第5回高校生ドクターこども病院見学 in 神奈川県立こども医療センター


新潟で2日間で3つの講演をさせていただき
ヨコハマに戻っての翌朝、


新潟の看護師さん達に頂いたお土産をその看護師さんと研修同期
の看護師さんに渡して、NICUの留守を守って
くれた看護師さんや医師とありがたくいただきました。

前の晩のうちにヨコハマに戻りたかった理由は
この日
今年で5回目、
<第5回高校生ドクターこども病院見学>
があったからです。


山下総長の
「こどもたちはカラダもココロも成長していく。
命を育む場所を感じてもらえたら」
という挨拶を素敵に感じました。

今年も神奈川・東京の医学部や看護学部を
目指す高校生が約70名、学校の先生引率のもとに
こども医療センターをご訪問くださいました。

小児医療は大変さから志望者が少ない
状況が続いています。小児科医になりたくて
医師を志すような人達を増やしたり、小児科医を
目指そうとしている生徒さん達を応援できたら
と思ってのこの企画です。

医師不足と嘆いているだけでなく、地元で種を蒔いて
花が開く日を待てたらと思えています。

総合診療科の田上先生を中心に
共感して下さり協力して下さる
総務課の皆様を中心に、病院あげての事業に
なりつつあるのを感じ、大変心強く感じています。

村田選手御家族が読売新聞で取材を受けた
を事前学習として70名の生徒さん全員に読んでもらっていました。

この日の午前中は
総合診療科の田上先生が小児医療で感じていることをお話しし、
「医療者になる前に目指していた気持ちを大切にする医療者
はいい医療者」と思うという気持ちも含めてお話ししてくれていました。

その後は整形外科の中村先生が事前に作成して下さった動画で
ご自身の高校時代のことを
語って下さりつつ、小児の外科系のことをお話しし手術室の
手術風景などの含めて説明してくださいました。

3番目に自分が




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の動画の一部を流しながら周産期医療の説明をさせていただきました。



そして、自分が最期に伝えたのは、
この病院に通っている子供達の表情や御家族の表情にも
注目してもらえたら。。。医師は<可哀想な人を救ってやる>
というスーパーマンでもないし、誰も自分や家族が病気になること
ある、そういうときに支え合う一人に過ぎない、

様々な病気とともに生きる
子供達、その応援をしている御家族の表情の素敵さに何かを
感じてもらえたら。。。


お産や急病に夜も朝もないし、
こどもは大人の思い通りにならないことも
多い、それでもこどもたちと御家族を応援したいと思っている医療者が
たくさんいる、医者だけが医療をしているわけでなく、そういう様々な
医療者の様子、こども医療センターの雰囲気を感じてもらえたらと
お話ししました。

自分の講演の後は、


4グループに分かれて、祈りの部屋・屋上・
小児科病棟・重症心身障害児施設・
NICUの見学でした。その場にたって
空気を高校生達に感じてもらえたらと
思いました。


自分はNICUの案内を順番にしていきましたが
言葉で理解しようとせず、空気を感じてもらえたら
いいのかなと思えていました。


未来の医療者志望の高校生達を明るく迎え、声を掛けてくれた
NICUの看護師さん達や後輩世代の医師の笑顔を嬉しく感じていました。



赤ちゃん達の可愛らしさや健気さ、御家族の想いなどの様子に触れつつ、
こういう医療者になりたいと憧れる場面になっていたらと
思えていました。


NICUスタッフにも自分達が高校生の時に医療者に憧れた
写真などを想い出す機会になればと思っていました。


高校生のご案内の合間で出会ったさくらこちゃん。


2011年放送だったテレビ朝日系のドキュメンタリー宣言
「小さな命を救え ~密着!新生児救命200日~」
に登場していただいたさくらこちゃんご家族でした。
に登場して下さっていた御家族、小学生になって
しっかり挨拶して下さる、笑顔を向けて下さる
さくらこちゃんと嬉しそうなパパさんやママさんと
再会できて嬉しい時間でした。


NICUの前で遊んでいる様子がすごく楽しそうだった
しょうちゃんとママさん、こういう様子に高校生が小児医療の
意味を感じてもらえたらとも思えていました。


午後のスタートは

座談会でした。
以前、自分が地元の高校で座談会を担当したときの記事が以下に
残っています。


そのときのことを想い出しながら司会進行役をさせていただきました。
家族の中に医療者がいないお家には医師に直接、病気以外のことを
質問できる機会などはなく、高校生らしい質問に答えてあげること
は大切かなと思えています。



それぞれがどうして医師を目指したか、小児医療を志したか?
今の診療科を目指したか? 学生時代の勉強のこと、
仕事してのやり甲斐や大変さなどを
語る機会でした。

「患者さんの家族に怒りをぶつけられたりしないのか?」
という質問に柴崎先生が
「患者さんが病院に怒るのは、その背景にきっと、つらいことや
悲しいことがあるからで、そういう気持ちをしっかり聞くことが大切に
思っています」という言葉

太田先生の心臓外科を志すまでのルーツを聞けたり、
田中先生が病理医を目指しての気持ち、
勉強し続けることの大切さを話して下さり

田上先生が病気のお子さんを育てる御家族の
サポートについてや虐待について思っていることをお伝えしたり、

子育てと新生児医療研修を両立したいという勝又先生の想い、
そして、「赤ちゃんは何を感じているかな」と想像しながら
赤ちゃんと過ごす時間がやり甲斐・癒やされる時間と伝えていた
大村先生の言葉などが
高校生の胸に届くように感じていました。


座談会の後は今回、田上先生の提案で
プログラムに取り入れた

グループディスカッションです。
「医師にとって必要なことは?」という質問に
各高校に別れてグループディスカッションして
発表会となりました。


高校生にとって、1日の見学を通して小児医療の医師がどう映ったかを
伝えてもらえるような時間でした。自分もそうありたいと思える
言葉が各高校の発表からありました。

他者理解、聞く力、精神力、知識、コミニケーション力、
熱意、責任感、信念、向上心、仕事に対する誇り、
チームワーク様々なことを伝えてくれた高校生達でした。

一つ興味深く感じたのは
<才能>としてコミニケーション力をあげる高校生達が
いたのですが、コミニケーション力は才能ではなく、
相手を知ろうとする努力や姿勢で身につく者で
コミニケーションの才能があるとかないとかは
思って欲しくないかなと思ったりしていました。

また、欧米のようにコミニケーションスキルというように
コミニケーションは技術として誰もが身につけられる、そういう
トレーニングや研修が大切という部分が日本の社会の中に
根付いたらとも思えていました。


お互いの医師に必要なことという言葉に
心寄せ合う高校生の姿にいい企画が加わったなと
思えていました。

自分はこういうことを10年くらいやっていく気持ちが
大切、人財不足なんて魔法のように解決するわけでなく、
嘆いているだけでは若者は集まってこない。

地道に子供達に問いかけていくのが大切かなと改めて
思えて、来年もこの企画に関われたらとも思えていました。


閉会の挨拶は山下総長、
「若い心で感じたことを大切にして欲しい」

「少子高齢化から人口減少化社会に入る日本、どうしても医療は
老人医療に力が入っていくと思う、だけど、少ないとしても
大切にしないといけない分野があり、どんな時代でも小児医療は
国の未来にも大切。小児医療を目指して下さる人がいたらいつか
また、来て下さい」
という趣旨の言葉に共感しておりました。


この企画を応援して下さった皆様
それぞれにお疲れ様とありがとうございました。

ご意見ご感想お寄せくだされば心強く感じます。


フォローしてくださると嬉しく感じます。

コメントでなくても毎日,下記をクリックしてくださっている
皆様にも新生児医療を社会に伝えるお手伝いをしていただいている
と毎日感謝しています。ありがとうございます。






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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 2

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ちー  
No title

高校生ドクターこども病院見学とても素敵な企画ですね!私も参加したかったくらいです!私が住む地域には病院見学などという機会が少ないので医療の現場を自分の目で見ることができる空気を感じること機会があることがとても素晴らしいなと思います。
いつか自分にもそのような機会があれば参加してみたいとおもいます!

NICUサポートプロジェクト  
No title

> ちーさん、高校生ドクター子供病院企画を追体験して下さりありがとうございます。空気は感じようとしないと感じられない、、、感じようとしている人には写真や文章からも感じられるかもしれませんよね。一生懸命読んでくださりありがとうございました。