スクラップアンドビルド:「コウノドリ先生からの伝言〜より良い周産期医療を目指して〜」から4年後の未来

2016年の日本小児科学会の
市民公開講座は

でした。


小児科学会の中で過去最多の参加者の
市民公開講座になったとお聞きしました。

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悲しいけど愛情に溢れていたNICUの光景を。。。:「コウノドリ先生からの伝言」の報告(前編)

企画してくださったのは神奈川こどもNICU卒業生の
札幌医大の小林正樹先生でした。看護師さんに大人気、人望暑かった
小林先生が北海道に戻られての活動を講演で知ることができて嬉しい機会でも
ありました。



また、こういう市民向けの講演会を全国各地でやることの
大切さを小林先生に教えてもらって気がしました。


自分の講演は

「集中治療室だけど、険しくなく、穏やかで優しげな空気感」

残しています。と旧NICUを見学してくれた時の今橋先生

の言葉は、自分にとって言霊だったことも伝えた講演でした。




その中で使ったスライドです。
北海道の札幌医大・旭川大学・札幌医大から
合わせると11名の新生児科医が研修に来てくださり、
最多の都道府県なのかなと思えていました。そして、今見ても
錚々たるメンバーだなと思えている北海道から来てくださった
素敵な後輩世代の先生方です。

スライド02
この講演の後、札幌駅まで送迎してくれたのが
12人目の研修医である小林先生の後輩の西田先生です。
工事中のNICU・新生児病棟で国内留学はゼロだったこの2年、
札幌医大から西田先生が来てくれていたことに感謝をしています。

その小林正樹先生が先週末に西田先生を尋ねつつ、
の新しいNICU・新生児病棟を見学してくださったということ。
その感想をコメント欄にお寄せくださり感動していました。

小林先生のご感想を下記に掲載して
今、NICUで頑張っているメンバーの励みになれば、
工事に関わった皆様、寄付応援してくださった皆様ともシェア
できたらと思えました。

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札幌医大の小林と申します。ご指名なので(笑)病棟の感想を!

私は、2004-2006年の2年間、神奈川こどものNICUでお世話になりました。豊島先生から前後を知るものとしてとお話を振っていただきましたが、全く以前の名残りなどない、とても綺麗で素晴らしいNICUに生まれ変わっていて、衝撃的ですらありました!

カルガモルーム(個室側病床)、たくさんのリクライニングチェア、KooNe(音環境)など、凝りに凝った設計となっているのはもちろんなのですが、私自身、2年前に新棟移転を経験し、それに向けて数年掛けて準備をしてきたものとしては、病棟全体の感じというか、全体のコンセプトに色々と思うところがありました。広さが十分に取られているからではありますが、ほぼ最近のNICUでは採用されているであろうシーリングやメディカルカラムを採用しておらず、ウォールケアユニットを使っての配管整備によって逆に病床らしからぬスッキリしたベッド周りと感じましたし、それぞれの病床(エリア)ごとに独自性があって、動線やプライベートスペースの確保を意識されていて、直前に病棟設計をしていたものとして、なるほどなあととても感銘を受けました。

直前の信州フォーラムのセッションで、大御所の先生から豊島先生に「今後、必然となるであろうリノベーションについて今から考えておくべき」というようなコメントがありましたが、私には、神奈川こどものNICUは、その病棟全体の多様性から、今後ますまず大いに運用面での発展があるんだろうなあと感じました。

今後、新しく出来上がるNICUもたくさん出てきますが、神奈川こどもを始め、全国に素晴らしいNICUはたくさんあって、そのコンセプトを上手く融合しながら繋いでいけると、さらに良いものが出来ると感じましたし、神奈川こどもNICUには、まさにそんな壮大なコンセプトを強く感じました。
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小林先生、素敵なメッセージありがとうございました。

<病棟全体の多様性>という部分に気づいてくださりありがとうございます。
<診療しながらの工事>との大きな制約があったからではあるのですが、
画一的な病棟だと後で柔軟に対応できない、多様性(個室と様々なオープンスペース)
がある方がその使い分けで医療をよりよくしていけると考えてでした。

<シーリングやメディカルカラムを採用しておらず>ということにも気づいて
いただき、さすがだと思いました。
自分たちの中ではこれがNICUの当たり前の雰囲気を変える
挑戦なのかなと思えてあえて採用せず、それで浮いた予算を他に回しました。

スクラップアンドビルド(破壊と創造)と思っていたのですが、
自分たちの常識を壊すから新しい段階に入れる。

これまで当たり前のNICUの空間設備を排除し、ご家族のいる場所を
ベッドサイドに回すために、NICU手術室・窓越し面会コーナー・搾乳室など
以前あった場所を廃止してこそ、捻出できた広さです。

名称未設定のコピー
西田先生、そして来年の国内留学予定の先生
と札幌医大の先生方とリニューアルNICUで一緒に働きながら
北海道でのNICU医療の未来へのヒントを見つけて戻っていただければ
と思えています。

小林先生、札幌医大の皆様、いつもご連携はありがとうございます。

また、お会いしてお話しできる機会を楽しみにしています。
ご訪問・メッセージありがとうございました。


どなたでも、ご意見ご感想などお寄せ下されば幸いです。

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こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。

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Posted byNICUサポートプロジェクト

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