悲しみは積もっていくけど。。。

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NICUを訪ねてきてくださった卒業生ご家族。

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生きた証を残したい:NICU寄附への想い14
のしゅんたろうくんご家族でした。


の動画の中にご家族の月誕生日を祝うホームビデオの
動画にでているしゅんたろうくんご家族です。

きた理由はしゅんたろうくんのご命日なんだと
気づきました。ご命日に家族でNICUを訪問くださいました。

そういえば昨年もきてくれて
そのときに偶然取材を受けていたのでそのまま
インタビューを一緒に受けてもらったのが以下の記事です。

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赤ちゃんの死は「負け」じゃない。NICUや死産の現場に 流れる濃密な時間(BuzzFeed News 2018年10月16日)
上記の記事から1年間の月日の流れを感じたり、

4年前の猛暑の中で
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見守り続けていたいNICU卒業ご家族の日々
ご家族を見送った日を思い出しました。

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しゅんたろうくんの妹のかんなちゃん、こども医療センターで
お生まれになりましたが、大きくなったねと実感しました。

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しゅんたろうくんと在宅医療の仲間
奇跡に気づきたい(2015年3月)
の頃を思いだしたせなくんママさんとしゅんたろうくんご家族の
会話の様子。せなくんのママさんがこども医療センター職員になって
改めて当時の生活への感じ方を伝えている様子、しゅんたろうくんご家族が
このブログをずっとみてくれていてその上で最近感じていることなどを
会話している言葉に様々な気づきをいただきました。

自分、重症の赤ちゃん達を診るNICUや小児循環器の
病棟で働き続けてきました。赤ちゃんの死をたくさん
担当してきました。
コップに水が溜まっていくように心に悲しみが
積もっていく気がして、時折、悲しみが溢れてしまう
気持ちになり、どこかで救命医療の現場で働くには
心の寿命がくる、心の限界がくるかなと思えていました。

こどもの死に直面するご家族の悲しみはこれほど
この世にない不条理の深い悲しみだと思います。
医療者であっても慣れることはないと思える
悲しみです。

それでも、NICUで働き続けてこれたのは
多分、昔、共に死を見届けたご家族のその後の再会、
時間が経っての言葉やその後の想い
に自分の心が癒してもらっている
からな気がしてきました。

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そして、
この世の果てに思える悲しみに直面したご家族の
悲しみを少しでもシェアしたいし、悲しみだけでない何かを残して
いるかもしれないことを伝えられる役目としていたい。。。

自分が
同じ場所で働き続けていること、子供と過ごした時間を
悲しみ、喜び、後になって気づける子供の残してくれた
ことなどを偲び合うことができたらと思えている
部分はあるから、大変でもこども医療センターをこれまで
離れずにいたのかなと思える今晩です。

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しゅんたろうくんを含めた5人家族に会える喜び、お姉ちゃんが
年々よろこんでくれること、そんなことを感じる1日でした。

しゅんたろうくんご家族がくるときにいつも
タイミングが合わず残念がってくれるNICUの担当看護師さん
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に訪問を約束通りお伝えしておきました。このブログで双方の
近況写真が確認し合えたらと思います。

周産期センターで過ごされた赤ちゃん達の
命の誕生も有終も踏まえてご家族とともに
悲しみも喜びもシェアして生きたいと思えた
最近で、しゅんたろうくんご家族の訪問に
心支えられる気持ちでした。

本日も皆様、それぞれにお疲れさまでした。
明日もそれぞれの場所でそれぞれの役目を頑張って
生きていきましょう。
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Posted byNICUサポートプロジェクト

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