Mintzer JP先生の神奈川こどもNICU訪問とINVOS特別勉強会

こども医療センター新生児科の知性、アカデミック担当に思える
下風先生が院内の勉強会を<神奈川県立こども医療センター新生児科勉強会>
に残してくれています。診療に忙しかったり、休みのスタッフにも勉強会で学んだ
ことを共有できたらと考えて続けてくれています。


先週の月曜日はカナダ、トロント小児病院のJaeggi先生のNICU訪問と
特別講演会のことを書き残してくれています。自分も感想を書き残したいと
思いながら破綻気味の忙しさで書けずにいたので感謝でした。

今週は米国のStony Brook Children's HospitalからMintzer先生の
こども医療センターのNICU訪問と特別講演会の様子を下記に報告して
くれています。
 
 
上記もご覧いただればと思います。Jaeggi先生のことも後日自分も書き残したい
と思いますが、まずはMintzer先生の訪問のことを書き残しておきたいと思います。

Mintzer先生は組織循環を評価できる
NIRS(近赤外分光分析法)による組織酸素飽和度モニターの
研究で著名な新生児科医の先生です。

Mintzer先生の訪問の日に合わせて、当院でNIRS(近赤外分光分析法)の
診療や研究に取り組んでくれていた
新生児研修医OBの奈良先生と
吉田先生に里帰りしてもらいました。
スライド02
頼んだわけでないのですが、似たコーディネートで1日
復帰してくれた二人、
リニューアルオープンのNICUに感動してくれていました。

スライド03
そして、看護師さんに人気者だった二人、すごく忙しい
NICUや新生児病棟の看護師さん達に笑顔を届けてくれました。

スライド04
そして、Mintzer先生の訪問。

スライド05
リニューアルオープンしたNICUを一緒に回診してもらいました。
家族滞在型NICU<カルガモルーム>に米国でもここまで
していないと言ってもらい、社交辞令でも嬉しい言葉を
もらったり、自分たちの新しいNICUでやっていきたい構想を
聞いてくださり意見をくださり大変ありがたい機会でした。

スライド07
自分がお願いしたのは自分たちが使っているNIRSのコヴィディエン社の
INVOSモニターのセンサーをどう赤ちゃん達に装着しているのかを
どうやったら精確に計測できるかを実際に使っている赤ちゃんのベッド
サイドでアドバイスをもらいました。論文を読んでも伝わりづらい
実践的なアドバイスをたくさんもらえて、また、Mintzer先生が
取り組んでいることを新生児科医として研究というよりは臨床に
即した部分をお話ししてもらえて大変貴重な機会でした。

スライド06
たくさん質問してくれた奈良先生、診療でこの場に入れない
メンバーに後でメーリングリストに伝えてもらうために吉田先生
が一言一句書き留めてくれていました。

スライド08
Mintzer先生、神奈川県立こども医療センターの患者さんの
重症度の高さに驚かれてたくさん質問もしてくれていました。
また、NIRSに心エコーやレーザードプラ皮膚血流モニター
の併用している診療の様子に興味を持たれて、こんなに
細やかに循環管理をしようとしているNICUを初めてみた。。。
と言ってもらい、自分たちの取り組みへの質問やアドバイスなどを
たくさんいただきました。

スライド09
たくさん質問すること、悩みを相談すること、アドバイスに
耳を受け止めることが<もてなし>と思える自分には講演
以上に貴重なベッドサイドでの意見交換の時間でした。

1時間の病棟内での意見交換の後は会議室に移っての
勉強会でした。Mintzer先生の講演をしてもらう前にまずは
自分たちの医療を知ってもらえたらと考えて、まず自分が
スライド14
日本は新生児科医がほぼ100%のNICUで心エコーを担当している
現状やみんなで創出してきたエコーの研究のこと

スライド03
神奈川こどもは23週でも400g台でもこの20年間,9割以上の
救命できていることなどをお伝えしつつ、
スライド25
エコーの自動化などを目指していきたおことなどをお話しさせて
いただきました。

米国は新生児科医はほぼ100%エコーをしないから
米国と日本は真逆の文化に思えたというMinzter先生、
エコーに対しての意見などをたくさんいただきました。

自分もエコーは技術がいるし、大変だからNIRSの
モニターなどで循環管理することは大切と考えている
ことを伝えながら、神奈川こどもで取り組んできたNIRSの
使用経験や研究を
スライド11

奈良先生と吉田先生に発表してもらいました。地元に
戻られた後も継続して研究を続け、英文化を目指してくれている
二人、その論文の相談をさせてもらった気がいます。

スライド12
Mintzer先生は論文の査読さながらに二人の取り組みの
いいところ、課題などを伝えてくださり、アドバイスを下さいました。
二人にとっては夢のような時間になっていたのだと思えます。

そして、
スライド16

Mintzer先生の講演をお聞きしました。


スライド17
下風先生がフェイスブックページに記載していますが
自分も読んでいた今年、世界的に公開していた総説の内容を
解説してもらいつつ、まだ、論文公表していないような最新のデータなども
示しながら講演と質疑応答でした。

スライド14
米国から長旅の中、当院に来てくださったMintzer先生、
終了予定時間を大幅に延長になったのですが、熱く意見交換して
くれました。人生を賭けて取り組んでいる仕事、世界の赤ちゃんを
よりよく救いたくて伝えようとしてくれているんだと思えていました。

スライド15
新生児科メンバーに加えて、心機能仲間に思える
循環器科の小野先生も加わってくれてNIRSのプライベートレッスンの
ような1日が終わりました。

スライド18
Mintzer先生の講演を基に赤ちゃん達をよりよく救う
循環管理を自分達に考え続けていけたらと思えました。

心臓の機能と組織の循環状態、両方を的確に評価して
赤ちゃん達の合併症を減らせる方法を探していきたいと改めて
思えました。たくさんのヒントを授けてくれたMintzer先生に
思えて、INVOSモニターを改めて使いこなせたらと思えました。

スライド19
18時には病院を出るはずが90分延長の4時間30分近く、語り合って
くれたMintzer先生に感謝でした。こういう講演を直に聞けることは
プライスレスなことで心励ましてくださると思えます。

スライド20
東京と滋賀から弾丸日帰りで里帰りしてくれた二人、
来てよかったと言ってくれながら里帰りの終了。帰路でMintzer先生の
言葉を後輩研修医に向けて伝達する報告記を書いてくださった実行力にも
感謝でした。
離れていても
仲間と思える二人、チームINVOSを続けていけたらと思えました。


1週間前のJaeggi先生の講演も感動的だったので後日報告記を
書きます。千客万来なリニューアルNICUになりましたが
国内外の先生方と異文化コミニケーションしながら未来の
新生児医療を考える場所をみんなで目指せたらと思えました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


引き続き、下記ご検討くだされば心強いです。

img_0_m-82.jpeg
ご寄附による応援のお願い:こども医療センターNICU

かながわ県立病院小児医療基金のご案内

かながわ県立病院小児医療基金クレジットカード寄付フォーム
が追加されました。

クレジットカードでこども医療センターへの寄附が1000円から可能です。
確定申告時の税控除の対象になります。
税金の使い道を指定する思いで
「新生児科指定」・「NICU指定」の寄附としてくださればNICUに入院する赤ちゃん達、卒業生、一緒に時間を大切に過ごすご家族たちの応援、スタッフの人財育成のためにも自分達で使い道を特定して
活用させていただきますのでご指定のほど、よろしくお願いいたします。

関連記事
Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 0

There are no comments yet.