患者さんを心支えられる看護師さん:小田原高等看護専門学校で授業の報告


今週の月曜日です。
朝のNICU回診で週末にあったことを共有し、今週の
方向性を相談してきます。新しい1週間のはじまりです。



そして、自分は午後から神奈川県看護協会と神奈川県からの
お引き受けしたミッションで東海道線で西に向かいました。

相模湾が綺麗かなと思いつつ、こども医療センターから
約1時間15分で辿りついたのは


小田原です。


北条早雲の銅像や


二宮金次郎生誕の地だそうです。

やってきたのは神奈川県西部の医療の拠点、
小田原市立病院の前にある


昨年の厚木、平塚、今年の茅ヶ崎、藤沢に続いて
5つめの看護学校訪問です。



この日は小田原看護専門学校の看護学生さん達に
周産期医療・新生児医療・在宅医療・重心医療などに
ついての授業を自分なりにさせていただきました。

笑ったり、泣いたり、反応が素直な看護学生さん達が
多いし、感想や質問が沢山出たことを嬉しく感じました。

2ヶ月早産だったという看護学生さんが自分の命の大切さを
感じ、自分も看護師さんになって頑張ろうと思ったという
言葉が嬉しく感じる機会でした。



小田原高等看護専門学校のホームページのイベント報告
でも授業や質疑応答のことなどをご紹介下さっています。

上記も御覧頂ければ幸いです

これからの看護で大切と思うことはなんですか?
というような質問に
「命を延ばす医療技術がどんどん増えていく。
でも病院は病院に来る前に
戻せるわけでもないし、
病気をなかったことに出来るわけでなく、
病気と
と共に生きることを支えられるだけかもしれない。
障がい(社会の中で生きづらさ)>
を感じながら病院で医療を受けながら
生きていくひとたちが増えるかもしれない。

医療の適応があって、人がそれに従うのではなく、
自分達はどう生きたいから医療に
何を望むかを患者さん(私たち自身)
が自己決定していく必要があるかもしれない。

医療者はどんな医療をうけるかで
どういう生命の時間やどういう生活を
送れるかの情報をお伝えして、
患者さんはその情報を基に自分は
どういう人生を送りたいかを考えていく、
そういう協働意思決定が
大切な時代が来るような気がする。

そういうときに病気をみるのではなく、
患者さんに寄り添うような
看護師さん達の存在が患者さんの
心を支えられる気がしてみなさんに
はそういう看護師さんを目指して下されば」
という気持ちをお伝えしてきました。


授業の後、
声を掛けて下さった看護学校の先生がいました。

14年前に平塚市のNICUで働いていたと言うこと、
自分が往診に来て
ショック状態の赤ちゃんの診療をしながら、
稀な心臓病の診断をつけて
赤ちゃんと一緒に去って行った。

その時のことが今でも覚えていると
伝えて下さいました。

自分にとっても忘れられない往診と搬送の機会で
今でも良く覚えていますと答えました。
「最後に自分が声かけた言葉は
<その点滴には麻薬が入っています。>
とです。」と昨日のように当時、自分が往診に
伺った日のことを語って下さり、自分も確かに
往診した先の看護師さん達がすごく優秀で協力
的で心強かったことを想い出しました。

麻生先生が赴任する前で、自分の重症度評価でその後、
国道1号や首都高をドクターカーで1人で人工呼吸の
マスクバギングしながら、メイロンと筋弛緩薬
などを使いながら調節呼吸しながら古巣の女子医大
まで夜中に搬送して昔の仲間に託した横浜に戻った
記憶を想い出して、その時の報告を14年ぶりに
させていただきました。

その後もNICUで頑張っていて、そして
看護学校の先生になったことをお聞きして
当時の感謝を伝えて下さり嬉しく感じる再会でした。

看護学生さんにとっても現場を伝えて下さる
いい看護学校先生達だろうなと想像しておりました。
素敵な先生方が多い学校ですね。

当院の看護師さん達と昔の仲間という看護学校
の先生方も多く、未来の医療者を育てる場所で
頑張っている人達との交流を嬉しく感じた
1日でした。

看護協会の看護学校の講演に看護師さんではない
自分に託して下さる看護協会の皆様に感謝もしています。

看護協会の看護師の皆様からの感想なども
神奈川県全体の医療を実感したり、改めて現状を理解する
時間でした。
そして、神奈川県の中で
自分が伝えられること、伝えるべきことを考える機会の
今年度の3回の授業でした。こういう機会は自分を
見直す機会にもなりますし、来年度も託されたら
役目を果たしますとお伝えしてきました。



この日は小田原から六ツ川に戻っても
17時過ぎだし、小田原の駅ビルの屋上から



小田原の街を眺めてきました。自分達の神奈川の西の拠点の街の
雰囲気を感じてきました。




帰りの1時間15分の旅、病院戻らくて本日はいいかなと
思いつつ、小田原名物のかまぼこで癒やされた帰路でした。

そして、横浜の戻ってきました。








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自分なりに悩み続けていることであり,多くの方に読んでいただき
御意見などもお寄せくださればと思います。



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Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 3

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ひーちゃん父  
No title

こんばんは。先生お疲れさまです。
我が町小田原にようこそです。
いつも特になにも考えずに通っている小田原駅や市立病院付近の写真を見直して小田原もいい町だなあ~なんてとんちんかんな感想だったりしてます。
話が少しズレますが市立病院でひーちゃんの心臓のフォローアップ外来で先生が変わったのですが、ひーちゃんが子供医療に最初に転院したときに研修にいた先生だったようで、保育器の場所も含め大変鮮明に覚えていてくださりこちらがびっくりしました。
ひーちゃんに「大きくなったね。頑張ったね。」といっていだたきその時を思いだし泣きそうでした。
ひーちゃんも4月より小学生です。親子共々頑張っていこうと思います。

NICUサポートプロジェクト  
No title

> ひーちゃん父さん、小田原いい街ですよ、本当に。ひーちゃんの小田原での研修でいた先生との再会のこと伝えて下さりありがとうございます。あの日のことを覚えていてくれて心強いですね。小学校に通うひーちゃんを横浜から応援していますね。では、また。

NICUサポートプロジェクト  
No title

> ひーちゃん父さん、小田原の皆様、小田原訪問できて嬉しい時間でした、帰路に駅の本屋さんで村上春樹さんの「騎士団長殺し」を購入して、昨日から読み始めたら小田原が出てきてびっくりでした。小田原が舞台なのですかね。