第54回神奈川胎児エコー研究会に参加報告& 日曜日の様々な再会


日曜日の朝のNICUです。今年の3月までの3年間一緒にNICUで
働いてくださった山口先生です。今は東京の療育施設で研修中
ですが,月に1回土曜日のNICU当直を手伝ってくれています。

山口先生の元気な様子,療育での経験や感じていることなどを
聞かせて貰ったり,NICUのその後のことを伝えたりすること
は毎月楽しみに感じている再会です。

10時からは山口先生達と一緒に
第54回神奈川胎児エコー研究会に参加しました。
この研究会は川滝先生とそのお弟子さん達と思える
医師や技師さん達がみんなで運営している勉強会ですね。
54回というのは歴史を感じるし,神奈川県の胎児診断のレベル
向上に確実に貢献していると思える勉強会の1つです。


今回も院内外から超音波技師さん,産婦人科医,様々な診療科の小児科医,
心臓外科医が休日に関わらずに参加していた盛況な勉強会に思えました。

今回は満杯の講堂の参加者だけでなく,川滝先生の取り組みで
インターネットを使って全国30箇所にも講演を中継していた
というスケールがどんどん大きくなる勉強会ですね。



今回のテーマは「単心室の診断と治療」というテーマでした。


講師陣は川滝先生のみならず,
榊原記念病院の心臓血管外科の高橋先生,
榊原記念病院の循環器内科の朴先生
慶応大学小児科の前田先生が講師として
きてくださり,単心室の発生・解剖・胎児診断・内科治療・
外科治療など多岐にわたる基本から応用編まで
講演くださいました。


元東京女子医大循環器小児科・前長野こども病院
の循環器科で胎児心臓病学会の創設者である
里見先生が特別講演で先天性心疾患の胎児診断の
歴史と現状と今後への展望をお話しくださいました。

10時から16時までのもりだくさんの講演会でした。
川滝先生の
「わからないことを数えて落ち込むのではなく,
今回知ったことを数えて喜んでいきましょう。今後とも
勉強し続けていきましょう」という趣旨の言葉が
この研究会の継続し続けているメッセージかなと思えました。
準備・運営の皆様,ありがとうございました。

研究会の後は小児循環器学の研修を東京女子医大循環器小児科
でさせていただいていた頃の指導医であり,恩師と思える
朴先生にはじめての神奈川県立こども医療センターを
案内して欲しいといっていただきました。
こういう臨床医・指導医になりたいと憧れた朴先生との
再会の時間は懐かしく,嬉しい時間でした。

総長と一緒に案内させて
頂きました。静岡こども病院で現在頑張っていらっしゃる
以前から存じ上げている新生児循環の話しを話していて
凄く楽しく感じる藤岡先生や玉置先生と大学の同級という
先生と一緒に病院案内をさせていただきました。


病院案内の途中で偶然出会ったお散歩中の
このブログの最多出演してくれていたたっくんご家族です。
4年間のNICU生活を卒業し,小児科病棟での日々を楽しんで
いらっしゃいますね。

こちらが嬉しくなるくらい,大きな笑顔をみせてくださり,
嬉しい再会でした。ありがとうございました。


病院案内の最後はNICUです。


朴先生には小児循環器科研修当時に「ここで研修して,
ヒントをみつけて,いつかはNICUに戻って,
早産児の死亡や脳性麻痺をなくしたい」という希望を聞いて
貰った後当時を想い出しつつ,相談にのってもらい,
去りがたかったけど,再度,NICUに戻った当時を想い出しました。

「朴先生と別れた後,小児循環器学からは離れたけど,
自分はずっとこの病棟にいて,早産児の死亡や脳性麻痺を
減らすことを目指し続けています。」ということを伝えられて
感慨深く感じました。

に書かせていただいたような
メディカルトリビューンに特集して貰った記事や最近
英語論文として発表したような早産児の生存率の向上や
脳性麻痺の減少の治療成績の変遷などを伝えさせていただき,
喜んでくださった朴先生の笑顔は何より嬉しく感じる報告の
時間でした。

恩師に会ったときに<当時の恩返し>に喜んでもらえる
ような報告が出来るように頑張っていこうと思えた再会でした。

指導した人,指導された人,それぞれにまた,
出逢える日を楽しみに,今一緒にいる人達との
ご縁を大切に頑張っていけたらと思える時間でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下記に参加してみました。
下記クリックするとわかりますが,
医療情報の250を越えるブログで上位になって
います。
皆様の下記の応援クリックのおかげだと思います。


 

 
にほんブログ村
<医療情報>か
<未熟児育児>のどちらかを
クリックしてくだされば投票になり,多ければ
読んでくれようとする人が増えるかもと感じています。
皆様と一緒に日々伝えていけたらと感じています。



関連記事
Posted byNICUサポートプロジェクト

Comments 3

There are no comments yet.
たっくんパパ  
No title

この写真を撮っていただいた日に、偶然山口先生にお会いしました。ちょうど月に1回土曜日のNICU当直の日だったのですね。太晴も覚えていた様子で、笑いかけていましたが、久々にお会いできて良かったです。月に一回とは言え、このように手伝ってくださる山口先生の存在は頼もしく、嬉しく感じますね。
豊島先生の記事を読んで、「ご縁」って大切だと感じました。これまでの様々なご縁があって、今はこちらの神奈川こども医療センターにお世話になっていますが、周りの温かいスタッフの皆さんに見守られ、太晴は日々成長しています。そして、これからもお世話になっていくと思いますので、このご縁を大切に、自分も親として出来る限りのことをして、太晴との日々を過ごしていきたいとあらためて感じました。ありがとうございます。

あみママ  
No title

またまた山口先生登場嬉しいです^_^
あみちゃん家族も山口先生に会いたいです☆
この間ほぼ10ヶ月ぶりくらいに生たっくんに会えました!
NICUで築き上げたたっくんとの関係…。久々の再会でしたがたっくん笑顔たくさんで嬉しかったよー。
そして今日の外来ではあみちゃん退院ぶりに元プライマリーの看護師さんに会えました!歩いてる姿を見せられて嬉しかったです(≧∇≦)
たっくんパパがコメントしているように私もあみちゃんを産んでからたくさんの「ご縁」があったな~と実感しています。たくさんの人の支えや励ましの上に今の生活があることに感謝の気持ちでいっぱいです。そして自分自身も少しでも出会った人達の支えになれたり、頑張る力を分けられたらいいなと感じています。

NICUサポートプロジェクト  
No title

たっくんパパさん,あみちゃんママさん,メッセージありがとうございます。山口先生には「担当した御家族が喜ぶから,,,」といって,嫌がる素振りを無理矢理写真撮らせてもらっています(^_^;) ということで,メッセージ頂き嬉しく感じます。山口先生を離れていても応援する人たちがいること,帰りたくなったらいつでも帰りを喜んでいる人たち,待っている人たちがいることを伝えつつ,今の研修を頑張ってもらえたらと思うのでお二人のメッセージは心強いです(^o^) ありがとうございました。また,たくさんの<ご縁>という言葉に共感しました。<ご縁>というのは一方向ではありえないので,ご縁が多いと感じられるとしたら,誰かを支えようとする気持ちもあるからではないでしょうか? <ご縁>という言葉は<感謝>という言葉でも,<支え合い>という言葉にも意訳できるかなと最近思える私でした。