「For Tomorrow」を産んだ音ちゃんとお姉ちゃん:清塚信也さんのコウノドリコンサートの感想( 後編)



の続きです。上記、ご参加のNICU卒業生のご家族の
感想などコメント欄にお寄せくださっているので上記も
ご覧いただければ幸いです。

今回は夜の部、後編を書き残させて頂きます。

昼の部、子供参加歓迎のコンサートで、NICU卒業生をご招待して
頂きましたが、夜の部は大人限定の会でこちらにはNICUスタッフ
をご招待して下さった清塚さんとチームコウノドリの皆様でした。

自分はこちらにも参加させて頂きました。
夜の部では下記の記事のように

サクラ先生と下屋先生のサプライズ登場がありました。

サクラ先生のコウノドリの医療パートと音楽パートへの
想いが伝わるトークコーナーでした。

サクラ先生の
「サクラは<怒り>を胸に秘めながら産科医療に向き合っている」
という言葉がここでも伝えて下さいました。昔、撮影現場で
サクラ先生に同じことを言われたときは意味が理解しきれない
気がしたのですが、その後、色々考えてその意味がわかってきた
気がした自分です。

確かに周産期医療の現場で生きている医療者は
「こんなことがあっていいのか?」と思えることに
「患者さんと一緒に向き合いたい」と怒りを感じながら
生きているかもしれません。

昔、NICUを一旦辞めるときの自分の送別会で
ある看護師さんから「いつまでも怒れる先生でいてください」
という言葉が寄せ書きに寄せられた言葉の記憶と重なる
気がしました。サクラ先生の口に出さない、出せない様々な
怒りがピアノの演奏として表現されているような気がして
それを実現しているサクラ先生と清塚さんのコンビぶりを
改めて素敵に思えましたし、キャンドルが実は
<怒りの灯火>という意味だと言うことをこの場で
気づきました。

そして、サクラ先生の
「人生は選択の連続。選択肢続けることが生きていくということ」
「自分はサクラ先生として、産科医として、今生きている」
という趣旨の言葉が素敵でした。

そして、
昼の部でも語られていましたが、夜の部でも
最後にコウノドリの新メインテーマ曲の
「For Tomorrow」の曲が産まれた経緯を
清塚さんが語って下さっていました。

コウノドリの新テーマ曲の依頼を受けて取材として
NICUを訪問した。

https://s.yimg.jp/images/blog/rte/loupe16x16.png);visibility:hidden;background-position:8px 8px;background-repeat:no-repeat no-repeat;" target="_blank">

そこでたくさんの子供達や御家族、医療者と出会った。
そして、
そこには本気で生きている人達がたくさんいた
ことに衝撃を受けた。

「NICUの長期入院の<おとちゃん>に出会った」
という清塚さんでした。
<おとちゃん???>
甲乙の乙??と最初は自分もわからなかったのですが
記憶を辿ると

ゆいねちゃんのところを訪ねたときに、自分が
<ゆいね><ね><音>という字ですと
伝えたことを想い出して、ゆいねちゃんのことを
<仮の名>で呼んでくれていることに気づきました。

<おとちゃん>は1年以上、NICUに居続けていて、
大きくなりづらい体質と聞いた。NICUの中で
ママさんとお姉ちゃんと過ごしていた。4歳の
お姉ちゃんが音ちゃんの側で恥ずかしがっていた。
七夕の前で短冊を書いていて、その短冊を隠したから
何を書いたの?とふざけながら見せてもらったら
その短冊には
「ゆいねちゃんが大きくなれますように」
書かれていて、それを見せてもらって衝撃を受けた。

4歳のお姉ちゃんにも子供なりに
妹を想い願う気持ちがあることを知った。

その時の衝撃が忘れられず、こんなに本気の時間を
送っている人達の想いを曲にするなんてことが
軽々しいし、自分にできるのか?と
曲が書けなくなってしまった。。。

そんなときにサクラ先生に
「きよちゃん、それでも曲を作らないといけないんじゃないか。
自分達、表現者は自分を信じて表現しないといけないと想う。
出会った人達のためにも」といわれ、多くの人に支えられて
自分なりにこの日のことを曲にしたのが
For Tomorrowです。。。と伝えて
下記の曲を弾いてくれました。

聞く毎にどんどん胸に迫る気がするこの曲が、
おとちゃんとお姉ちゃん、そしてNICUで出会った人達の
曲なんだと思えるとさらに感動して涙が流れました。



そんな清塚さんの想いに心寄せながら多くの人達に
聴いてもらいたいと思えたFor Tomorrowだし、
清塚さんが本気で書いたくれたこの曲だからこそ、
ドラマの物語を邪魔せず、むしろ温かく讃えるような
メインテーマになってくれている気がして
この曲の誕生に感謝したい気持ちでした。


コンサートの後は自分にとって仲間と思う
NICUスタッフ、チームコウノドリの皆様と一緒に
清塚さんと記念撮影でした。


NICUで頑張り続けてきた仲間、コウノドリに頑張り続けている
仲間、皆、周産期医療に関わる子供達や御家族のために
頑張っている人達だと思います。
それぞれの人生の1ページになる時間と思えました。

ご招待下さった清塚さんに感謝しつつ、
自分達も自分達の役目を頑張りたいと思えました。


翌日の日曜日のこども医療センターです。

前日のコンサートの参加していた看護師さん達も、
「NICUで頑張ろう」という勇気をもらったことを
異口同音に伝えてくれていますね。


自分はおとちゃんことゆいねちゃんのところにいき、
ママさんに、清塚さんがコンサートで語っていたことをお伝えしました。
「嬉しい」といってくれるママさん、「For Tomorrow」を生み出す
きっかけになったゆいねちゃんに
「ゆいねちゃんは偉いね。For tomorrowはゆいねちゃんと
お姉ちゃんの二人の歌だよ」と声かけさせてもらいました。
ゆいねちゃん、お姉ちゃん、ママさん、パパさん、
みんなでいつか清塚さんのFor Tomorrowを生演奏で
聴ける日がくることを信じていきたいですね。


フォローしてくださると嬉しく感じます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下記に参加してみました。
みんなで身近に感じてもらえるきっかけを作れたらと
思います。下記のどちらかにクリックしていただける
と嬉しく感じます。
(スマホの場合はパソコン版にした上でクリックが必要のようです)
  



コメントでなくても毎日,下記をクリックしてくださっている
皆様にも新生児医療を社会に伝えるお手伝いをしていただいている
と毎日感謝しています。ありがとうございます。



関連記事
Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 4

There are no comments yet.
tok*****  
No title

<猫派>です。「For Tomorrow」の誕生エピソード、感動しました。
ゆいねちゃんとお姉ちゃんをはじめ、こども医療センターで出会われたお子様とご家族の現実、様々な思いを受け止めて、衝撃のあまり曲が書けなかったというのは、清塚さんの感性の豊かさと誠実さの表れでもありましょう。
「それでも、自分たちは表現者だから」表現する責任があるというのは、サクラ先生ならではの覚悟と説得力、ほんと流石ですね。
「For Tomorrow」大好きです。しんどい時、面白くない時、この曲の旋律とBABY(または清塚さん)の映像が脳内再生されて、心の中に青空が広がるような気がします。清塚さんが曲に込めた祈りが、聴き手の心に届いて励ましてくれるようです。
この曲が生まれる原動力になった、こども医療のお子様、ご家族、スタッフ、関係者の皆様が、清塚さんの生演奏を聴けて、本当によかったと思います。

yan*****  
No title

私も、コウノドリコンサートの夜の部に行きました。
サクラ先生や下屋先生の、楽しい可笑しい話ばかりが記事になっており、サクラ先生が本当に伝えたかった内容の記事が一つもないのが残念でした。
清塚さんの、このfor tomorrow の話も。
情熱大陸も見ていたので、尚更、この話を聞いた後のfor tomorrow は、感動でした。あちらこちらから、むせび泣く声が聞こえて来ました。
CD を買ったので、毎日聴いては、癒されてます。

ゆうのちゃんお母さん  
No title

「For Tomorrow」の誕生経緯を理解してから聞くと😢涙が止まりません。
娘もゆっくり🐌💨💨ですが成長してます。成長出来るのもNICUで入院して助かった命❗感謝します。
ゆいねちゃんも大きく成長出来る事を願ってます。
頑張れ👊😆🎵ゆいねちゃん♥

しょうたのママ  
No title

豊島先生
コウノドリ毎回欠かさず観ています。豊島先生の名前が出るたびに嬉しい気持ちになります。色々なテーマで考えさせられます。
清塚さんのアルバム購入しました。
どの曲もステキな曲ばかりでイライラがすっうと消えたり、心を落ち着く事ができます。
For Tommorowは、ゆいねちゃんやお姉ちゃんの事を想って作られた曲なんですね。その事を聞いて改めて聴くと、とても穏やかな優しい気持ちになります。清塚さんの曲に込める想いは必ず伝わるのだと感じました。ゆいねちゃんのご両親、嬉しいでしょうね。
また病院で先生にお会い出来たら嬉しいです。お体、大切になさってください。