超出生体重児の中学受験。。。


在胎25週で生まれたひかりちゃん。



NICU卒業生のフォローアップ外来に毎年来てくれていますが
1年前、中学お受験してみると伝えてくれていました。

お受験している超低出生体重児も少なからず
いることを伝えつつ、



えてくれていました。1年先輩のじゅんちゃんが
ちょうどお受験して志望校に合格していた頃でした。

じゅんちゃんにフォローアップ外来などで伝え続けていたのは
「君が生まれた頃、ママもパパもNICUの看護師さん達もみんなが
助かって欲しいとお祈りしていた。お受験をする、勉強頑張ろうと
していることだけで先生は嬉しいよ。お受験すること自体で
先生は感動、すごいと思いよ。

合格したらすごいと思うけど、
たとえ、不合格だろうと勉強することはきっと無駄にならない。
勉強することはきっと未来で君の力になるよ。

だから自分は結果がどうであれすごいと思うし応援しているよ」

と伝え続けていました。

ひかりちゃんのお受験も同じ気持ちを伝えていたかと
思います。

ところが偏差値最初は30くらいだったというひかりちゃん、
1年間頑張っているうちに最後は偏差値78,首都圏の模試で
女の子で1番のような模試結果を見せてくれて。。。驚くことに
なった今年です。

ひかりちゃんに「先生、こんな偏差値、自分で
見たことないし、友達にもいなかったよ。。。」
と尊敬の気持ちでした。



名前は聞いたことあるけど、そんな学校の知り合いいないと
思えるような有名校に軒並み合格し、偏差値78の結果通り
第一志望も合格してその合格通知書の写真を送ってくれた
ひかりちゃん。

今月のフォローアップ外来に来てくれました。
ひかりちゃんとご家族のこの1年の受験勉強の
話をお聞きして、労いたい気持ちでした。

ひかりちゃんに学校は入るのがゴールでないから、入ったからこそ
楽しいことや次の目標や夢ができるといいねと話したら
素敵な笑顔でしたね。

そして、12年間のご縁があり、ご家族それぞれの日々を
思い出しながら今を一緒に喜べたらと思いました。


そして、昨年に続き、NICUの里帰り訪問でした。
今回は12年前は窓越し面会で我慢してもらっていた
12年間、ひかりちゃんを応援し続けてくれていたお姉ちゃんに
初めてNICUに一緒に足を踏み入れてもらいました。

長い入院期間、外で待っていたお姉ちゃんに12年前の
ひかりちゃんやお母さんの日々を当時の我慢や淋しさを
讃えながらお話しできたらと思いました。


今はNICUの研究補助員になっているそうちゃんのママさんとも
再会。



12年前、ひかりちゃんがいた保育器の場所で今、
頑張っているたくまくんとママさんと交流でしたね。



ひかりちゃんを知る看護師さん達にお受験合格の話などを
シェアできて自分も嬉しく思えていました。

看護師さん達がひかりちゃんのママさん、ベビー室で
ずっとひかりちゃんといて絵本を読んでいた光景を
覚えている。。。という言葉にそういう光景が増える
リニューアルするNICUになればとも思えていました。


自分たちがNICUで頑張り続けている先にある未来の1つ
を見せてくれた
気がしたひかりちゃんやご家族に感謝でした。

本日も皆様、それぞれにお疲れ様でした。
明日もそれぞれの場所でそれぞれの役目を頑張りましょう。



ご意見ご感想などお寄せくだされば心強く感じます。

追加されました。クレジットカードで
こども医療センターへの寄附が可能になりました。
確定申告時の税控除の対象になります。
税金の使い道を指定する思いで
「新生児科指定」「NICU指定」の寄附と
してくださればNICUリニューアルオープンや、
一緒に過ごす時間を大切に過ごす
ご家族たちの応援のためにも
活用させていただくつもりです。

下記にクリックしてくだされば幸いです。
  





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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 8

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ひかりです  
No title

この前は、NICUの中を見学させてくれてありがとうございました。
私は受験の前に、
「受かったら、ひかと同じ様に生まれた子たち の希望になるけど、受からなくてもひかがいるだけで、その価値はかわらないんだよ。」
と、母に言われました。
入試前日は、寝る前に、まど みちおさんの『いっぱいやさいさん』という絵本を読んでもらっていました。すごくいい本です。早産児で自分のことを否定してしまう子がいたら、是非読んで欲しいです。
いつも応援してくれてありがとうございます!

NICUサポートプロジェクト  
No title

> ひかりちゃん、メッセージ嬉しかったです。『いっぱいやさいさん』という絵本、読んでみますね。教えてくれてありがとう。学校は入るのがゴールでなく、スタートですね。これからも応援しています、頑張ってね。

きょうちゃん  
No title

豊島先生、こんにちは(*^^*)連投失礼します。
ひかりちゃん、中学受験お疲れ様でした。第一志望に合格とのこと、本当におめでとうございます!!驚きの偏差値の延びですね。きっとものすごく努力をなさったんでしょうね。中学生活が楽しみですね(*^^*)
うちのお姉ちゃんは残念ながら、第一志望は3回チャレンジしたものの届かずでした。失意のなか何とか切り替えて次の対策をして、第二志望と第三志望には合格を頂けたので、第二志望に進学することに決めました。何回も見に行ってとても好きになっていた学校なので、今では入学するのをとても楽しみにしています(*^^*)どんなに頑張っても越えられない壁はあるけれど、諦めずに努力を続けたら道が開けることを親子で実感した受験期間でした。
うちもお姉ちゃんが中学受験をしたので
他人事とは思えず、面識もないのにコメントしてしまい、失礼しました。
親御さんもお疲れ様でした。自分の受験よりしんどかったですよね。お互い、子供たちが新しい環境で元気に楽しく過ごしてくれればいいですね(^^)

ひかり母  
No title

> きょうちゃんさん、はじめまして!
受験されていたのですね。そして長期戦だったのかな?と。本当にお疲れ様でした!
我が家の子供達の進路は3人三様です。どんなルートでどんな道を歩むにせよそれぞれに素晴らしい世界が待っていると思うようにしています。
豊島先生の仰る通り、受験はするだけで大きな意味がありますよね。もちろん、しなくても。
合格は目標であって目的ではないとつくづく思います。受験を通して人としての配慮や思いやりを知る、幼いのにすごいことを学んでいると思います。
第一志望校を当日受けに行けるだけで幸せですよね。結果手が届かずとも第一志望を受けるって、すごく大きな意味を持つと思います。きょうちゃんさんのお姉ちゃまはやりきったからこそ、第二志望校に前向きに行けるのだと推察します!
合格発表の前「ひかりが生きていること以外の奇跡を願うことは間違っているのかな?」と半分罪悪感でした。受験を終え「ありがとう」を連発するひかりを見て、支えらてきたことをわかっているのだなと安堵しています。この罪悪感を感謝に変えて、これからも進んでいきたいです。
文字数制限に

ひかりの姉  
No title

豊島先生
ひかりの姉です。
先日は、NICU の見学をさせていただきありがとうございました。
12年前に妹が闘い、たくさんの方々に支えていただいた場所に足を踏み入れることができたのは、とても貴重な体験でした。また、実際に現場を自分の目で見たことで、妹の命を救ってくださったことのありがたさを強く感じることができました。
NICU を見学した時、ここには本物がある、と感じました。看護師さんの柔らかく優しく赤ちゃんに触れる手や、お医者さんが真剣に器械を見つめる目、そのひとつひとつから温かさを感じました。仕事として働いているのではなく、赤ちゃんを救うために働いているのだと思いました。
私は将来どのような道に進むか分かりませんが、何のためではなく、誰のため、と考えて活動できたらと思います。
貴重な体験をありがとうございました。

きょうちゃん  
No title

ひかりちゃんのお母様、返信ありがとうございます(*^^*)
第二志望&第三志望の合格は2日に出ていたのですが、それから第一志望の3回目を受けて、繰り上げの可能性がある日まで待って…だったので、気持ち的に長期戦でした。おっしゃる通り、体調を崩すことなく全ての日程でチャレンジできたので、悔いはないようです。
受験してもしなくても、行き先はどこでも、それは人生の通過地点ですよね。縁があった場所でどう過ごすか、ですね。(*^^*)
大きなチャレンジを終えて、お互い安堵ですね。ひかりちゃんの中学生活が楽しいものになりますように祈っています(*^^*)

NICUサポートプロジェクト  
No title

> きょうちゃんさん、めいちゃんのお姉ちゃん、お受験終了、合格おめでとうございます。優しいお姉ちゃんに育っているのをいつも素敵に感じていました。学力と幸福度は必ずしも一致しないと実感しています。第一志望に受からないのは残念だろうけど、第2志望に行ったからこその素敵な出会いや時間もあるかもしれないし、いつかこっちで良かったと思える日もありますよね。きっと。お姉ちゃんに合格おめでとう、頑張ってねとお伝えください。

NICUサポートプロジェクト  
No title

> ひかりの姉さん、お兄ちゃんやお姉ちゃんが面会できるようになったNICUを見せられて、12年前に外でずっと待っていた頃のお礼をNICUの中で伝えられて良かったです。
「NICU を見学した時、ここには本物がある、と感じました。看護師さんの柔らかく優しく赤ちゃんに触れる手や、お医者さんが真剣に器械を見つめる目、そのひとつひとつから温かさを感じました。仕事として働いているのではなく、赤ちゃんを救うために働いているのだと思いました。
私は将来どのような道に進むか分かりませんが、何のためではなく、誰のため、と考えて活動できたらと思います。」という言葉に尊敬・感動です。素敵な感想をありがとうございました。