6年前の<命の授業>で医師を志したと伝えてくれた医学生との再会。。。


先週の金曜日のこども医療センターの外来フロアです。
米軍横田基地の皆様がクリスマスを届けに来てくれました。
沖縄の次に基地が多いという神奈川県、米軍の患者さんやご家族も
診療させてもらうことがあります。

文化は違えど、こどもを思う親の気持ちは世界共通と思います。


感謝を込めて、クリスマスを毎年運んできてくださsる
米軍基地の皆様に感謝の様子でした。



先週の金曜日のNICU、自立的に学ぼう、動こうとしているのを
感じる浦木先生の診療姿勢に素晴らしさを感じつつ、


自分は生理検査室で、技士さん達と一緒に、新生児慢性肺疾患の
お子さん達の酸素の必要性などを評価する肺高血圧スコアのエコー、
3次元エコーによる右室機能評価をしていました。
技士さん達と一緒に取り組めること、よりよいエコーの活用法を
考えていけることに心強さを感じていました。エコーの間、
赤ちゃん達をなだめ、癒してくれる看護師さんの存在にも感謝です。


この日は、山形大学の医学生さんが病院の総務課に自発的に連絡して
くれて学生実習に来てくれた1日でした。

「どうして見学にこようと思ったの?」と尋ねると

「6年前に豊島先生のNICUの命の授業を聞いて、医師になりたいと
思った。新生児科医になりたいと
思って勉強して医学部を目指したので、いつか見学にきたかった」
という趣旨の答えをまっすぐに伝えてくれて、
感動した1日でした。

その時の授業、このブログに書き残っていました。


上記の中にいたとのこと、そして、数名同じような想いを抱いて
今、医学部にいるという話を聞き、本望に思えました。

NICUベッド不足や新生児科医の医師不足が叫ばれる時期、
ある取材を受けた時に、何か方策はありませんか?と
聞かれた時に、「命の授業」を地道に地元でやる。。。と例として
あげたら、冷笑されて辛く感じた記憶があります。。。

何か自分にできることから行動したいと思って
始めたことでもあるのですが、
地道に種を蒔き、花が咲くのを願うのは小児科医の
役目と思っていました。

政治に医療制度に提案するより、自分の
中、できる医師不足対策のつもりで10年先を目指して初め、
続けたいと思っています。と答えたその頃です。

冷笑されないまでも、真面目に聞いてくれたのは
下記の記事を書いてくださった河合蘭さんの
婦人之友の
皆様の記事くらいでした。こどもに直接語りかけることの
意味に心寄せてくれた上記の方々に励まされる気がしました
が、そういうことを思い出したりしました。

この授業をサポートしてくれたコーディネーターの菊地さん、
理解と留守を守ってくれた仲間にもシェアしたい
学生さんの言葉でした。



その時の想いが報われた気がする、その時の生徒さんの
6年たってのその時の感想、その授業を聞いてから頑張ってきた
日々で嬉しい再会でした。


授業で話した赤ちゃんの出生の場面とおめでとうを伝えつつ、
診療を始める周産期医療に1日立ち会ってもらったり、


3次元エコーなどを見ながら、
未来の医療の
ことを自分が昔、授業した若者と語り合える時間を
うれしく感じました。


「きてくれてありがとう」とお礼をいったこの日の夜。
「いつか一緒に働けたらと自分も夢見ていたい」という
気持ちをお伝えして別れたこの日でした。

自分に残されている時間とこれから新生児科医を目指してくれている
若者と時間が被る日を夢見つつ、たとえ、一緒に働くという日は
こなくても、想いを伝えて、受け継ぎ、その先を目指してくれたら
なあと思いながらの1日でした。

コウノドリをみて新生児科医を目指したという
医学生さんや高校生が現場にきっと増えることを
願いつつ、それまでの数年、その日を心待ちにしがら
もうしばらく、新生児科医を続けられたらと
思う1日でした。

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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 3

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M.K  
No title

我が子の小学校にも、是非!先生に来ていただいて「命の授業」してもらえないでしょうか。いつか、近い将来にお願いしたいです!!子どもたちの心に一生残る大切な授業になることと思います。
自分の命、人の命を尊いと思え、大事にできる心が育ってくれたらなと思います。
授業をすることで、いつの日か医療を支える人を育てる事にも繋がる…
先生の大きな志、すごい!!と思いますし、山形大学の医大生のようにしっかりと実になってる現実、とてもとても凄いなと思いました。

菊地  
No title

豊島先生、菊地です。
栄光学園での授業は、とてもよく覚えています。今回のことは、感動という気持ちがまず湧き上がってきましたが、同時に将来を左右する重大な進路における決断に大きな影響を与えているということへの責任も感じました。でも…やはり嬉しいです。心からそう思いました。泣きそうです。

maay  
No title

いつもブログ見させて頂いています。
いつも温かい気持ちになります。
先生の命の授業、もっともっと拡がってもらえたら嬉しいです。我が子の学校にも是非お願いしたいです!
微力ながら同じく医療に携わらせて頂き、色々な人、お子さんを見る中で、当たり前に出来る事がどれだけ幸せな事なのか、また命が尊いものかと強く思います。
子ども達にも自分という存在、人を大切思う気持ち、そしてまだどんな事にでもチャレンジできるんだよ!という自信を持って欲しいです!
先生もご多忙かと思いますが、機会がございましたらぜひよろしくお願いします!
これからもブログ楽しみにしております☆