悲しみだけでなく、温かさを感じる再会。。。;神奈川県立こども医療センター慰霊式 2019
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本日の夕方、こども医療センターの中にある南養護学校に向かう途中で出会ったご家族です。NICUに入院したはるくん、湊くんの2人のご兄弟以外の4人兄弟のお二人ですね。作業療法を受けているみなとくんを待っているということでした。「コウノドリ(2015)」のNICU編のようすけくんの物語に重なるような経過はるくんへ(2012年4月)に登場していたご家族の7年後の未来です。コウノドリ(2015)の第9話のゆうたくん、ようすけくん、新井...
グリーフシェアとは「心の寄り添い」:第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会の参加報告(その2)
緩和ケアは<あきらめの医療>ではない:NICUのグリーフシェア:第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会の参加報告(その1)の続き、(その2)です。今晩は自分の後に講演されたえいき君ご家族から頂いた講演スライドをこの場所に掲載させていただきます。時間ギリギリで新潟入りしたのですが、はじめてお会いしたえいきくんご家族でしたが、ツィッターやブログを見守ってくださっているということで「新しいNICU」のことなども感...
神様がくれた<おまけの指>:「そのとき、そのときを大切に」
横須賀で「新生児医療の現場から、問われる共生社会のあり方」の講演の続きです。講演の後は参加して下さった皆様と会場で意見交換などした後、今回の講演会の企画をしてくださったまさやくんの祖母様と様々なお話しをさせていただいたこの日でした。この地区で校長先生を含め、長年小学校の先生をされていたとのことです。まさやくんの祖母様に、お孫さんとの日々を踏まえて今回の講演会を企画した趣旨を書いて下さった文章を見せ...
NICUで有終を見届けるその先に
文化の日,祝日の横浜みなとみらいを見渡せる丘の上にあるこども医療センターです。祝日も誰かが働いているNICUです。ただ,自分やその他のメンバーがこの日,登院した理由の大きな一つは,NICUで有終を見届けた赤ちゃんとご家族のご退院を見送りたいと思ってです。救命は叶わなかったけど,確かにこの世で頑張っていた赤ちゃんがいて赤ちゃんと一緒に過ごした御家族の願いや祈りを見守らせていただいた自分達としては有終を讃え...
学会シンポジウム「再考:重篤な疾患を持つ新生児の家族と医療スタッフの話し合いのガイドライン」:第59回日本未熟児新生児学会学術集会の参加報告(その3)
第59回日本未熟児新生児学会学術集会の最終日の午前中の報告です。自分は今回の学会の役目はシンポジウム「再考:重篤な疾患を持つ新生児の家族と医療スタッフの話し合いのガイドライン」のシンポジストを努める事でした。大阪発達総合療育センターの船戸先生に発表をお奨めいただいての役目でした。医療の現場でおいての話し合いを大切にしたいと思っている様々な人たちが集ったシンポジウム会場でした。シンポジストの最初は横浜...