横浜市養護研究会で「命を支える~NICU卒業性とご家族の生きづらさの緩和を目指して~」の特別講演を担当


昨日は午前中はNICUの中で診療に加わり、


さくらちゃんの元にいたNICUへ再度のお引っ越しを
見届けました。


ママさんに地元の街で応援してくれる人達が増えていくことは
NICU卒業後の心細さを減らすし大切とお話ししたことを思い出し
こども医療センターNICU卒業を讃えたい気持ちで見送りました。



神奈川県立こども医療センターは
病院・福祉・教育の3つがあってこその
こどもたちの幸せにつながるという理念で
開設された施設だと思います。

自分は医学生の時にこども医療センターに
学生実習にきて、病気で病棟を分けるのでなく
年代毎に病棟を作り、その院内学級の様子をみて
感動してこの病院で小児科研修をしたいと志しました。
その原点の想いに戻りつつある自分を感じる最近です。

今週は

横浜市西区公会堂で
横浜市教育委員会からのご依頼で
横浜市養護研究会で横浜市立小学・中学の
養護教諭の先生がた、約200名
「命を支える~NICU卒業性とご家族の生きづらさの緩和を目指して~」
というテーマで講演させていただきました。



2年前には特別支援学校の先生方に

お話しさせていただきましたが
その内容をアップグレードして
今回は普通級のある学校の養護教諭の皆様に向けて
命を支える~NICU卒業性とご家族の生き辛さの緩和を目指して~」
というテーマでお話しさせていただきました。




コウノドリなどのシーンを交えながら、
小学校などに通うお子さんとご家族のルーツや
学校にたどり着くまでの想いや生活や願いが点でなく、
線として学校の先生方に伝わればという趣旨で
お話させていただきました。


前半は<いのちの授業>などで
生徒さんたちにお話している
ような内容をお話しつつ、

など当院のNICU卒業生のご家族たちから聞く学校への
想いなどをNICUからの医療の流れの中でお伝えさせていただきました。


後半はフォローアップ外来の就園や就学の相談の中で
自分たちがご家族に話していることをお伝えしたり、
発達検査や知能検査の活用、読み書き障害や
注意欠陥多動など、病院で取り組んでいることなどを
お伝えしてきました。

学校における障害児支援は昔は脳性麻痺などの動けない
お子さん達を想定して整備してきたところがあるけど、
今は<歩ける障害児>が増えてきている。

それは学校生活などを想定していない
高度医療が展開されているからかもしれません。
病院からお家や学校へ高度医療が移行できるのか?
という課題に直面している気がします。


「医療的ケアと共に生きるこども達」
「発達遅延、いわゆる発達障害などの子供達」
がNICU卒業後に就園・就学でこんなはずでという
悩みに直面している。

命が救われることは喜ぶべきことかもしれないけど、
救われたからこその生きづらさを感じている子供達や
ご家族がいる。

NICUは赤ちゃんの病気を治す、命を救うという
視点だけでなく、病気や障害とともに生きることに
なる子供達が加わるご家族全体を支える医療にシフト
していけたらと思っていることをお話ししてきました。

今年スタートした
スマートフォンを使った未熟児電子退院手帳のことを報告しつつ



今年、新生児成育医学会雑誌に以下の
抄録の論文報告をしています。


この論文などの結果を踏まえて、
ICTをNICUやフォローアップ外来の
データ管理や患者家族支援に活用したいと
考えて、


それは就園・就学のことも考えた上での
医療のあり方も考える必要があるし、子供達の
学校教育をどう医療として支えらるかも考えて
いけたらと思えていることを講演してきました。

こういう相互理解と連携を深めるきっかけのような機会に感謝
でした。



同じ街で子供達やご家族のために働いている学校の先生方や
教育委員会の皆様と交流でき、お互いの現場で感じていることを
話し合える気がして心強く思えた機会でした。

企画・準備・参加してくださった皆様、
それぞれに感謝です。

ご意見ご感想などお寄せくださればと
本望です。


下記、引き続きみなさまよろしくお願いいたします。



追加されました。クレジットカードで
こども医療センターへの寄附が1000円から可能です。
確定申告時の税控除の対象になります。
税金の使い道を指定する思いで
「新生児科指定」「NICU指定」の寄附と
してくださればNICUリニューアルオープンや、
一緒に過ごす時間を大切に過ごす
ご家族たちの応援のためにも
活用させていただくつもりです。


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下記にクリックしてくだされば幸いです。
  
 





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Posted byNICUサポートプロジェクト

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