<Good Outcome is the best Evidence >:中国深センで開催のNCIU国際シンポジウムで講演(その1)

先週木曜日は深センで開催の新生児医療シンポジウム
に参加してきました。 

という記事が出ていた日でしたが、
深センは中国の民主化のシンボルのような
年で漁村から40年間で1500万人と東京の1.5倍の年に急成長した都市です。

来るたびにどんどん発展しているのがわかる都市です。

そして、行政としても新生児医療をバックアップしていく方針がある
都市です。

今回も9名もの海外後援者を一つの
病院が招待できることに
中国の新生児医療への街をあげて期待や支援を
いつも感じます。

<Toward a Better Tomorrow of Very Preterm Infants (早産児のより良い明日に向けて)>
というタイトルで9つの招待講演でした。

日本から4つ、韓国から1つ、台湾から1つ、
米国から1つ、英国から1つ、オーストラリアから
1つの9つの講演でした。


2016年に初めて招待された時に比べると

今回は日本から講演者が多く、
日本の新生児医療への関心に高まりがあるのではないかと思えました。
 
 
会場も回を重ねるごとに参加者が増えている
新生児医療関係者が増えている気がしました。

日本の講演者の講演を本日は留守番してくださった
皆様に報告したいと思います。






大阪府立母子医療センター元総長の藤村先生の日本の新生児慢性肺疾患の診療や研究の解説、小川の分類(厚生省分類)の紹介を含めた詳細な分析、Wilson-Mikty症候群という日本から発信ともいえる病態についての解説と自分にとっても日本の新生児慢性肺疾患のきめ細かやな
診療や研究の歴史の流れ、大阪府立母子の取り組みの
歴史を知る講演でした。
 
埼玉医科大学総合医療センターの側島先生は埼玉医科大学の診療の紹介、
このブログでも紹介してきたINTACTプロジェクト
経験をお伝え下さりました。




そして、石黒先生をはじめとした埼玉医科大総合医療センターの循環管理の診療や経験を講演されていました。大変力強いご講演に思えました。
石黒先生に神奈川で循環管理について
講演をお願いしたいと改めて思えました。
 

成育医療研究センターの諌山先生からはトロント留学自体に発表された世界的に注目されている「呼吸管理法の慢性肺疾患への関連性を伝える論文」のお話やiNEOという世界各国の診療データベースでの国際比較とその中での分析や考察を講演されていました。大変素晴らしい講演でした。


EBMの世界的な専門家ともいえる諌山先生が最後に、
EBMによる論文などの結果を臨床に当てはめるときには
慎重さは必要という結語がむしろ素晴らしく感じていました。
 


自分は今回で深センで4度目の講演になります。



今回は<肺出血予防>という観点でお話させていただきました。
在胎23週の早産児のお子さんたちの36名の診療を振り返る内容にしました。


在胎23週で救命率は9割を超え、

肺出血に関してはこの15年間で
生後1週間以内はゼロ、全入院経過を合わせて
8%だったというようなデータを示しつつ、



ESWS、左房容積などのこれまでの論文のデータを示し、

PLASE研究のことを紹介してきました。




深センでエコーを教えてきて感じてきたことを伝えつつ、

遠隔医療でアジアで連携したい気持ちや



これまでは3次元エコーはまだ話すには早いかなと思って
講演で話したことがなかったのですが、今回は動画を使って


3次元エコーでのエコーの
自動化への夢などを下手な英語ですが、
動画と気持ちでお伝えしてきたつもりでした。



コウノドリの動画も少し出したのですが、
新生児医療がドラマになっていたり、
新生児科医がエコーしている場面などを紹介することに
驚きを伝えてもらうこともありました。
  
自分の公園に中国の若手の先生方から、
質問が出たことが嬉しかったです。

そして、

自分を繰り返し、深センや台湾に招いてくださるリン教授が、
講演の最後に会場の参加者に向けて
神奈川こども、自分の講演にいつも感じるのは
Good Outcome is the best Evidence 
(患者さんの救命率や合併症が少ないということは何よりの根拠)
に思えるという言葉を社交辞令込みだったとしても、
神奈川で一緒に張り付くように患者さんを診てくれた
多くの仲間とシェアしたいと思えた言葉でした。


日本以外の先生方の講演の感想などは
また後日改めて報告させていただきます。

ご意見ご感想ご経験など
一緒に書き残してくだされば心強く感じます。


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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 3

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佐藤雅彦  
No title

『Good Outcome is the best Evidence』
身に染みる言葉を紹介して下さって、ありがとうございます。
こんなに多忙な中でも発信を続けて頂けることに感謝しています。

ami*u*at  
No title

『Good Outcome is the best Evidence』
すごく勇気づけられる言葉ですね。

NICUサポートプロジェクト  
No title

> 佐藤雅彦さん、ami*u*atさん、『Good Outcome is the best Evidence』という言葉に共感してくださるお二人とのご縁を心強く感じています。みんなで頑張っていきたいですね、今後とも。ありがとうございました。