台風一過のNICU、空の青さに気づけたら。。。

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台風一過の横浜です。

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NICU・新生児病棟は無事に朝を迎えています。

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昨晩の突然の停電以降、ハイレゾ音響空間の鳥の音や小川の
音が止まっていたのですが、夜勤や日勤スタッフの中に音が
ないと空気が重くなる、医療カートの移動の金属音が気にかかる
ような気がしたと伝えてくれるスタッフがいて、自力で復旧させて
くれていました。

ノイズキャンセラー効果はあるのかなと改めて思えていました。
あると当たり前になってしまうけど、なくなってみると
それまであった効果に気づける機会にもなるのかなと思えました。

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帰宅困難・当院困難で病院に宿泊して勤務してくれている
若手看護師さん、「台風の後なのに青空ですね」
という言葉に「台風の後は青空なんだよ、そして、青空の嬉しさに
気づけるんだよね。虹だって雨が降った後にしか見えないし、
大変なことがあったからいいことがその後に来ると思いたいよね」
と話した本日でした。

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皆、無事に通勤できたこと、それぞれご周囲の応援があったり、
雨が止んだ夜中に車で通勤して病院で朝を待っていたりと
皆、非日常の時間の中で冒険のような経験をしながらNICUに
集まってきてくれていると思えました。

なんとかして勤務しようとしてくれた看護師さんたちの笑顔、
休養ままならぬ中での連日勤務のメンバーの頑張り、
それぞれを讃えたい気持ちでした。

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それぞれの大きな台風の前後の
日の生活や物語を聞けてそれぞれを讃えたい気持ちでした。

伊勢湾台風並みの台風があっても電気系に問題が出るとは
限らないと新しいNICUの機能を確認できたのは自分にとっても
安堵の1日でした。


昨日のコメント欄にメッセージお寄せくださった
たっくんパパさん、
東日本大震災の停電の頃、NICUで
長期入院されていましたね。


暗闇でたっくんご家族と言葉を交わすようになり仲良くなった
気がしました。

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東日本大震災の頃も働いてくれたスタッフは昨日もやはり
動じずに停電後の対応などしてくれて、
スタッフの安心につながってくれていたと思えました。

毎年、教育担当の看護師さんに新人・新入職看護師さん向けに
NICUのポリシーの勉強会を頼んでもらっています。

このところ話しているのは
東日本大震災の頃、入院していたご家族が3年後に取材を受けていた時に
地震の記憶がないと仰っていた。子供がNICUで生死に関わる治療を受けて
いた時にそっちの心配の方が大きくて揺れているなんて気になっていなかった。
そして、きっと自分たちだって不安があっただろうと今なら思えるけど、看護師
さんやお医者さんが余震や停電がある中でも普段通り仕事してくれたから自分は
子供の心配に集中できていた気がする」という言葉を伝えるようにしています。


看護学校の授業などでも伝えている、るいくんのママさんの言葉です。

「NICUにくる患者さんのご家族は大きな地震に遭遇したような気持ちに
いる。NICUスタッフには日常的な診療になっていくけど、目の前の人達は
災害の真っ只中にいるような気分なんだと思いながら心寄せられたらと
思います。そして、当時のスタッフのように地震の時でも赤ちゃんとご家族に
心寄せられるNICUスタッフになってくれたらと思います」
と話しています。

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昨晩から今晩の皆、働き方改革もへったくれもない、ブラックな勤務状況
にもボヤかず、穏やかに、明るくに仕事してくれているNICUスタッフに
上記の自分の願いを叶えてくれているようなNICUスタッフが集まり、
働き続けてくれている気がして感謝でした。

人生に予期しない悲しいことや辛いことってあると思うけど、
その先にそういう経験をしたからこそ気づける喜びや楽しさも
あると思えています。

日本全国で今、大変な状況な人もお互いに青空の青さに気づける
日を願っています。

それぞれの場所でそれぞれの役目を頑張って生きましょう。



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引き続き、下記ご検討くだされば心強いです。

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ご寄附による応援のお願い:こども医療センターNICU

かながわ県立病院小児医療基金のご案内

かながわ県立病院小児医療基金クレジットカード寄付フォーム
が追加されました。

クレジットカードでこども医療センターへの寄附が1000円から可能です。
確定申告時の税控除の対象になります。

税金の使い道を指定する思いで
「新生児科指定」「NICU指定」の寄附としてくださればNICUに入院する赤ちゃん達、一緒に過ごす時間を大切に過ごすご家族たちの応援、スタッフの人財育成のためにも活用させていただきますのでよろしくお願いいたします。











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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 2

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sososo  

病院が無事で良かったです。
停電エリアだけど大丈夫かな?と気になっていました。

我が家は河川がとても近いので、自宅以外に避難していました。
そこでも働いているスタッフの方が平常心で笑顔で接してくださり、
台風に備える段階から当日までで疲れていた気持ちが軽くなりました。

病院のスタッフの方を始め、災害にも関わらず、
プロ意識をもって働いていらっしゃる方々には本当に頭が下がります。
ありがとうございます。

とはいえ、非常時の対応で先生方始めみなさんお疲れのこととと思います。
どうぞ、お体に気をつけてください。

  • 2019/10/13 (Sun) 21:49
  • REPLY
NICUサポートプロジェクト
豊島  
To sososoさん

sososoさん、停電エリアとご心配くださりありがとうございます。自宅以外への避難大変でしたね。「プロ意識をもって働いていらっしゃる方々には本当に頭が下がります。非常時の対応で先生方始めみなさんお疲れのこととと思います」というお気遣いに感謝です。早く通勤して勤務に備えたり、帰宅困難で病院で宿泊したり、病棟で働く看護師さん達のそれぞれの行為は<医療者だから当たり前>でもないのかなと思えます。そういう気持ちを讃える、労える病院にならないとこれからこういうことが増えそうな日本では継続可能な勤務にはならない気がして、設備やシステムだけでなく、働く医療者を支えることも災害対策なのかなと思えた今回でした。ありがとうございました。

  • 2019/10/14 (Mon) 11:32
  • REPLY