NICU引っ越し前日:それぞれの人生を応援していたい。。。

引越しの日:広くて大変になるけど、 みんなで成長すればより良い医療が出来るはず
の

引っ越し前日に戻ります。

仮設NICUから最後の退院ご家族の笑顔です。母様、
祖母様たちの笑顔が皆、素敵に思えました。
祖母様のお一人、
22年前に母様としてこのNICUで時間を過ごした時に担当させて
いただきました。
母としてNICUで長い時間過ごした22年先の未来に
お孫さんとご両親を支える祖母様としてNICUにきてくださった
ご縁を感じます。同じ場所で働き続けてきたからこそのこういう
時間を幸せに感じました。
ご家族のそれぞれの人生を応援していたいと
思えました。ありがとうございます。

NICU卒業を自分も立ち会えてうれしく感じました。

そして、

翌日の患者さんの移動の打ち合わせの風景です。

その横で

こども医療センター職員にお声掛けした内覧会を開催でした。
多くの部署の方が稼働直前のNICUを見にきてくださり
心強く思えました。
院内内覧会を終えた後は

土曜日の
<寄付してくださった皆様への内覧会>

日曜日の
<県の医療・行政・立法の関係者への内覧会>
での自分の講演を

として再演させていただきました。
希望していただいた
全国7箇所のNICUを遠隔配信しながらの
講演会でした。

26年間可動してきたNICU病棟でしたが、
10年先、20年先の周産期医療や新生児医療も意識して
設計から完成まで5年間かかりました。





院内外の多くの方の応援があってここまで
きたことを感謝を込めてお話しさせていただきました。



改築のビジョン、多くの皆様の応援や支援をご報告しつつ、
どんな建物ができてどんな医療を目指したいかという
部分を講演させていただきました。
様々な部署、様々な職種の皆さまが講演を聞きに来てくださり
心強く思えました。

院外、遠隔配信で聞いてくださつた皆様にも
改築に込めた想いが伝わればと思いながらお話ししていました。

自分の指導医である川滝先生がこれまでの様々なことを
思い出しつつ、想いや願いが詰まったような新しい病棟に
感動の気持ちを伝えてくださったり、

途中、様々な障壁もあったり、大変な時期もあった
<居ながら改築工事>を支援してくださった森内副院長の
こども医療センター職員全体を讃えてくださる言葉に感動しました。
改築はゴールでなく、スタート。
不安は大きいけれど、これまでの課題を乗り越えられる機会かもしれない。
いいところを探しながら、課題は皆で乗り越える方法を探しながら
新しいNICUを作っていけたらと思えていることを
院内外の応援の皆様に感謝を込めてご挨拶させていただきました。

講演会の後はチーム遠隔の皆様と反省会と
次回に向けてのテストです。遠隔講演会から
遠隔医療も目指していきたい自分であり、チーム
遠隔の皆様の存在に感謝しつつ、よりよい方法を
相談しました。
引っ越し前日ですが3日連続の内覧会と講演に
かってない疲労困憊感はありますが、明日、
たどり着けないかもしれないと思うこともあった
新NICUヘの引っ越し、夜があけて朝が来るをの
信じたい気持ちで終えた夜でした。
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