武士・鉄人・神(対応)の里帰り:INVOS勉強会
月に1回、夕方から夜にかけて自腹で弾丸往復で滋賀から横浜に
里帰り研修にきてくれる吉田先生、吉田先生をみつけると看護師さん
達が懐かしさと優しさに涙ぐみますね。
<癒し>を滋賀から自ら運んでくれる吉田先生です。
研修中に武士・鉄人・神と異名が変わっていた吉田先生。
神とは神対応なのですが、神奈川こども国内留学2年間を
有効活用してくれた存在なのだと思います。
くれていましたね。<学び続けよう>という意思を感じる
吉田先生です。
吉田先生が現れてくれる理由は、月1回ペースで続けている
INVOS勉強会に参加のためです。組織循環モニターの勉強会です。
近赤外分光装置(NIRS)の1つであるINVOSに加え、
ご寄付の補助があって購入できたレザードプラ皮膚血流計など
の診療や研究を語り合う勉強会です。
組織酸素飽和度や皮膚血流量を把握することで現在の診療の
組織循環への影響を理解し、未来のよりよい治療法を探せたらと思えて
開催しています。
吉田先生、皮膚血流モニターに関心を持ってくれて斎藤先生と
一緒に装着の仕方などを考えてくれていましたね。
吉田先生の家庭教師的になってくれた
新生児科の軍師、近藤先生の到着を待って
先月のINVOS会の開催でした。
方々もお誘いしています。NICUでの使われている様子を知ってもらって
今後の新生児分野での技術革新などにつなげてもらいたいからです。
科学技術を赤ちゃんによりよく使えるように一緒に育てられたらと
思えています。
先月のINVOS会はまず、吉田先生が滋賀でINVOSを活用した
患者さん達の診療の経過や全身状態やエコーの動向などを経過表で
伝えてくれます。滋賀での吉田先生の診療に加えて、きめ細やかにデータを
集めて考察している姿は毎月感動的、後輩の研修医達に目指して欲しいような姿勢をみせてくれてる気がします。
データを取るからより深く考える、見直せる機会になると
いうことを教えてくれている気がします。
川村・奈良・楢村・兼次・吉田先生と代々、
INVOS部の次期部長を継承してこの部活動は続いているのですが
吉田先生の後は斎藤朋子先生が就任中です。
「何をみているか簡単ではないからこそ興味ふかいのがINVOS」
という向上心を後輩に伝える、そして提案をくださる
時間でした。
吉田先生同様に月1回ペースで来続けてくれている
近藤先生に学び、吉田先生のようにデータと向き合う後輩世代の
医師が増えてくれたらと思える勉強会でした。
保育器に張り付いて人間モニターのようになっていた自分には
INVOSや皮膚血流モニターでそういう人間が気づいて来た感覚を
医療機器でより的確、客観的に予知できるようにしたい、それが
医療者の過重勤務の軽減と赤ちゃん達の治療成績のさらなる向上に
つながると思えています。
にも取材いただきましたが、エコーだけでなく、様々な
医療機器の技術革新を取り入れ、先に進めるNICUを作っていけたらと
思えてその核の1つに思えた先月のインボス勉強会でした。
INVOS勉強会、院外からの参加歓迎で
次回以降もブログやフェイスブックページで告知
したいと思います。ご参加いただければ幸いです。
本日も皆様、それぞれにお疲れさまでした。
ありがとうございました。
下記、引き続きみなさまよろしくお願いいたします。
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