マニアックでもイノベーションに感じる未来形を考えたい。。。




昨晩は上記の講演会でした。
 

神奈川県立こども医療センターの第2会議室の様子です。
新生児科・生理検査室・理学療法・小児外科・小児循環器科・NICU看護師さん
たちが集まってくれていました。司会は下風先生に託し、
全国27箇所の映像配信は風間さんが担当してくれています。

風間さんと森さんが全国27施設の先生方と
事前にやり取りしてくださり、協力してくださった
愛育病院、  滋賀医科大学医学部附属病院、 横浜市立市民病院 、 大阪母子医療センター、 釧路赤十字病院、  福井愛育病院、  北海道立子ども総合医療・療育センター 、 産業医科大学病院、  聖マリアンナ医科大学、  和歌山県立医科大学、  三重中央医療センター、  愛知医科大学周産期母子医療センター  島根県立中央病院  川崎市立川崎病院  福島県立医科大学附属病院  (JCHO)九州病院  成育医療研究センター、  東京医科大学、  順天堂大学静岡病院、  埼玉県立小児医療センター、  高槻病院、  淀川キリスト教病院、京都大学医学部附属病院、  聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院、  名古屋第2赤十字病院、福岡市立こども病院の皆様にも
届けた講演です。

学会などにみんなでなかなかいけないNICUであり、
また、一人二人では診療が変わっていかないNICU。

こういう施設を越えた情報交換を各現場をつないで
しながら、それぞれのNICUの診療の質向上をお互いにできたらと
考えて遠隔講演会を仲間に思える皆様の支援の中で
チャレンジしている今年です。村田さんからいただいた
ご寄付の一部を全国のNICUにも使う機会にもしております。





音声は坂田さんと中村さんが担当してくださり、

遠隔配信も兼ねた新型のマイクを用意してくれていましたね。




院内や遠隔配信会場の受付や状況確認を蔭山さんと作地さんが
してくれています。


遠隔から受けての状況を教えてくれている
高槻病院の岸上先生


こども医療センターNICUを新生児医療の放送ステーションに
できたらという願いに力を貸してくださる皆様に感謝です。


この日の講演は新生児慢性肺疾患に伴う肺高血圧症について
スライドはこの1年間で作ったものばかりだったのですが
最近、講演依頼をよく受ける内容について拡大版で
講演させてもらいました。

まずは成人も含めて肺高血圧症の注目されていることなどを
話し、


肺高血圧症の病態生理や臨床分類などについて解説しました。


その上で新生児遷延性肺高血圧の特徴を
新生児学入門などで書かせていただいた病態生理を
開設しました。



その上で日本循環器学会の肺高血圧症ガイドラインの
新生児遷延性肺高血圧症のガイドラインの解説などを
させていただきました。

その上で、

川滝先生が20年前に提唱し、川滝先生の生理検査室の技師さん達で
日常診療で検査している
肺高血圧スコアを解説して、

脳室内出血を減らすためにESWSを指標に循環管理するとESWSが上がる人が減って
IVHも減る、今度はESWSが上がらないけどIVHを起こす人の管理の指標を探したように
PHスコアを図るとPHスコアが上がる人が激減する、PHスコアがそれでも
上がっている人はもっと早期に介入が必要でその指標が必要になるという
同じ経過があります。

川滝先生、自ら20年前にやったいたことをいつまでも
やっていないで今の時代で使われる指標で新たな管理法に進化させて
見てはという問いかけで、生理検査室の皆様と最近取り組んでいる
ことなどを報告しました。


3次元エコーなどを使って右室の動きやみるポイントを
自分なりに解説したり、肺高血圧になっていく人たちの
心エコーでの所見の出方がなどをお話しさせていただきました。

PHスコア、川滝先生から受け継がれる系譜、
患者さんをたくさん診る中でその診療をしっかり
データにまとめ、ベットサイドで新しいことを考えていく
演繹的な自分たちの取り組みを感じてもらえたらと思いましたし、
まだまだ不明な部分があり、多施設の皆様に改善を一緒に
考えてもらえる機会に思えていました。


今まであまり気にしていなかった
右室にみんなで注目することで肺高血圧症の予防や早期治療を
できたらという部分を自分なりに解説しました。

様々な指標の標準値をこの1,2年のエコー検査データを全て
集計してまとめ直している標準値などを全国各地の施設の先生方と
シェアしました。新生児の正常値や標準値がわからなければ
異常かどうかもわからない、異常値はいつ頃から出るのか
などを自分なりにお話ししてきました。

55分間、右室の話、肺高血圧の話をさせていただきました。



質疑応答、多施設の情報交換も20分近く
させていただきました。一緒に検査をしてくれている
技師さん達にPHスコアや3次元エコーなどの中で
感じている右室の特徴などを追加してもらったりして
心強く思えましたし、院内外の仲間に思える新生児科医の皆様に
それぞれの現場で感じいる経験や悩みを共有できて自分たちも
気づきがたくさんあった気がします。

こういう話し合いを
重ねることが全国で新生児慢性肺疾患、肺高血圧で
悩む赤ちゃんやご家族をそれぞれの施設で減らしていく
きっかけの1つになればと思えていました。

下風先生、長く共に働く看護師さん達に
「マニアック」
「なんだか興味ふかい」
「楽しそうに話している」
と声をかけられて、、、嬉しい気がしました。

「原点回帰・・・リニューアルするNICUのなかで
自分もリニューアルして新たに取り組みたい」という
今の気持ちを伝えていました。


新生児科のNICUメディカルアシスタントや新生児科研究補助員
など研究費の中で雇用して多くの人が自分の仕事をサポートして
くれている気がして、その中で忙しいけど、新しいことに取り組む
時間をもらっている気がして、過去の仕事をまとめたり、
過去の話を繰り返し話しているだけでなく、新しい取り組みを
語れる今に感謝する気がしました。

そいて、声をかけてくれたメンバーに
本来のマニアックと言われ続けた自分に戻りたい気がしている。
なんでも最初はマニアック、マニアックな中からもしかしたら
ブレークスルーやイノベーションがあると思っていたから
「マニアックだけど、興味深くて、楽しそう」という講演
に仲間が思えてくれたらとそれは嬉しい限りと思えていました。

そして、こういう講演を遠隔配信することで画面の向こうの
全国各地の仲間や若手医師が一緒に考えてくれたり、その先を
目指してくれたら本望かなと思えて、自分が知ることを惜しみなく
お話ししたつもりです。


このところ遠隔配信が上手くいくことが増えてきている気がして
安堵の講演会終了後です。NICUに戻る自分でしたが、遠隔配信の
設備の後片付けをしてくださるメンバーに感謝でした。

遠隔配信などの方法も講演の内容も
「マニアックだけどイノベーションに感じる未来形」
をみんなで探していけたらと思っています。

ご参加の施設の皆様にはフィドーバックアンケートをお送りしています。
ご回答いただければ幸いです。

今年度の最後は3月15日に予定しています。内容希望など
もいただければと思えています。


本日も皆様、それぞれにお疲れ様でした。
明日もそれぞれの場所でそれぞれの役目を頑張りましょう。

ご意見ご感想などお寄せくだされば心強く感じます。


下記にクリックしてくだされば幸いです。
  
 


追加されました。クレジットカードで
こども医療センターへの寄附が可能になりました。
確定申告時の税控除の対象になります。
税金の使い道を指定する思いで
「新生児科指定」「NICU指定」の寄附と
してくださればNICUリニューアルオープンや、
一緒に過ごす時間を大切に過ごす
ご家族たちの応援のためにも
活用させていただくつもりです。




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Posted byNICUサポートプロジェクト

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