少子高齢化と外国人労働者増加の未来の周産期医療(MICかながわ医療通訳派遣システムの心強さ)

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こども医療センターのある横浜市南区は老齢人口が横浜で
もっとも高い地区ということです。弘明寺商店街は
伝統的なお店が続く中、そういうお店が閉鎖となると
国際色豊かなお店の開店が多いですね。
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中国・韓国・インド・ネパール・ベトナム・トルコ・
フランス・イタリア・オーストラリアなどの様々な
お店がある弘明寺です。

チェーン店でも日本人だけでなく外国籍の店員さんも
多く、
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少子高齢化と外国人労働者拡大が自然と進んでいる街に
思えます。

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その弘明寺が最寄駅のこども医療センターは
自然とご両親が多国籍化が年々進んでいる気がします。


昨年の中国の広東での国際シンポジウム、たくさんの
中国人の新生児科医の皆様と交流して気づきがありました。
中国の皆様、心が温かい素直な人達が多いと付き合い
安さを感じています。

中国の新生児科医に神奈川の新生児医療を説明している時に
驚かれたことがあります。神奈川県は日本で一番外国籍の方々が
多い地区であり、たくさんの外国籍の赤ちゃんの入院がある。


中華街があるから中国の方々もたくさん
NICUに入院しているし、米海軍キャンプもあるし、
様々な国々のご家族の診療をしている。
と話したところ、

中国人をたくさん診てくれることに感謝だけど、
日本人の税金で運営している公立病院で外国籍の赤ちゃんの
診療をしていることは不公平なことではないのか?と
いう質問が少なからずありました。外国人は医療費を高く
請求するのか?という質問もありました。

自分は
「生まれてくる赤ちゃんは皆、日本で
生まれる子だし、国籍に関わらず、同じように診療している。
それが日本の周産期医療の文化に思える。」
と話しました。新生児医療の1日10万円近い
医療費がほとんど社会保障の中でカバーされる
(世界的には多くの国が1−2割以上の家族負担がある)
ことと合わさり驚かれました。

日本人も気づいていないことかもしれないけど、
日本の文化を中国で気づいた気がします。

少子高齢化で入院が減ってきたという地域が多い中、
神奈川はそれを感じません。入院がどんどん増えている気すら
します。それは少子高齢化と外国籍移民が多い横浜だからこそ、
なのかなと思えました。となると少子高齢化と外国人労働者拡大の
という日本の未来をいち早く体験している自分達かもしれないと
思えました。


昨日も外国籍の患者さんとご家族にたくさんお話をしました。
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母性病棟、一昨年のウィッシュリストでいただいた時計に
心励まされながら切迫早産のご家族などにお話をしてきました。


日本人でも知らないことが多い戸惑いから始める
周産期医療において、外国籍の方の不安は大きいと思います。

説明が難しい分、説明しても伝わらないからと
思って治療を進めると後日、ご家族を置き去りにする
可能性もあると思えています。外国人だからこそ、文化が
違う場所で周産期医療に関わる患者さんだからこそ、
しっかりとお話しする必要があると思えています。
通訳を交えてお話しすることは2-3倍の時間がかかりますが
それでも日本で生まれてくる赤ちゃんのためにしっかり
お話ししたいと思えています。

昨日も同席してくれたMIC神奈川の通訳さん、
見事な通訳に感動しました。周産期医療のことを良く理解して
くれているのを感じました。


お聞きすると自分が何回か担当させて
いただいたMICの勉強会に参加してくださっていたとのこと。

上記の勉強会などで意見交換させていただいた

自分がいつも感謝している役目を
しっかりと果たしてくれたことを感じます。

異国で周産期医療センターに入院する不安の中でご家族に
心寄せて、自立支援をしてくれた気がしました。

外国人であっても日本で生まれる赤ちゃん、
日本人と同じように診療させてもらいますと昨日話した自分でしたが
その時のご両親の笑顔が印象的でした。

MICかながわ医療通訳システムの皆様に改めて感謝の昨日でした。

少子高齢化と外国人労働者増加の未来、
その中で日本で生まれてくる赤ちゃん達の命とご家族の生活を
日本で生まれてよかったと思ってもらえるような周産期・小児医療を
通訳の皆様と一緒に応援していけたらと思えています。



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小児医療の現場で寄付の呼び掛け増加 (AERA 2019)



 でクレジッカード寄附も1000円から可能です。


こちらは故郷納税のように税控除の対象になります。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」など応援したい診療科や部署に指定の上、ご寄付いただければ使い道を各現場で決められるのでありがたいです。

「新生児科」、「NICU・新生児病棟」に指定いただければ、
新しいNICUでの患者家族のアメニィテイーの向上、
NICU卒業生の支援のための情報提供のリーフレットや育児応援アプリの開発、
NICUでのより良い診療のための研究開発、人財育成
などに活用させていただく所存です。

寄附の使途内容などはこのブログを通じて引き続き報告させていただきます。
今後とも多くの皆様に共に赤ちゃんとご家族のために
より良い医療を探していく応援をいただければ心強いです。





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Posted byNICUサポートプロジェクト

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