北九州で開催の小児等在宅医療多職種研修会で「超早産児とご家族の障害感を減らすためにNICUで取り組んできたこと」の講演


本日は朝7時に出発して北九州にきていました。



小児等在宅医療多職種研修会 ‐共に支えよう小児等在宅医療‐
にご招待いただきました。


日曜日に関わらず200名を超えるご参加の研究会でした。
福岡県の小児医療や在宅医療の熱気を感じるような会場でした。


「超早産児とご家族の障害感を減らすためにNICUで取り組んできたこと」
というタイトルで今年、山口県、熊本県で講演させていただいた内容の
講演を福岡でもさせていただきました。

座長は尊敬する先輩世代の新生児会の
JCHO九州病院の高橋保彦先生でした。
以前、ボトックス診療をNICUで検討できないかと
相談したところ神奈川まで講演にきてくださった
高橋先生です。

自分が10年前に初めて他県で新生児循環管理の
講演をさせていただいた時も高橋先生が座長を
してくださったのを思い出し、10年前には
思いもしなかった内容で講演することに
時の流れも感じました。


上記のような内容で約80分間
神奈川県のNICUで取り組んでいることなどを
異文化コミニケーションのつもりで
福岡の皆様にお話しさせていただきました。



NICUにおけるご家族支援について心が得ていることなどを






コウノドリの動画や出演していたご家族たちのその後を交えつつ、
お話しさせていただきました。


涙しながら聞いてくださる参加者の皆様も多く、
優しさを感じる会場の雰囲気に思えました。


心通じる福岡の新生児医療者も多数お顔を拝見しましたが、
多くは在宅療養に関わる多職種の参加者とのことでした。




周産期センターの医療を改めて
知っていただくつもりでお話し
してきました。


こはるちゃん、しゅうたろうくんのニュースゼロの動画も
流しました。

こはるちゃんもしゅんたろうくんも死を看取るために
ご家族で過ごしていたわけでなく、家族の中で一緒に生きる時間を
大切にしていたこと
が伝わる動画と改めて思いました。


星野先生がよくお話しくださる言葉なども
お話しさせていただきました。






NICUのいのちの授業、NICU改築、NICU電子育児応援ナビゲーション
などのNICU卒業生の地域生活支援のために取り組めたらという
こともお話しさせていただきました。

質疑応答や講演後の意見交換で一番多かったのは、
こども医療センターが産科と新生児科の垣根を越えて
母児同室での診療・看護をしている部分
でした。どうしたら、
そういうことが出来るのか?という質問が多かったです。

セクショナリズムが少ない病院に感じた
という意見もいただきました。

産科も新生児科も<家族>を診療している意識
があるのだと思いました。自分たちが考えている以上に
産科と新生児科の診療・看護の連携はこども医療センターの
<いいところ>なんだと改めて伝えてもらった気がして
留守を守ってくれているスタッフに伝えたいと思えました。



自分の後は北九州の在宅医の長崎先生のご講演でした。

訪問看護指示書、超重症児スコア、小児在宅医療の様子など
自分にとっても気づきや学びの多いご講演でした。



印象に残っている言葉は

「 地域とは地理的概念でなく、
人と人とのつながりのネットワークが地域だと思っている」 

「 在宅医療は組織ではなく、様々なネットワークの中で行われている」 

「こどもたちの居場所を在宅医療で支えたい。」 
などでした。

成人とか小児とかの枠組みでない<在宅医>という
仕事に矜持や誇りを感じる大変素敵な講演に思っていました。

大人の在宅医療の訪問診療の全国の集計などを見ると
小児患者さんは  呼吸管理などを含め、より濃厚な医療行為
が在宅で行われていることがよくわかりました。

レスパイトの難しさなども含め、在宅医療における
成人と小児の異なる部分などを改めて
講演や質疑応答の時に感じました。

神奈川と福岡のNICUや在宅医療の現状や取り組みの
違いなども意見交換できて職種や地域を超えた連携を
感じる研究会に思えました。





九州に転居されていた当院の国内留学OGの石黒先生
嬉しい再会でした。


研究会後も懇親会で様々な
職種の方々と情報や気持ちの交換が
できました。

ドラマ「コウノドリ」をみていた人たちがすごく多い気がしました。
ドラマ「コウノドリ」に共感するような多職種の方々がいるようにも
感じ、新生児医療の盛んな九州、福岡の医療の熱意や層の厚さを
感じる気がしました。


どのかたも一生懸命さや子供達やご家族への優しさを
感じる気がして、自分も自分も場所で頑張ろうと思う研究会でした。

ご依頼から九州までの様々なご丁寧なご案内やご配慮
くださった横田先生をはじめとした
北九州市立療育センターの皆様に感動・感謝でした。

ご参加の皆様、見守ってくださった皆様、
ご意見ご感想などお寄せくだされば心強く感じます。


懇親会の後、
JCHO九州病院を見学させていただいたのですが
そのことはまた、改めて書かせていただきます。



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