7年間に感謝:さよなら、iE33

NICUリニューアルオープンに合わせて

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NICUにおける心エコー検査に基づく循環管理 (Fetal & Neonatal Medicine 2018年8月)

NICUエコーラボもリニューアルしました。



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具体的には心エコー機器はEPIC-7Gに加えて、
EPIC-CvXという最新型を導入して
より鮮明な画像、動画で観察できるようになると共に
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Tomtec3次元エコー解析ソフトも最新型にアップグレード
しました。

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加えてTomtec社のAutoStrainという解析ソフトを導入して
心エコーの動画からの自動解析がNICUで可能かどうかを
試行錯誤しています。

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 2台の3次元エコーができるEPICシリーズのエコーを導入したことと



NICUに待望の2台目のエコーに託されている願いと想い(2013年)
に書き残している2013年にお亡くなりになられたこども医療センター
の医師の遺言と御寄附でこども医療センターNICUに配備できた
搬送用にも活用出来るCX-50というエコーがあります。

CX-50を使うときに上記のご遺志を後輩世代の先生方にも
受け継いで使ってもらえたらと思える機器でした。

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搬送などで活用する中でプローベやバッテリーなどが
故障し不具合が多くなっていた状況になっていたのですが、
リニューアルオープンで200名近い
皆さまからのご寄付を活用させていただき、故障などを150
万円かけて全て直させてもらいました。最初に寄付してくださった医師のご遺志、
リニューアルに合わせてご寄付くださった多くの皆さまに
感謝しながら、再度、末長く使わせてもらおうと思えています。

この3台の配備に合わせて、
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一番、旧式となり、使用頻度が減っている
iE33をレンタルを中止することにしました。

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EPICの配備やCV-Xの復元に尽力してくださった
経営企画課や医療機器関連企業の皆さまにデータ消去、
エコーの引き上げに声をかけてもらいました。この皆様の
支援があって使い続けてきたiE33です。
斎藤先生もこのエコーの引き上げに寂しさを伝えて
くださいましたが、感慨深いiE33とのお別れの日でした。

iE33の前の心エコー2台は最後は煙をあげて
使用不可になったという心エコーをたくさん使い、使い切る
神奈川こどもNICUです。

リース品で高額な導入費はすでに払い終えていて、
愛着はあるし、まだ使えるけど、リースを続けるには
月々5万円、故障した場合の高額な修理費を考えると
維持し続けることの意味を改めて考えた今年でした。
3次元エコーができるエコーは3台は不要だし、
使用頻度が減っているiE33を引退を決めた自分です。

iE33を購入したときは前の機会が煙を噴いて
使えなくなり、2ヶ月近く、NICU専用機がないような
状況で導入しました。
そして、そのときに上田先生が<フェラーリ>と
読んでいた小児循環器科のみ所有している
3次元エコーもできる最新型の
心エコー機器をNICUに配備できることにみんなで
感動しました。

その日のことを以下のブログで読み返しました。


3次元エコーにみんなで期待を持って使い始めた頃を
思い出しました。
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多くの国内留学の医師が見つめたiE33、当時は
最新型の機器だったと思います。

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多くの赤ちゃんの診療で役立ってくれたiE33に
7年間お礼を伝えたい気持ちでした。

7年前、フェラーリと思えたiE33が
後継機を導入した今、明らかに性能は低くなっています。

心臓超音波検査機器の日進月歩の技術革新を改めて
感じます。
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3次元エコーは画像も計測装置も格段に向上しています。
一方、機器の技術革新の割に、3次元エコーが新生児医療の
臨床に日常的に使用しているようになっているかというかと
7年前の期待ほど、出来ていない自分な気がして
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使いこなせなかった気がしてiE33やこのエコーの導入や維持に
支援してくださった経営企画課や医療機器メーカーの皆さまに申し訳ない
気持ちになりました。

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世界的にも最先端なEPIC-CVXを所有していることで
終わらず、多くの方の尽力や応援で導入できたエコーを
未来の新生児医療を考える上でみんなで使っていけたらと
思える本日でした。

リニューアルオープンしたNICUは様々なハイテク技術を
導入しています。それは未来の医療の開発を意識して、
自分たちのところで使い勝手を確かめて全国に伝えられる
NICUになれたらと思えてです。多分、世界的に見て高価な
エコーを3台配備したNICUだからこその未来に向けての
エコー検査の活用法を考え続けていけたらと思いますし、
エコーなどを学ぶ未来の人財育成をしていけたらと
iE33を見送りながら思えました。




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小児医療の現場で寄付の呼び掛け増加 (AERA 2019)


 でクレジッカード寄附も1000円から可能です。


こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍です。

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Posted byNICUサポートプロジェクト

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