「オランダへ、ようこそ」と「好きなことを職業にすれば、一生、仕事させられ感がなくなる」


先週の金曜日です。新生児科医志望の
見学の先生がきてくれていました。自分の時間を活用して
いくつかのNICUを見学して回っていると言うこと。



見学の合間で新生児科医としてのキャリアパスを様々な
経歴を経てヨコハマに集まったメンバーがそれぞれが伝えつつ
アドバイスしていた感じですね。

自分は川滝先生のことを
「好きなこと、自分が興味があることを職業にしていくと
一生、仕事をさせられる感がなくなる」
損得や人と同じコースにこだわらず、自分が関心があること
に向き合っていくことが後悔がないことかなという部分を
お伝えさせていただきました。

全国各地、どこのNICUに働くことに
なろうとも応援したい若手の先生でした。


超低出生体重児の男の子、
この日、予定日をまたずにNICU卒業でした。


大変可愛く似合っていたご卒業のお服でしたね。

病棟内が忙しくて見送りに出られなくて残念がっていた
スタッフも多かったので上記の写真載せさせていただきました。
NICU、ご卒業おめでとうございます。


この日、NICUの外のプレールームで出会ったのは
そらくんとママさんとパパさんでした。
ママさんとパパさんとそらくんの楽しそうな笑顔の雰囲気が
素敵でした。

この日の、胃ろうの手術目的の予定の入院のことでしたね。


1歳の誕生日をNICUで祝っていた頃や



1歳3ヶ月の入院を乗り越えてNICU卒業をされた日の
ことを想い出していました。


そらくんの笑顔、ママさんとパパさんの笑顔に
 NICUの卒業した日の喜びの笑顔が
続いているような気がしました。

昔、そらくんのママさんに
という文章に共感したと言われた日のことをよく
覚えています。そのことを想い出した
素敵な御家族の光景でした。

オランダへ、ようこそを拝見させていただき、
もしかしたら、自分達は出会いたくなんてなかった
場所の住人かもしれませんが、この場所にきたから
出会えて良かったといつか思ってもらえるように
<オランダ>にも良さがあることを伝えられる
人間になれたらと思うようになりました。

胃ろうにすることでお顔のチューブが無くなったり、
ミキサー食を入れられる、胃ろうをすることで食欲が
ますこともある、食べ物の香りや胃にも味覚細胞が
あるかも。。。というお話しをさせてもらった今年
でした。胃ろうをしたからこその日々を伝えて
もらえることを楽しみにしていますね。


金曜日、夕方の出生前診断のカンファレンス、
産科、新生児科、小児循環器科、遺伝科、小児外科、脳神経外科、
麻酔科などたくさんの診療科の医師、看護師で情報を共有して
どう御家族に伝えるかを相談しています。

前シリーズ同様に
春先から不定期にドラマ「コウノドリ」の制作スタッフも
参加して下さっていました。ペルソナ医療センターの
出生前診断のカンファレンスのオマージュになれたらと
思っています。

自分はドラマの制作スタッフや脚本家さんが
医療者同士の話にどう感じるか?という意見を
聞かせてもらえるかが大変興味深く感じます。

周産期・小児医療の関係者の思いや考えと
一般の人の想いや認識のギャップを実感して
その双方の想いや考えを世に伝え、ギャップに悩む
人達を応援するドラマなんだと改めて
「コウノドリ」のスタッフに感謝を感じます。


この日もカンファレンスに参加後、
こども医療センターの胎児エコーや小児の
外来のブース見学をしてくれていました。


育児しながら新生児科医の研修を志してくれた勝又先生、
毎週金曜日の当直を御家族の協力の基でやってくれています。
フライデー勝又先生とインボス吉田先生のコンビ、各担当医から
言われた申し送りを二人で復習しながら当直に任務を確認している
様子を心強く感じました。


ご意見ご感想お寄せくだされば心強く感じます。


フォローしてくださると嬉しく感じます。

コメントでなくても毎日,下記をクリックしてくださっている
皆様にも新生児医療を社会に伝えるお手伝いをしていただいている
と毎日感謝しています。ありがとうございます。

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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 2

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yuk*_*123  
No title

豊島先生、お疲れ様です。そらママです。
素敵な家族写真を撮っていただき、ありがとうございますm(_ _)m
おかげさまで、手術も無事に終わり、経過も順調です。先ずは、ミルクからのスタートですが、これから、少しずつ、同じ食事を楽しめるようになる日がくるのを思うととても楽しみです。
退院の日もお会いできて、嬉しかったです。
「オランダへようこそ」を久しぶりに読み、この詩に初めて出会い、救われた時の事を思い出しました。<オランダ>での出会いは、全部が宝物です。
息子のことがあったからこその、「今」は思っていたものとは違いますが、想像していたものより、はるかに大きな幸せと希望を感じています。
不安や苦痛が何もないとは言えませんが、もしかすると、それを乗り越えようとするときの、周りの人たちの温かさや、応援してくれる人の多さは、<オランダ>だからこそなのかもしれないですね。

NICUサポートプロジェクト  
No title

>そらママさん、「想像していたものよりはるかに大きな幸せと希望」という言葉に感動しました。「不安や苦痛が何もないとは言えませんが、もしかすると、それを乗り越えようとするときの、周りの人たちの温かさや、応援してくれる人の多さ」に気づけているママさんだからこそ、そらちゃんは笑顔でいられるのかな。。。と思えています。また、会える日を楽しみにしています。