「コウノドリ」・「オランダへ、ようこそ」のようなこども医療センターを目指せたら。。。
7月18日の木曜日です。
朝のNICU卒業に向けて多職種の情報共有・
意見交換のカンファレンスです。
NICUの卒業がゴールでない、そのあとの
ご家族の生活への準備を多職種で相談しています。
看護師・助産師・保健師・ソーシャルワーカー、臨床心理士・医師
職種で気づけること、支援できることは異なり、
こういうカンファレンスの重要さを感じます。
一方、上記のニュースで報道されたように
壁一枚先からはNICU改築工事の音が聞こえて来ています。
上記の空っぽの会が開催された場所の今が
以下です。
この時期を一生忘れないだろうと思える日々です。
NICUオープンに向けてNICU専属になってくれた
臨床工学士さん、NICUにおける臨床工学士さんの役割を学ぶ上で
松井さんに手ほどきを受け、4月は東京女子医大の東医療センター
の小瀧さんを訪問してリニューアルオープンに向けてのイメージづくりを
続けてくれています。
NICUでは後期研修を修了してすぐに当院のNICU研修医になって
くれた昨年の林・谷山先生、今年の江原先生が一緒に診療していますね。
彼らの存在がリニューアルオープンへの扉のように思えつつ、
3人の診療の光景を横目に
NICU卒業生のフォローアップ外来を
担当してました。
夜の航空機で金沢出張予定の木曜日だったのでしたが
横浜での役目をしっかりした上で旅立ちたいと思えていた日です。
退院間近な赤ちゃんほど朝にしておおきくなった人たちは
だんだん後にしてもらっています。NICUから知る赤ちゃん達の
その後の成長、ご家族の不安を乗り越えての今の想いを聞ける
ことはたくさんの気づきがあります。
で3月に退院したひなちゃんでした。
楽しく感じました。NICU入院中は赤ちゃんの日々を医療者が
ご家族に説明するのだけど、外来だとそれが逆になります。
ママさんや祖母様の言葉にひなちゃん、よかったねと
思えていました。
重症の調低出生体重児だったくるみちゃん、冬を乗り越えたことを
共に喜ぶ気持ちでした。
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