第6回新生児医療MMカンファレンスの報告

12月末に開催したMMカンファレンスの報告を
書き残したいと思います。

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毎年12月恒例の新生児医療MMカンファレンスです。

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下風先生と青森県立中央病院の池田先生が企画・準備してくれて
います。

初日は
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横浜駅近くの八洲学園大学の教室を借りて開催しています。

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普段のNICUの診療で感じていることや各施設の状況を
ざっくばらんに意見交換できればと考えています。

下風先生の初日の報告、以下です。
お読みくだされば幸いです。
年末に関わらず、北海道から九州まで全国各地のNICUで働く医師の皆様が
横浜に来ていただきました。

早期抜管や非気管内挿管が新生児慢性肺疾患を減らせるのか?

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どういう子でいいのか?などを多施設で自施設のやり方や成績を出しながら
ざっくばらんに意見交換したシンポジウム。
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研究論文と実際の診療の感触でずれるところなどを多くの
施設の方と共有しながら、
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各施設で話し合っていることなどを交換しての
お互いにどうしたらより良い
新生児呼吸管理をできるかを話し合う時間でした。

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昨年度の短期研修医の高梨先生と武岡先生が並んで
参加してくれていることを嬉しく感じました。

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特別講演は早産児の人工呼吸管理にこだわって来た
青森県立中央病院の池田先生が長年の経験や取り組み
成績の向上などを大変わかりやすく講演してくれました。

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青森式の呼吸管理の素晴らしさを感じる神奈川こどもでもあり
国内留学OBの池田先生の里帰り講演、青森で最近取り組んでいる
ことを聞けて勉強になりました。

神奈川こどもが関わっている研究論文の紹介コーナー。
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Kishigami M, Shimokaze T, Enomoto M, Shibasaki J, Toyoshima K.Ultrasound-Guided Umbilical Venous Catheter Insertion With Alignment of the Umbilical Vein and Ductus Venosus. J Ultrasound Med. 2019 Aug 9. doi: 10.1002/jum.15106. [Epub ahead of print]

里帰りしてくれた岸上先生がエコーを活用しての臍カテーテル

挿入の研究論文。



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Shibasaki J, Mukai T, Tsuda K, Takeuchi A, Ioroi T, Sano H, Yutaka N, Takahashi A, Sobajima H, Tamura M, Hosono S, Nabetani M, Iwata O; Baby Cooling Registry of Japan Collaboration Team.Outcomes related to 10-min Apgar scores of zero in Japan.

Arch Dis Child Fetal Neonatal Ed. 2020 Jan;105(1):64-68. doi: 10.1136/archdischild-2019-316793. Epub 2019 May 15.

柴崎先生が新生児低体温療法についての

多施設共同研究の論文について。


Toyoshima K, Isayama T, Kobayashi T, Su C, Mikami M, Yokoyama T, Iwami H, Nagasawa H, Kawasaki H, Amari S, Nakayama A, Ikeda T, Okada N, Yamamoto Y, Masutani S; Patent ductus arteriosus, Left Atrial Size Evaluation in preterm infants (PLASE) study group investigators.What echocardiographic indices are predictive of patent ductus arteriosus surgical closure in early preterm infants? A prospective multicenter cohort study.

J Cardiol. 2019 Dec;74(6):512-518. doi: 10.1016/j.jjcc.2019.05.004. Epub 2019 Jun 27.

自分がこの日集まってくださった施設の皆様も多数参加してくださっていた

PLASE研究のお礼を含めての論文報告をして初日は終了でした。


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初日の夜の食事会、大変盛り上がりました。

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新生児医療で出会った多くの人たちとのご縁を大切に
感じ、場所は違えど、お互いの日々を応援し合えたらと思いました。

2日目は場所を神奈川こどもで開催。
下風先生の参加報告、以下です。内容をシェアしていただければ
幸いです。
 


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新しいNICUのコンセプトや取り組んでいることを斎藤先生
に講演してもらいつつ、

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NICUのご案内しつつ、病棟内で新生児医療の意見交換したり、

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心エコーのデモンストレーションや
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池田先生の人工呼吸器のハンズオンセミナー、
柴崎先生の脳MRI読影レクチャーなどを開催。

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自分は最近、一番講演依頼が多い<新生児慢性肺疾患に合併する
肺高血圧症の考え方>について講演させてもらいました。

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神奈川こどもで今年1年取り組んだ研究や診療の取り組みなどを
報告しつつ他施設のご意見をいただきつつ、
1年を振り返るカンファレンスでした。来年、どういうことを
みんなで取り組んで行くかを考える機会に思えています。

企画と準備をしてくれた下風先生や池田先生、ご参加の皆様、
留守を守ってくださった皆様、それぞれにありがとうございました。

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MMカンファレンスと並行してこの日は
病棟クリスマス会と第12回NICUファミリーフォトを
開催しました。留守を守って診療をしっかりしてくれていたメンバーに
追体験してもらえたらと書き残させていただきました。

MMカンファレンス、来年も12月に開催予定です。
多くの方にご参加いただければ幸いです。


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小児医療の現場で寄付の呼び掛け増加 (AERA 2019)


 でクレジッカード寄附も1000円から可能です。


こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。


下記、こども医療センター新生児科が関わっている書籍です。


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Posted byNICUサポートプロジェクト

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