嵐のコンサートのようなスポットライト。。。

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空っぽの会: 「リニューアルオープンするこども医療センターNICU」のスライド

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赤ちゃんのために昼まで暗いことを目指してきた
日本のNICU文化があったと思います。

これは赤ちゃんのそばにいるご家族や医療スタッフは
暗闇の中で日々を過ごすようなストレス大きかったと
思えています。大人達が暗い気持ちで過ごせば
子供達にも暗い気持ちが伝わるかもしれません。

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神奈川こども研修医OBの太田先生、真平先生、
兼次先生が取り組んできた研究だと赤ちゃんにとっても
昼夜のリズムのある光環境のほうが成長がいいという
研究成果があります。お腹の中の赤ちゃんはお母さんの
ホルモンをもらっていて明暗環境を感じている、早産だと
むしろそういうホルモンなくなる分、赤ちゃんも暗闇で
過ごすような状況になっている、早産でも明暗をつくるのは
むしろ胎内環境に近づけることだと思います。

昔のNICUは夜でも重症な赤ちゃんがいれば電気をつけるので
明るいNICUでした。昼と夜が感じづらくなる不夜城のような
NICUかもしれません。

新しいNICUは
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昼間は窓の光がしっかり入る明るい光環境にしました。

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「コウノドリ」第2話への感想
コウノドリのペルソナ医療センター、
窓が大きくて光が綺麗だったです。

上記の撮影は夜だったのですが窓から光が差し込む光照明にいると
だんだん夜と思えなくなります。コウノドリのセットに通う日々は
昼夜がよくわからなくなり睡眠しづらくなりました。

窓の光の大切さ、日内変動の大切さを実感したので
昼間は窓の光を最大限使えたらと思えました。

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航空機のように寝たい人は寝ている、本読みたい人は光を
座席に照らすような、必要なところだけ明るく、そうでない
ところは暗くしたい、それで赤ちゃん達の明暗環境をより
作りたいという視点でNICU各ベッドにスポットライトを
フィリップス社との共同研究として設置しました。

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太田先生、兼次先生、フィリップス社の皆様、
こども医療センター臨床研究所
多くの人達の協力で実現できた共同研究プロジェクトです。

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スポットライトの照明スイッチや照射角度は
スマホで看護師さんができます、その方法の説明会でした。
実際に照射角度を変えられることを確認しました。

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嵐のコンサート会場みたい。。。という若手看護師さんの言葉
にその通り、そういうことにも活用するスポットライトですと
説明した自分です。

これで光で照らしたい場所は明るくして
寝ている赤ちゃん達は寝ていていいよという
環境を作れることに実現してくださった多くの
皆様に感謝です。

共同研究ですのでこういうことの臨床的意義を
明らかにして、他のNICUに情報提供できることを
目指したいと思えます。

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「NICU寄附へのお礼の会」を8月24日(土)に開催決定。。。
でも紹介させていただきます。

NICU経験のある皆様、光へのご意見ご感想など
お寄せくだされば心強く感じます。
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Posted byNICUサポートプロジェクト

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