みんなが明るくなれた場所。。。



NICUでずっとご家族で時間を過ごしていたゆうくんご家族。

2日前にNICU卒業、お家で時間を過ごしたいというママさん、
パパさんのご希望をその時のゆうくんにとっていいことに思えて
NICUスタッフ、在宅酸素の企業の方などで連携してNICU卒業を
見守ったゆうくん。

お電話などでの様子を当直や担当医の林先生が
聞いていて、皆がゆうくんの力強さ、
ママさんやパパさんの想いを感じながら
お家に帰ってもNICUから皆が良い時間で
あることを願っていました。



朝の救急外来にゆうくんご家族が来てくれていました。


勤務に入る前の日勤の看護師さん達、
そして勤務を終えた夜勤の看護師さん達、
ソーシャルワーカーさん、
遺伝カウンセラーさん、

新生児科、遺伝科、小児循環器科の医師などが順番に
顔を出す救急外来でした。皆がゆうくんのチューブなどが何も
ない穏やかな表情を讃えつつ、


順番に抱っこさせてもらいながら
ゆうくんのご家族にそれぞれの
言葉をかけていました。

お父さんの涙を浮かべながら笑顔で「可愛い。。。」
という言葉に皆が共感していました。

外来とNICUの一番違うところは
NICUではご家族と会うと赤ちゃんの様子を医療スタッフが
ご家族に説明します。

外来はご家族がお子さん達の日々を語ってくれたり説明して
くださり、医療者がシェアさせていただきます。


凛としていった
ゆうくんのパパさんとママさん、祖父様達がこの2日間に
ゆうくんがどんな風にお家で過ごし、どんなことで親御さんを
驚かせたり、病院では会えないような人達とみんなで一緒に過ごし
どんな風な言葉をかけられていたとかを泣き笑いの優しい表情で
語ってくれました。

ゆうくんを語るママさんとパパさんの言葉や想いに
ゆうくんも素敵なママとパパのもとに基に生まれ、
たくさん一緒に過ごせてよかったねと思えていました。


ママやパパの話をお聞きしながら、自分たちが知らない場所での
ゆうくんの時間をシェアさせていただいていた気がします。

「お家で過ごせてよかった、大切な時間だった」
という言葉にパパさんやママさんが一生忘れない濃密で
大切な2日間だったのかなと思えて聞いていました。

ゆうくんと共に過ごし、
いつもその状況の中でより良いと思えることに力を尽くしたご家族、
どんどん、ママさんやパパさんの優しさやそこから
生まれる力強さを素敵に思えていました。


今、考えてみると絶妙のタイミングでNICU卒業を希望された
ご家族のご判断だったと皆が讃えたい気持ちになっていました。

そのことを伝えると

「林先生をはじめNICUの皆さん
が自分たちの背中を押してくれた気がして感謝です」
という言葉をNICU卒業の日に関わったスタッフそれぞれに
伝えたいと思えました。


パパさん、ママさんを見守っていた
祖父様
「こども医療センターにきてから、居心地が良さそうだった、
自分たちも含めて家族みんなが明るくなれた。
そして、息子夫婦がどんどん強くなっていった」
私も感謝ですという言葉に自分たちも心温かくなりました。


パパさん、みんなで写真を撮ってあげたいという言葉


涙を浮かべつつ、でもゆうくんに出会えたことを
皆が感謝している気持ちをシェアした気がした時間でした。


「また、来ます」というママさんとパパさんの言葉に
自分たちも「待っています」と異口同音に伝えて玄関から
見送りました。

NICU卒業を見送れなかった自分には
改めてご家族のNICU卒業を見送る時間、涙を浮かべながら
笑顔とともに胸をはってこども医療センターを去っていくのを
見送りました。


自分たちはゆうくんを含めたご家族を見守っていたんだと思います。

これから続くご家族の物語、ゆうくんと共に生きるご家族の時間を
こども医療センターから応援していたいし、また、そのご家族の物語の
節目に再会できるこども医療センターであれたらと思いながら
様々なスタッフがそれぞれの想いで見送る光景に思えていました。

ゆうくんのご家族様、
ゆうくんのことを話せるのは自分たちも心癒されます。
話したくなったらいつでも、また、来てくださればと思います。
喜びも悲しみもシェアさせていただければと思っています。


本日も皆様、それぞれにお疲れ様でした。
明日もそれぞれの場所でそれぞれの役目を頑張りましょう。

ご意見ご感想などお寄せくだされば心強く感じます。

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下記にクリックしてくだされば幸いです。
  
 


追加されました。クレジットカードで
こども医療センターへの寄附が可能になりました。
確定申告時の税控除の対象になります。
税金の使い道を指定する思いで
「新生児科指定」「NICU指定」の寄附と
してくださればNICUリニューアルオープンや、
一緒に過ごす時間を大切に過ごす
ご家族たちの応援のためにも
活用させていただくつもりです。


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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 4

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sao*i*nakad*  
No title

峻太朗の母です。
ゆう君が峻君に似ているなぁと感じながら拝見していました。
おうちに帰ったと知り、おうちでの時間を過ごしている光景を思い浮かべつつ、ずっと気になっていました。
この記事を拝見し、同じような経験をしても、やはり言葉が見つかりません。
ご家族が少しでも心穏やかに過ごされることをお祈りしています。

log  
No title

優の父親です。
本日葬儀でした。
今はとても寂しいですが、NICU、ファミリールームでの時間、最後の自宅で過ごした時間はとても幸せなものでした。
林先生はじめ、子供医療センターの皆様には感謝しております。ありがとうございました。

NICUサポートプロジェクト  
No title

>峻太朗の母さん、ゆうくんに心寄せてくださりありがとうございます。ゆうくんを救急外来で見送る時にしゅんたろうくんやこれまでの同じように再会したお子さん達の顔も浮かびました。悲しみをシェアしつつ、ゆうくんが地上に残してくれた時間をご家族とシェアして讃えたい、命の意味を一緒に考えられたらと思えていました。ゆうくんのママさんとお話ししてくれたじんくんのママさんもNICUにきて、悲しみや讃える気持ちをシェアしてくれていました。心寄せてくださる皆様に自分も心支えられる気がします。ありがとうございました。

NICUサポートプロジェクト  
No title

> logさんがゆうくんのお父さんだったのですね。葬儀だったのですね。天に還ったゆうくんを自分も見送りたいと思います。そして、NICUの中で、ファミリールームでのゆうくんの表情やママさんとパパさんと交わした言葉、胸に刻んでいたいと思います。自宅での時間、ママさんとパパさんの言葉を聞いて奇跡のような時間に思えました。シェアしてくださりありがとうございます。これからもゆうくんと共に生きるご家族をNICUから応援しています。また、会える日、ゆう君のことを偲べる日を心待ちしております。メッセージありがとうございました。