山田先生、はじめまして講演会 &特別支援学校と医療の講演会


昨日の続きです。木曜日の夕方は上記の講演会を企画しました。
小児科総合研修医の皆様が10週間単位でNICU研修にやってきて
くれます。研修指導医として今年から提案させてもらった企画です。

10週間の研修を効果的にするためには、研修医自身が
自分のこれまで、神奈川に来た理由、研修前半の感想、
今後の抱負、将来の夢まで指導医などゆっくり話せる
機会がある医師に伝えるだけでなく、チーム医療のNICUで
は多くのNICUスタッフに知って貰うことが大切ではないかと
伝え準備して貰いました。

また、NICUチーム医療においてもルーキーの人柄や夢を
知り、それぞれの立場で協力できないかを考えて貰えると
いいのではないかと考えています。今年から研修開始の先生方には
必須にしたいと提案している講演会です。川村先生池田先生
に続いて賛同して準備してくれた山田先生でした。

故郷でのこども時代の自由に野性的に育ってきた?というお話し,
ご自分も小児医療にお世話になっていた時期があり,病院が
生活の身近にあったこと,高校生の時に再生医療の話しを耳にして
夢のある仕事と思って医師を志したと言うこと,
学生実習での最初に実習したのが小児科で
そこで出会った患者さんとのふれ合いが想い出深く
小児科医を目指したことなど,生徒・学生の時に考えて居たことなどを
語ってくださいました。


医師になってからは県内の藤沢市民病院の研修医となり,
こども医療センターでの小児科研修を志した経緯などをお教えくださいました。

小児科研修2年目の今年,新生児科・NICU研修になってからの
感想をお伝えくださいました。


小さなお子さん達がたくさんいらっしゃることに
驚きつつも,生命の尊さや可愛らしさを感じて
楽しいと言うこと。分娩立ち会いの時に生まれた
赤ちゃんに,必ず「可愛いねえ」と赤ちゃんに優しく
語りかけている山田先生らしい言葉に思えました。


先輩世代のメンバーには自分達が出来るようになっている部分を
改めて自覚してもらえるのではないかと思える講演内容でした。


自分の研修目標は受け身にならず自分でも自律的に
考えて欲しい,患者さんがたくさんきたとか少なかったという
偶然性任せの研修にせず,自律的な知識や技術習得,経験値を
高める方法をいくつか考えて欲しいと伝えましたが,それを
考えてきてくれた山田先生でした。
優しく,明るく,前向きに感じた山田先生らしい講演でした。


山田先生の講演を踏まえて,目標を達成するためのアドバイスを
先輩メンバーで伝えたり,新生児科として勧める研修目標なども
提案したりした講演会になりました。

研修中盤から後半に向けて1日1日を大切に
引き続き頑張ってもらえたらと思える山田先生です。

山田先生の講演会の後は,私は近隣の領家中学校で
を書きましたが,3年たって生徒さんが入れ替わったので
改めて全校生徒さん向けのNICUの命の授業をご依頼をいただき,
今秋に開催するために今回の担当の先生がご訪問いただき
事前の打ち合わせをしていた夕方でした。大変ありがたく
感じるお申し出とご訪問で役目を果たしたいと思いました。

夜は
リハビリテーション科主催の
「横浜市におけるリハビリテーション科と特別支援学校の関わりから」
という横浜市立大学附属病院のリハビリテーション科の根本先生を
お招きしての講演会に参加しておりました。外来患者さんが成長する
に連れて,学校のことをより知りたいと思える様になりました。
根本先生の語り口は穏やかで,大変温かさを感じる
ご講演に思えました。

養護学校,特別支援級の歴史,神奈川県の各校の現状,
取り組まれていること,医療ケアの割合,就労状況の現状など
様々なデータと共に大変わかりやすいお話しでした。


生徒数が増加していること,脳性麻痺などの肢体不自由は
増加は少なめで,学習障害,発達障害などの知的な障害の
生徒さんの増加が著しいことや以前に比べて,経管栄養や
気管切開などを医療的ケアと共に学校生活するお子さん達の
割合が増えていることなどをお伝えくださいました。

これは新生児医療や小児医療の現場でももちろん
実感していることでそういうお子さん達の学校生活を
お写真などを含めて伝えてくださいました。
学校での取り組み,生徒さん達の学校生活や修学旅行の
様子などの楽しそうな笑顔をみて嬉しく感じると共に
支えてくださっている
学校関係者の皆様に感謝を感じたご講演でした。


特別支援学校の現状の課題などについても上記のことなどを
大変わかりやすくお話しくださいました。

普段は外来患者産のご家族の外来での言葉を介して特別支援学校
などのことを知ってきた気がするのですが,昨日は医療者の先生から
学校の現状を伝えていただいた気がします。

終了後に大きな拍手が起き,参加していた人達
それぞれが自分達も頑張ろうと思えた講演会ではないかと
思えました。


参加者は医師はリハビリテーション科,
神経内科や整形外科の先生方がいましたが,医師は少なめで
理学・作業・言語などの療法士さんや養護学校の先生,臨床心理士さん
などの治療と教育を結んでくださっている<療育>を大切にして
くださっている院内の職員が多かった講演会です。

むしろ,センターにいる
こういう職種の皆様の熱心に話しを聞いているお姿にも心強さや
自分のいる医療センターの<強み>や<誇り>を感じるコメディカルの
皆様の存在に思えました。

私自身もそうですが,
医療センターの役目は救命や治癒を目指した治療や<医学>の研究の場だけでなく,
早産であろうと病気であろうとも社会の中で生活していくことを
支える医療・療育としての場であるということを改めて感じました。

こども医療センターに集う子ども達やご家族が,高度の医療で
救命できたとしても,社会の中で孤独や生きづらさを感じることが
少なく,<共生>できるような医療を地域社会の中で出来たらと
改めて感じ,自分の仕事の中でそういうことを考えていけたらと
思えた講演会でした。出て,良かったと思える夜の講演会でした。
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Posted byNICUサポートプロジェクト

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NICUサポートプロジェクト  
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Kさんの父様、メッセージありがとうございます。お気持ちに心寄せさせて頂けたらと思いました。動画拝見させて貰いました。感動しました。歌とマッチしていますね、様々なことを想い出し、涙を感じつつ、かわいらしさを讃えたいとも思いました。素敵な動画に思えました。教えて下さりありがとうございます。上記の動画、このHPで紹介いたしてもいいでしょうか? 娘さんを知る多くの人に伝えたいと思えるならご紹介させて頂きます。今はまだその時でないと感じるなら紹介せずにおきます。お気持ちのままで構わないと思います。宜しかったら御返事頂ければと思います。