朝日新聞アピタルに「我が子と過ごせる集中治療室 不夜城をやめた病院の挑戦」が掲載

昨日、以下のような朝日新聞アピタルの
ツィートを見て、
 
フェイスブックページにも以下のように書かせていただきました。



が昨日から掲載されています。多くの方にお読みいただければと
思える記事です。

記事を書いてくださったのはこども医療センターNCUを11年間
近く、継続して取材してくださってきた朝日新聞の記者さんです。
継続して心寄せてくださっている、以前を踏まえてその時を取材して
くださる姿勢を信頼している記者さんです。


記者さんが初めて書いてくださった頃の記事を何度も読み返して
この時の想いを忘れずにいたいと思ってNICUで踏ん張って来ました。

数年おきに取材してくださり、
こども医療センターの患者家族の皆様に心寄せ、
気遣いながら新聞で報じてくださった記者さんです。

この記者さんの目で書いてくださった記事を読み返すと
この11年間で良くなったこと、変わらないこと、
新たに課題になっていること、記者さんの記事を読んでいて
色々気づきがあります。上記の記事もご覧いただきながら、
上記の記事の先にあった未来である今回の
AS20191203001749_comm.jpg
に多くの方にご覧いただければと思います。
その上でこの先の未来をみんなで目指していけたらと願っています。

クレジットカードでこども医療センターへの寄附が1000円から可能です。

確定申告時の税控除の対象になります。税金の使い道を指定する思いで
「新生児科指定」・「NICU指定」の寄附としてくださればNICUに入院する赤ちゃん達、卒業生、一緒に時間を大切に過ごすご家族たちの応援、
スタッフの人財育成のためにも自分達で使い道を特定して
活用させていただきます。

税金は年貢ではない。私たちの生きる社会で
自分が大切に思う場所に税金の使い道を指定するのが
寄附控除なのかなと思います。寄附すると払う税金が減るというよりは
税金の使い道を指定しているという感覚が海外の寄附文化なのだと思います。

海外の小児病院は日本の10倍以上のご寄附が集まり
子供達のための診療・研究に活用されています。

新しいNICUがスタートしたこども医療センター。
NICUや新生児科にご寄付を指定いただれば入院する赤ちゃんの
治療の研究開発、ご家族のアメニティーの整備、NICU育児応援アプリの開発、
神奈川県内・全国の新生児医療者への遠隔講演会などを含めた人財育成の取り組み
に活用させていただく所存です。

今年もこれから生まれる赤ちゃんやご家族を共に
応援してくださる皆様のご寄付をお待ちしております。



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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 3

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まつぼっくり  
努力の形

豊島先生看護師さん達お疲れ様です。28週出生脳性マヒけい直型のまつぼっくりです。2つのパート仕事で3年働く事を必死でやってきましたが、事務系の仕事で座りっぱなしはやはり筋肉がやせ3階までの階段の往復が足が上がらなくなってきてこけそうになる。今月末で退職を決めました。もうひとつは、とても短い時間ですがお店に立ち販売をパート仕事は続けます。階段の現実にとうとうきたか❗️ですが向きあい、健常者の無理解の多い時代から30年精一杯頑張ってきたので、体の現状をのみ込む時間を休みながら少し持とうと思っていて。新たな体の悩みも抱えました。疲れたなぁ。。。

泣かずにまた顔をあげなくちゃ、あたしの原点の保育器。先生達の努力の形に尊敬と心ほっこりします。今を必死に頑張っているベビーちゃん達に会ってみたいなぁあらたなICUへ見学に行きたいです。見学はできますか?
もし見学したかったら、どうしたら良いですか?

  • 2019/12/11 (Wed) 09:38
  • REPLY
NICUサポートプロジェクト
豊島  
To まつぼっくりさん

まつぼっくりさん、ブログ、見守ってくださりありがとうございます。そして、メッセージありがとうございます。これまでと今に心寄せさせていただけたらと思えました。原点といってくださりありがとうございます。見学は確約できないのですがshinseiji-ma@kcmc.jpにメールくだされば新生児科のメディカルクラークさんが相談に乗って返事してくださると思います。そちらにメールくだされば幸いです。

  • 2019/12/11 (Wed) 19:46
  • REPLY
まつぼっくり  
感謝します

豊島先生お忙しいのにありがとうございました。了解しました。
来年あたしの身辺が落ちつきましたらメールをさせていただきます。

神奈川県は30年前学校の為に2年間ひとり暮らしをしたり、初めてアルバイトが出来たり、頑張れた思い出のある所です。

その大変な経験が、今の独居老人生活にたぶん役立っていると思います。
過疎地域の自分の生活圏から移動するのはもはや海外旅行のようなもんですし、
独歩しつつ、人様にぶつからないか、転ばないか、電車はちゃんとわかるかとか少々大冒険に近いですが。
久々に旅行もしないと、できるチャンスはきっと減っていきますし☺️

ブログも引き続き読ませていただいたり、またコウノドリのドラマも久しぶりに見ようと思います。
先生や看護師さんやスタッフさん。支えてくれる人達がそこにいてくださるからこそだと思っています。3日もたないと言われていたあたしとしては、
ただただ、感謝しかありません。

沢山の方にこういう現実もあることを知ってもらうことがなにより大切だと。
母も昔からよく言っていました。

父は全く協力することなく、母がひとり奮闘し、あたしの基礎作りをしてくれました。あたしの唯一の自慢はすごい母☺️です。

知らなければ目にも止まらないですし。
気づきや意識も含め変化は何も始まらないなとずーっと思って山ほどくじけながら、たまにはひとり泣きながら健常者の方々の中で、すみません、ごめんなさい、ありがとうございますと繰り返しながら、来年であたしは50歳😅頑張ってきました。。。
両親は80代になりました。

本当に厳しい現実を見続け、チームで戦う先生、看護師さん、スタッフさん皆様本当にお疲れ様です。

  • 2019/12/11 (Wed) 23:28
  • REPLY