早産児気管支肺発育不良国際シンポジウム2019で講演。。。:広州NICU旅日記(その2)

週末は中国の広東省の広州にいました。
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上記の国際シンポジウムにご招待を受けて
参加してきました。

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中国・米国・オーストラリアのNICU医療者が
集う早産児の慢性肺疾患に関する国際シンポジウムでした。

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中国各地から新生児科医の皆様が集う会場でした。

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自分は、神奈川こどものこの20年近く、在胎23週の早産児、400g台の赤ちゃんの
救命率が9割になっていることやその長期予後などをお話ししつつ、
心エコー検査に基づく肺出血の予防や動脈管開存症のエコー評価に
ついてを話しつつ、新生児慢性肺疾患や肺高血圧などについてお話しさせていただきました。
神奈川こどもやPLASE研究で取り組んできたことをチームの1人として
お話してきました。

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前の晩、久し振りの徹夜ぎみで講演の準備しました。

もっと英語力があれば、もっと準備しておけばという想いが
ありますが、横浜のNICUに引きこもっていた取り組んできたことを
話すのと留学経験などもない自分に英語力がないのはセットな気がして
自分なりにお話ししてきました。
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中国で肺出血などを起こす赤ちゃんが減ることに少しでも役に立てたらと
思いながら会場の皆様に向けてお話しさせていただきました。

感想や質問を伝えてくださる人たちは多かったので、
自分の中では自分が話せることを伝えられる英語力で
話してこれたのかなと思えています。

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ケースカンファレンスなどでも自分なりに答えてきました。
「動脈開存症が新生児慢性肺疾患や新生児肺高血圧
にどの程度関連性があるのかは
わからないけど、血行動態的に優位な動脈管は治療したほうが
いいが、その基準ははっきりしないし、心エコーが新生児科医で
できるかはわからない」というのが今の新生児医療の
世界的な悩みなんだと思えていました。

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そういうことを中国語・英語が飛び交う
会場で2日間、考えてきましたし、新生児慢性肺疾患の
歴史や現状、科学的根拠、病態整理などに関する様々な
講義を中国の皆様と一緒に聞いてきました。後日、
報告記を書きたいと思います。

新生児慢性肺疾患のことだけでなく、
シドニーに2年前にご招待くださったRui教授とも再会でき嬉しく感じたり、
フィラデルフィア小児病院、シンシナティー小児病院の
NICUやフォローアップ外来のことをたくさん知ることができて
中国で米国の小児病院に触れる機会にもなったと思えます。

オースラリア・米国・中国のチーム医療を知り、
神奈川こどもでの仲間と作りたいチームの未来を思い浮かべる
ような機会でした。。。

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食事会などで多くの新生児科医の方々と
知り合いました。言葉や場所は違えど同じ想いを
感じる皆様と出会って自分も自分の役目を頑張ろうと思えました。

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広州も想像を越えた街でした。

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引き受けて良かったと思える印象深い2日間でした。
留守を守ってくれるメンバー、
この出張をサポート・応援してしてくださった日本・中国の皆様、それぞれに
感謝しております。みてきた景色、知ったことををシェアできたらと思って
書き残させていただきます。


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明日は広州の小児病院を1日見学させてもらいつつ、
横浜に戻ろうと思います。

明日もそれぞれの場所でそれぞれの役目を頑張りましょう。



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引き続き、下記ご検討くだされば心強いです。

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ご寄附による応援のお願い:こども医療センターNICU

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確定申告時の税控除の対象になります。
税金の使い道を指定する思いで
「新生児科指定」・「NICU指定」の寄附としてくださればNICUに入院する赤ちゃん達、卒業生、一緒に時間を大切に過ごすご家族たちの応援、スタッフの人財育成のためにも自分達で使い道を特定して
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Posted byNICUサポートプロジェクト

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