第54回周産期新生児学会:「新生児の心エコーのみかた」(7月10日(火)9時~)のお知らせ

が本日から東京国際フォーラムで開催されています。


日本全国の周産期・新生児医療に関わる医療者が
一堂に会する勉強会・情報交換会です。神奈川こどもで
の経験や取り組んでいることを全国に伝えつつ、全国各地
での取り組みなどを学んで横浜に持ち帰りたいと思います。


最終日の7月10日(火) 9時~
第3会場で
若手新生児科医向け企画
「新生児の心エコーのみかた」
という講演をさせていただく予定です。

若手医師の皆様には是非、ご参加くだされば
心強く感じます。

抄録は以下です。学会参加の皆様には
お立ち寄りくださればと思います。
抄録は以下です。

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新生児の心エコーのみかた
神奈川県立こども医療センター新生児科 豊島勝昭
 
 胎児の心臓は極めて血管抵抗の低い胎盤に保護されながら発達していく。誕生は胎盤との分離に伴う血管抵抗の増大や肺循環確立の中での肺血管抵抗の変化の中で胎児循環から新生児循環に移行する。この出生にともなう血行動態の変化は早産児や病的新生児において適応障害としての循環不全をきたしやすい。
 胎児循環において必須だった動脈管や卵円孔は出生後の左右短絡の要因となる。新生児期の拡張能や収縮能に乏しい新生児心臓は左右の心不全を同時に生じる心室間相互作用から左心不全と右心不全が同時に起きる。正期産児では軽微な症状に止まる動脈管開存症が重篤な呼吸障害や循環不全をきたしうる。
 新生児期における心臓超音波検査は肺血管抵抗の低下、動脈管の収縮、左右の心室の心ポンプ機能などを評価することで適切な循環管理を施行することで早産児の救命や肺出血や脳室内出血などの重篤な合併症予防につながる可能性がある。
 本セミナーではNICUにおける心エコーの目的、基本的な指標の測定法と解釈、新しい心機能指標などについて動画を供覧しつつ概説する。NICUにおいては、短時間に患児に負担少なく、治療方針の決定に参考になる検査所見を得ることが求められる。また、心エコー検査は検査者間差異が懸念されるが、描出法や計測法において差異を減らすための留意点について言及する。
 NICU診療について重要疾患である新生児遷延性肺高血圧症と総肺静脈還流異常症の鑑別、未熟児動脈管開存症の重症度評価、早産児の脳室内出血予防を目指したエコー評価などについて概説し、翌日からのNICU診療に役立つような実践的な講演を目指したい。
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ご意見ご感想などお寄せくだされば心強く感じます。
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下記、引き続きみなさまよろしくお願いいたします。


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Posted byNICUサポートプロジェクト

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