恩師達の言霊。。。:下関旅日記(その2)



下関旅日記2です。

山口県で3度目の講演でした。



<花神>という大村益次郎を主人公とした幕末小説が好きな自分にはその舞台でもある山口県は憧れの地にです。
 


今回の講演は昨年の新潟で開催の

で感銘を受けた金原先生にご招待されてでした。発達障害児への保育についての講演を新潟で感銘を受けていたのでこれも金原先生とお話しできる機会をありがたく感じて下関にきました。
 
空港まで迎えにきてくださった金原先生とゆっくりお話しする機会でした。金原先生は今泉先生というこども医療センターで自分が研修医時代に指導してくださった故人になられた恩師の大学時代の同級生と知りました。

今泉先生は自分が新生児科医になろうと
決めた時にも様々な率直な助言をくれた恩師で
その言葉とともに生きてきました。

金原先生や今泉先生が
今の自分の年と同じくらいに開業を志した気持ち、
金原先生がNICUで感じていたこと、
今泉先生がこども医療センターを退職して思っていたこと、
金原先生から言霊をたくさんいただいた時間でした。
NICUやこども医療センターで働き続けるには体にも
心にも寿命があるんじゃないかと思えていた自分には
金原先生の言葉を通じて、様々な気づきをいただきました。
 

金原小児科を見学させていただきました。



NICU卒業生を含め、
医療的ケアを必要とする身体障害や
発達障害のお子さんとご家族への支援に溢れた場所でした。



こどもを応援する多職種の仲間と一緒に運営していること、
その設備、病児保育やフリースクール、
網羅されていることに驚き感銘を受けました。



こども医療センターの重心施設と同様に
スヌーズレンが素敵にありました。

身体障害や発達障害のお子さん達を町の中でチームで
見守ろう、支えていこうという意思を感じる金原先生の
クリニックを素晴らしく感じ、街の中での小児医療の心強さ、
病院にいては気づきづらいことを気づかせてもらえた気がしました。


<場面緘黙>などについての取り組みをご指導いただき、
自分もフォローアップ外来で場面緘黙などについて悩んだことなどを
相談させてもらいました。





サイン入りでプレゼントしていただき
大変嬉しく感じました。



到着の夜は、
同世代の新生児科医でやはり今はNICU卒業生の支援をしている金子先生、そして、今、現役の新生児科医である国内留学してくれた木村先生、松隈先生、そして兼安先生と山口のNICUから外来で見守る皆様と食事をさせていただきました。

金子先生の同じ時代をNICUで過ごした同士の共感を感じつつ、
今はクリニックでNICU卒業生を応援しているバイタリティーが
素敵に思いました。このブログなどを続けてきたこと、その意義を
金子先生に伝えていただいたことはありがたいことでした。

下関の食事の美味しさを実感し

フグをひれ酒でしゃぶしゃぶのように食べると美味しいということを
教えてもらい初体験でした。


こども医療センターに国内留学してくれた木村先生、そして松隈先生
と再会し、その後輩の兼安先生とご縁が広がるのを嬉しく感じました。



身近に感じる山口県の新生児医療仲間の皆様との時間に
自分も山口のためにできることはないかと
思え、そして自分も地元である横浜でできることを
考え続けていこうという元気を頂く時間でした。
 
 
東京や神奈川といった都市部は患者さんも多く、
分業気味になる、専門家やシステムはあるかもしれないけど、
顔がみえないというかそれぞれの場所からの連携がやはり難しい。

その点は、山口などの地方都市のほうが顔がみえる距離感で連携しながら手厚く医療が行われている。特に金原先生のバイタリティーの基に多職種・多分野の人達が連携してこどもたちを応援していることを実感して<オランダへようこそ>のような町に思えました。

講演会の雰囲気が心寄せてくれているのがわかる
職種や世代を超えてわが町で生まれる命を
大切にしていこうという雰囲気を感じて素敵でした。

そういう語らいで気づかせてくださったことも
含めて翌日、講演させていただきました。
 
チャイルドラインの取り組みをお聞きする中で
自分が横浜のNICUやフォローアップ外来で感じてきたことを
講演ではお話ししてきました。

発達障害は特性であって病気ではない。
発達障害の2次障害、こじらせてしまうと不登校、
ひきこもり、パニック、非行などにつながることもある。
2次障害を起こさないように見守りたいこと、

また、親から子への虐待は「不安・不眠などがあるなかで母様が、過負荷を感じたり、孤独感を感じるときに生じることがあって、医療的ケアとともに生きるお子さんのご家族は誰でもそういう気持ちになることがある。母様だけががんばるのでなく、みんなの子と思って母様が孤独を感じないで済むような見守りが必要かもという部分をお話ししました。

<みんなの子>というような目線で親御さんも含めて支援していこうとする金原先生の御周囲の方々の姿や言葉を聞いて、横浜でもこういう雰囲気を作れたらと思いますとお伝えしてきました。
 
新生児科の部長になって5年目です。
NICUを建て替えるまでは頑張ろうと思ってきた
目標がもうすぐ叶います。

新しいNICUのモノ・ヒトがそろったら、
そのNICUで何ができるのかをさらなる目標を実現したいのですが、
青森の網塚先生の生育科と同様に、
命が助かるようになったからこそ悩むこともある、
その悩みに寄り添えるような
周産期センターなのか発達や生活支援の場所に
関わっていけたらという気持ちを新たにしました。


 
金原先生の言葉や金原先生を通じて今泉先生の言葉は
自分にとってもこれからどんな風な医療者でいたいかを
考える下関への旅になりました。
 


山口県の周産期医療・新生児医療のサブメンバーのつもりで
今後とも山口に訪れさせてもらえたらと思う多くの出会いがたくさん
ありました。お集まりくださった皆様、それぞれにありがとうござい
ました。


来年の日本保育保健学会は下関で開催とのこと、
他の予定が入ってこなければ再度ご訪問したいと
思いながら24時間滞在の旅を終え、日曜日の夜に
横浜に戻りました。


下記、引き続きみなさまよろしくお願いいたします。



追加されました。クレジットカードで
こども医療センターへの寄附が1000円から可能です。
確定申告時の税控除の対象になります。
税金の使い道を指定する思いで
「新生児科指定」「NICU指定」の寄附と
してくださればNICUリニューアルオープンや、
一緒に過ごす時間を大切に過ごす
ご家族たちの応援のためにも
活用させていただくつもりです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


下記にクリックしてくだされば幸いです。
  
 



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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 2

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きょうちゃん  
No title

豊島先生、おはようございます(*^^*)ご無沙汰しています。
ブログやFacebookで下関にいらっしゃるご予定だと聞いて、ブログ更新を楽しみにしていました。
おいでませ、山口へ!!
機内からの写真を見て、猛烈に帰りたくなりました(笑)両親がこちらに越してきたので、冠婚葬祭でもないかぎり、中々故郷の地を踏む事は、なくなってしまいましたが…
下関での講演、聴きたかったです。そして、下関に、こんなに子供たちに寄り添って下さる方々が多いことを知って、心温まる気持ちになりました。命をつないだ子供たちの、その先の人生をより良いものにするために支援してくださる方の存在は、当事者や家族にとって、どんなに心強いことかと思います。
故郷の、様々な疾患や特性と共に生きる子供たち&ご家族が、心身ともに健全に、幸せな毎日を送れるよう祈っております。
山口大学病院がある宇部市は私の地元なので、病院の名を聞くと懐かしく感じました。また山口へいらっしゃる機会があれば、是非周辺の観光も楽しんだり、ゆっくりされる時間も持てますように。また旅行記楽しみにしています(*^^*)

NICUサポートプロジェクト  
No title

> きょうちゃんさん、めいちゃんのルーツと思いながら山口を旅してきました。心温まる街ですね。いつも山口県にいくとたくさんの人たちが集まってくれる会場で、かつ心寄せて講演を聞いてくれる会場な気がしてお伺いする甲斐を感じる山口県です。身近な街、憧れの街の山口の皆さまと連携しながらお互いに街を盛り上げていけたらと思いました。ベイスターズも下関の街を大切にしているようで下関と横浜は同じ港町つながりですね。では、また、お会いした時に山口の報告します。いつも心寄せてくださりありがとうございます。