えられたらと思えています。

スライド12
そして、エコーの心臓機能の自動計測を目指して昨日、導入した
Tomtec社のAutoStrainを高橋先生がすばやく活用。
あまりの自動検出・算出の早さに感動してくれていて
嬉しく感じました。

スライド13
同じ動画を短時間に再現性高く、心臓機能評価できて
それを赤ちゃん達の健康管理や合併症予防に活用できないかを
みんなで考える夕方でした。


マスクがなくなる
当直の勝又先生。
夜の入院準備などの相談を看護師さんとしてくれていました。

NICUスタッフ、マスクがなくて
お互いに表情を見合えるのもいいことに思えていました。

どんな時にも新しい命は生まれて来ます。
新しい命の誕生を喜びながらいつも通りに頑張っていけたらと思います。


コロナの感染対応などで業務や心配も増えるであろうしばらくですが、
日々、すべきことをみんなで続けていけたらと思えます。

どなたでも、ご意見ご感想などお寄せ下されば幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。

下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍などです。


2つの応援クリックも
よろしくお願いします。
 
  → にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ→



関連記事
Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 0

There are no comments yet.